前後屈のテスト
昨日のお昼休みに、スタッフに「検査に合わせて、新しい治療を証明する方法を見つけてください」と話しておいた。
新しい治療法と言うのは、ツボではなく、筋肉や膜を動かす、非常にソフトな治療法です。
暫くして、「何か見つけましたか?」と聞くと、
「前屈と後屈が脾経で変わるんです」と言う。
ピンと来たので、「ああ、脾経は任脈に通じるから、脾経を動かしても前屈や後屈が変化するでしょうね」と答えた。
つまり、上の写真のように前後に体を曲げるテストで、脾経を動かすとグーッと曲がるというわけです。
そして彼らが質問してきました。
「督脈は何と関係あるのですか?」
「督脈は膀胱経と平行に走っているので、膀胱経と関係していると観ていいですよ」
「ああ、なるほど」
しかし、彼らは脾経を動かしたのに、前後屈が楽になったと言う。
これには少し興味が湧いた。
なぜなら、私は経験的に、任脈の異変を督脈で調整する事が多かったからで、具体的な実験はした事がなかったからです。
おもしろい。
きょうは、オステオパシーの勉強会に行くので、これぐらいにしますが、この問題は改めて検討してみたいと思います。
きのうは、結構忙しかったので、スタッフの皆さんの集中力が高くなり、インスピレーションがいいように働いて、このような実験ができたのではないか、と考えました。