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11日、NY市場、トランプ氏記者会見で乱高下、ダウ98ドル高、19,954ドル、一方、ドル売られ、

2017-01-12 11:10:27 | 経済学
一時、1ドル=114.25円(学校で教えてくれない経済学)


トランプ次期米大統領の記者会見が11日開かれ「トランプ氏は米大統領選挙に影響を及ぼすためにロシアがサイバー攻撃に関与したとの考えを初めて明らかにした。一方、ロシア関係者がトランプ氏の個人情報にも不正アクセスしたとする未確認情報が流失したことについては激しく抗議した」と12日付けWSJ紙電子版でCarolE.Lee記者は書いた。12日朝放送のNHK/BS「ワールドニユース」で英BBCは「ロシアがトランプ氏の不名誉な情報を持っていると記者会見で指摘されたとき、トランプ氏は全くのでっち上げだと否定した。」と伝えた。12日付けのWSJ紙電子版でBradleyHope記者は「英情報機関の元職員で現在民間のセキュリティ調査会社に勤務する人物がトランプ氏のロシアでの行為やロシア政府との関係について10日報告書にまとめた。」と書いた。12日放送のロシアTVは「トランプ氏は記者会見でロシアがアメリカ大統領選挙の際、サイバー攻撃した可能性があると認めた。一方、トランプ氏はロシアはISとの戦いで成功した。ISを作ったのはオバマ大統領だと話した。トランプ氏はロシアとアメリカとの関係は最悪の状態にある。ロシアとの関係改善は重要だと述べた」と伝えた。ドイツZDFは「トランプ氏は11日の記者会見で『プーチン大統領と折り合えるかどうかはわからないが、ロシアとの関係は改善できる』と話した」と伝えた。

11日のNY市場ではトランプ氏の米大統領選挙勝利後の初めて記者会見で株、為替、債券市場は乱高下した。12日付けブルームバーグ電子版でBrianChappatta記者は「トランプ氏は記者会見で景気刺激策の詳細をほとんど示さなかったため投資家の間で失望が広まった。NY外為市場ではドルは一時、1ドル=114.25円まで下げた。あと戻して1ドル=115.46円、1ユーロ=122.18円で取引された。 選挙後は財政出動や景気回復への期待が強まり、債券利回りが2014年来の高水準を付けた。つれてドルも14年ぶりの高値を付けていた。投資家の間で持続性が改めて問い直されている。」と書いた。「1日のNY株式市場はトランプ記者会見で激しく上下したが買戻しが入り、NYダウは98ドル高、19,954ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)がバレル52.25ドルへ反発した。トランプ発言で薬品株が下げたがエネルギー株が相場を牽引した。」と12日付けブルームバーグ、OliverRenick記者は書いた。NY金は安全パイとして買われ7連騰、オンス1,195.60ドルで取引された。

アジア関連では香港TVBは「中国空母遼寧が台湾海峡を通過した。領海侵犯はなかったが台湾蔡英文総統は中南米訪問中で台湾への威嚇と見られる」と伝えた。インドNDTVは「突然の高額紙幣廃止はマネーロンダリング防止のためと言われているが、インド財務相の関係筋の話では現金の比率は10%と極めて低いことが分かった。効果はない。」と伝えた。豪ABCはインド関連で「人口13億人のインドでは半分が野外で用を足す。多くの乳幼児の発育不良は汚染された水が関係しているとの調査が出た。長年の習慣は一挙に変えられない。10年要すると専門家はみている」と伝えた。フイリピンテレビは13,14日、安倍首相はフイリピン訪問、ダバオのドゥテルテ大統領私邸で会談が行われる。」と伝えた。(了)

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