ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

体が硬い!! スカルセラピーで治療 (1/22の臨床実践塾)

2017-01-22 08:45:02 | 診断即治療と虹彩学

「あれっ? 手がひっくり返る。あれっ?」



この方は、前にも別の治療で写真を載せさせてもらったことがある方で、先に写真掲載許可のお願いをしましたら、
「ええ、どうぞどうぞ、僕の顔で良かったら・笑」と言ってくれました。

体が硬いと言う人は多いのですが、この方のように硬い人は少ない。
上の写真は、何をしているかというと、スカルセラピー後に、体の硬さの変化を診ています。

スカルセラピーをした後、ご自身でいろいろ体を動かしていたのですが、急に大きな声で、

「あれっ? 手がひっくり返る。あれっ?」と声を出していて、意味がわからないので聞いてみました。

「え? え? 何がですか? 何がひっくり返ったのですか?」

「いや、手の平がね、こんなにひっくり返らなかったんです」

「えっ?」

「手がね、普通の人はこうすると手の平がひっくり返るのに、僕はそれができなかったんですよ」と、手の指を組んで、今、出来ているポーズを見せてくれました。
これは普通に考えると何でもないことのように思います。

おそらく、このブログを読んでいる方も、こういう体の硬い人をあまり見たことがないと思うので、言ってる意味がわからないと思います。
それはこうです。

たとえば皆さんが、両手の指を組んで、顔の前で手の平をひっくり返そうと思えば、簡単にひっくり返ると思います。
ところがこの方は、体が硬くて、それができなかったと言うのです。

下の写真を見ると、少し想像ができると思います。
これが治療前の手の外転で、これだけ外転させるのにも、手の平に集中して外転をさせていました。


「これぐらいしか回りませんね」


これが治療後の手の外転ですが、「お! お!」と言いながら、余裕の顔をして手の平を外転させていました。


「お、お、楽ですわー。ええー! ほれ!」


おそらく、この簡単な手の平の外転が、ある意味コンプレックスになっていたかも知れません。
多くの人が簡単にできることを自分はできない、となると、「何とかできるようになりたい」と思うのが人情だと思うからです。

スカルセラピーは、こんなところにも人を喜ばすテクニックがあるんだ、と考えてしまいました。
人に喜んでもらうことは、全ての人が望んでいることです。
喜びは豊かさです。

孔子は、自分だけのことを考える人を「小人」と呼びました。
そして、人や社会のことを先に考える人を「君子」と呼びました。
このスカルセラピーが、孔子の教えのように、「人や社会のことを先に考えることのできる人」に役立つ道具になるなら、広く世間に知らせてあげたいものです。

きょうは、その序幕としてのセミナーです。
参加者がそのことに目覚めてくれればスタートラインに立つ準備として成功です。
「技術」とか「テクニック」とかの講習ではなく、もう少し広い世界を見つめる講習にすることができれば幸いです。
すみません。大きなことを言って。 (゚゚)(。。)ペコッ

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日高義樹さん大いに語るat 大阪福祉会館(スケッチ&コメント)

2017-01-22 08:10:40 | スケッチ


日高義樹さん大いに語る

江嵜企画代表・Ken




国際ジャーなリストの日高義樹さんの講演会が大阪上本町6丁目にある大阪福祉会館で1月21日(土)午後2時半から開かれ家族同道楽しみにして出かけた。全席予約255は満席だった。講演会の日程はほぼ1年前に決まっていた。トランプ氏が米大統領になることは、当時は誰も予想していなかったと伝えられるから、日高さんもおそらくそうだろうと勝手に想像している。

「マスコミはヒラリーが好きだから本当のことを伝えていない」と日高さんは口火を切った。ここ4~5年の間に、北朝鮮だけでなくイラン、中国、ロシアと核装備を強化していた。このまま放置していたら世界中が大変になるとアメリカ人が思った。ヒラリーに任したら危ない。そんな危機感からアメリカ人がトランプ氏を大統領に選んだのではないかと日高さんは話を続けた。

ワシントン市内の窓ガラスを割るなどトランプ大統領に反対する黒人のデモがあった。トランプ大統領はアメリカ人の半分が反対している。その半分の半分、アメリカ人の25%が黒人だ。彼らの多くはフードスタンプといってある種食事手当をもらって生活している。トランプになれば自分たちの生活が脅かされる。そのことを彼らは深刻に心配している。

トランプ氏が米大統領になった。それは世界的にみればアメリカの為になる。しかし、この先、自分たちの生活がこの日のトランプ氏の就任演説にあったような政策をやられると困ると思う人の数がどんどんこの先増えていく可能性がある。それがトランプ大統領に足かせになるだろうと日高さんは明快に話した。

オバマ政権は1月11日に1,500人の米軍をポーランドに送った。アメリカはポーランドを占領した。今ポーランドや特にバルト3国では2017年中にロシアに占領されると本気で心配している。アメリカはゴラン高原に1000台の戦車を今年に入り配備した。イラン軍に対応した動きである。イラン、中国、ロシアが軍事的影響力を急速に高めてきている。2008年、オバマさんが大統領に就任したころと比べて様変わりだ。特に中国がそうだ。ティラーソン次期国務長官は上院での公聴会でロシアと中国の脅威を指摘したことに既にアメリカの意向が現れていると話した。中東ではISISイスラム国の脅威が増していると指摘した。中国との関連では米FRBが金利を4%まで上げれば中国は破たんすると話した。FRBの利上げ政策が今後のアメリカの落とし穴になるかもしれないと指摘した。

トランプ政権はおおよそ5つのことをやろうとしている。第1に2008年のリーマンショックを経験に規制を強化した。その規制を緩和する。そのことで1兆ドル出てくる。第2に公共投資に1兆ドル投資する。オバマさんはタール原油をメキシコ湾に運ぶパイプライン工事を環境保護のため停止させた工事だけで1兆ドル出てくる。3番目に核装備を強化する中国やロシアに対抗するためだ。軍事力強化に2兆ドル使う。4番目にレーガン、ブッシュ政権に実施した法人税減税、5番目にアメリカ企業にアメリカで仕事をさせる。都合10兆ドル出てくるとハドソン研究所などは試算していると話した。

講演のあと5人が質問した。3日目の人が「オバマさんはエンジエル・プレジデントと呼ばれていた。トランプ氏はどうか」と聞いた。日高さんは「2008年にアメリカ人はオバマさんに期待した。彼はしゃべるだけで何もしてくれなかったとアメリカ人は評価した。ヒラリーは頭はいいが人が悪いと思われている。トランプ氏にはイデオロギーはない。彼はビズネスマンだからアメリカにお金儲けさせようとしている。大統領に加えて上下両院、州知事すべて共和党が多数を占めた。アメリカ人が2016年の選挙で共和党を選んだ。」と答えた。

講演の中で、アメリカ人は朝鮮人は好きでないが中国人は好きな人が多い。日本人は怖いと思っているアメリカ人が多いと話した言葉が強く印象に残った。アメリカの海兵隊は韓国派遣を嫌がるが沖縄はいいと話す。韓国部隊には一日50ドルの余分の手当てが出るとたとえ話で紹介した。日本では日高さんのことをいろいろ言う人は多い。ただ、NHKワシントン特派員時代からかれこれ50年近くアメリカ経験がある。なに気ない氏の一言一言の中にワシントン経験が垣間見えて面白かった。(了)

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