大阪国際交流センター
昨日の臨床実践樹会場は、久しぶりに国際交流センターで行いました。
私がうっかりして、大阪教育会館の会場予約が遅れたために、1月と2月は国債恐竜センターで行なうことにしたからです。
国際交流センターでセミナーをするのは、1年半ぶりぐらいだと思いますが、参加者の皆さんも「懐かしいなー」なんて言っておりました。
たった1年半ですが、そういう感じになるんですねー。
第一部の講義は、 ほうしょう鍼灸治療院の松田篤人先生 が「易学」についてお話してくれました。
無双原理易を基本にお話ししていましたが、ちょっと中医学での易が混ざったりしていました。
第二部は私が「治療になる診断」というタイトルでお話しました。
治療になる診断とは、「診断がそのまま治療になる」という意味で、そのようなタイトルを付けたがですが、今までとは違うパターンでしたので、参加者の方々の反応が遅かったように感じました。(笑)
最近、ブログによく書いているスカセラ(スカルセラピー)の治療法を紹介したのです。
スカセラは、診断しながら治療を行なうという、かなりおもしろい治療法ですので、「あれっ? あれっ?」と思っている間には治療が済んでいるからです。
しかも、時間も短いし、手法も簡単なので、「あっけなく終わる」という感じの治療法なのです。
おもしろいです。
実技を見たら、普通は笑ってしまうところなだと思えるところも、あまりに簡単な診断・治療法だったからか、笑う人がいないのです。
真剣にジッと見つめられると、こちらが緊張します。
参加者の中には、来月出産という方もいましたので、そのお腹が気になって、視覚からはずさないようにしていました。
というのは、両手を上に挙げてバンザイで診断する方法もあったからです。
ちょっとひやひやしました。
私が予想していたより、反応が遅いと思ったので、セミナー終了後に聞いてみました。
「きょうのは、もの凄くおもしろいと思ったのですが、反応がいまひとつでした。あまり面白くなかったのですかねー」
「いやー、ものすごく面白かったのですが、盛りだくさんだったし、すごいスピードで進んだので、着いて来れなかったんじゃないですか」
「そうですか。反応がないと落ち込んでしまうのですよ私は」
「いや、きょうのはすごかったと思いますよ。タイトルに書かれたように、治療がそのままマーケティングになる、というのがよくわかりましたよ」
「そうですか、そう言ってもらうと安心しますね」
「いえ、ほんとに良かったです。誰にも教えたくありません」
また、メールでやり取りした方もいたのですが、その方も
「セミナーが早く進むので、笑う暇がなかったんじゃないですか」と書いていました。
来月は、テキストを順序よくまとめて、一つ一つ解説するつもりですので、初めて参加する方でも理解できると思います。