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トランプ大統領のパイプライン建設承認を好感、NYダウ112ドル高、株高材料にドル買い戻し

2017-01-25 11:25:09 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


トランプ米大統領が24日、キースト・XLとダコタアクセスの2つのパイプライン建設の大統領令署名を好感、NY株式市場は反発、NYダウは112ドル高、19,912ドルで取引を終えた。NY外為市場では米株高を材料に債券が売られ、利回りが上昇、1ドル=113.83~84円、1ユーロ=122.12~22円で取引された。25日付けのブルームバーグ電子版で米国とその他の国、特に日本との利回り格差が再び意識されたことが背景だと一部専門家は指摘したと書いた。NY原油(WTI)はパイプライン建設の大統領令を受けて反発、バレル53.18ドルで取引された。NY金はドル反発を受けてオンス1,210.30ドルへ反落した。

24日付けのWSJ紙社説で「トランプ氏TTP離脱、中国の勝利と日本の敗北」の見出しで「トランプ米大統領はTPPからの離脱のための大統領令に署名し公約の一つを果たした。今後、その行動がもたらす影響に対処しなければならない。特に米国の経済的な関与と中国との戦略的利益に対する新たな懸念が生じている。」と書いた。24日付けWSJ紙電子版でSiobhanHughes記者は「米国のTPP正式離脱の大統領令でTPP成立に全力を尽くしてきた共和党議員は同党の大統領に対する失望感を押し殺した。その時民主党と共和党を引き離してきた通商政策をめぐる境界線が消滅した。」と書いた。25日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「トランプ大統領のTPP離脱大統領令署名で中国は会心の笑みを浮かべた。中国は自らの立場を拡大できるからだ。」と伝えた。韓国KBSは25日朝の放送で「中国外交部、華報道官は『南シナ海は中国の領土である。中国に対するいかなる干渉も容認できない。アメリカは言動を慎むべきだ。」と語った。ホワイトハウス、スペンサー報道官は前日、南シナ海問題でアメリカが介入する意思を示していたと伝えた。25日放送の中国CCTVは「トランプ米大統領はTPP離脱大統領令に署名した。安倍首相はアメリカに理解を求めると答えた。アメリカの同盟国で不確実性が高まった」と伝えた。

25日朝放送のドイツZDFは「ドイツでは9月に連邦議会選挙が行われる。首相候補に前EU議長のシュルツ氏がSPD社会民主党代表として名乗り挙げる。CDUキリスト教民主同盟代表のメルケル首相に怖い存在になる可能性が出て来た。最近の世論調査では政党支持率はCDU37% ,SPD20%,AfD(ドイツの為の選択肢)15%とCDU有利は変わらない。首相としてはメルケル首相56%に対してシュルツ氏は57% となっている。」と伝えた。25日放送の英BBCは「英最高裁判所は政府がEU離脱を通知する際は議会の承認が必要との判断を示した。メイ首相の報道官は『裁判所の判断を尊重する』との談話を発表した。一方、裁判所はスコットランド、ウエールズ、北アイルランド自治政府には承認は必要ないとしたが、自治政府は反発している。英議会では国民投票の意思は尊重するという空気である。メイ首相は3月末までにEU離脱を通知する考えを変えていない。英議会では承認されると見られている。」と伝えた。

植木鉢(米国)の下で安心して生きていた玉虫ハサミムシ(日本)が右往左往している。(了)

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