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サウジ、アブドラ国王死去、サウジの石油政策変更なしとして23日NY原油続落、バレル45.59ドル、

2015-01-24 10:21:23 | 経済学
一方、ユーロ、対ドルで11年ぶり安値(学校で教えてくれない経済学)


「NY原油(WTI)先物相場は23日、続落バレル45.59ドルで取引を終えた。サウジアラビアのアブドラ国王死去後同国の石油戦略が変わることはないとの見方から売られた」と23日付ブルームバーグ電子版でMormingZhou記者は書いた。「LAF調査ディレクター、カイル・クレーバー氏は『サウジでは後継者育成計画は十分進められてきた。アブドラ王死去は大きな問題でない。原油はだぶついている。一方、需要は予想されたほど強くない。市場の弱気なセンチメントを浮き彫りにしている』と語った。」と書いた。原油関連のニュースでは23日付ブルームバーグでPaulBurkhardt記者は「アフリカの石油開発ブーム棚上げかー原油下落で」の見出しで「石油探査会社はアフリカ西岸のガーナから東岸のタンザニアまでのアフリカ大陸各地での有望な油田に数十億ドル投資している。原油価格暴落で各社は高い探鉱コストについて再検討を迫られている。大半の探査が沖合のため開発コストがかさむ。原油価格のさらなる下落で裁量支出を各社が見直すと語った」と書いた。

アブドラ王死去に関して23日付WSJ紙は『アブドラ王死去で既に緊迫している米国と
サウジアラビアとの関係の先行きが益々不透明化した。特に移行期には隙が生じる。懸念している。』とアメリカ政府当局者は話したと伝えた。アブドラ王死去のニュースは、24日放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBC,ドイツZDF,フランスF2,ロシアRTSが時間を割いて伝えた。英BBCはイギリス議会に半旗が掲げられた。カメロン首相は「アブドラ国王は偉大な指導者」と称えたと伝えた。フランスF2はダボス会議出席したオランド大統領は予定を繰り上げ弔意を表すため首都リヤドへ向かった。90歳のアブドラ国王は23日、太陽が沈む前にイスラムのしきたりにのっとり埋葬された。異母弟のサルマン皇太子(79)が即位した。新国王は国営テレビで『前国王の政策を維持する』と表明した」と伝えた。

23日、NY市場では、ECB量的緩和政策発表後欧州株が急騰したが、低調な米企業決算を材料にNYダウは141ドル安、17,672ドルで取引を終えた。23日付ブルームバーグでMichelleF.Davis記者は「バンクオブニューヨークメロンやステートストリートなど金融株が下げをリードした。両社とも大幅なユーロ下落で欧州圏の収入が打撃を受けた。市場はECBの措置の評価を続けている。」と書いた。23日、NY債券市場では米国債が買われた。10年物米国債の利回りは1.789%へ低下した。NY外国為替市場では対ドルでユーロ安が一段と進み、11年振りユーロ安1ユーロ=1.1212ドルで取引された。対円では1ドル=117.74~81円、1ユーロ=132.02~07円で取引された。ドル高について「ダボス会議でルー米財務長官は『強いドルは米国にプラスだ。米国経済は世界の他の経済と比較してずっと強い』と演説の中で述べた。しかし、ダボス会議に出席した多くはドルの大幅上昇が近く米国経済に悪影響をもたらすと懸念している。ドルは対ユーロで過去一年の間に22%上昇、対円で14%高くなった。」と23日付ブルームバーグでSimonKennedy記者は書いた。

7ケ月前、バレル100ドルの原油は今45ドルだ。何事も余りの急激な変化は要注意だ。(了)

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