膝裏を調べながら(触るだけという感じで)矯正しました
右の足先がが伸びていましたが、ほとんど正常に成ました
最近考えだした治療法を「スカセラ」と名付けることにしました。
と言うのは、名称がないとカルテに記載するときに長くなるし、話をする時も、いちいちスカルセラピーの説明しなければならないからです。
スカセラの由来は、いろいろあります。
「スカル」とは頭蓋骨のことで、「セラピー」とは治療するという意味です。
ですから、「頭蓋骨を中心に治療する」という意味です。
「スカル=頭蓋骨」の奥に収められた脳は全ての器官とつながっています。
スカルは全てを統括する脳を支えているわけです。
その全てを統括するスカルをセラピー(治療)することで、いろいろな治療ができるわけです。
そして、名付けに際して日々考えていたことは、以下のような事柄です。
① スカルセラピーで使うテクニックを基本にする
② そのテクニックをスカルセラピーに含める
③ 他のクラニオ系の名称と混同させたくない
④ 手技だけでは難しいときには鍼灸も用いる
⑤ 頭蓋JAAでの「頭蓋配置」も含める
頭蓋JAAとは「頭蓋関節調整法」のこと
この頃は頻繁にスカセラを使っています。
昨日も「右膝が痛い。重たい」という方が来られました。
脈診や脊椎診をする前に、
「どれどれ、膝から治してみましょう」とスカセラをやりました。
上の写真が、スカセラをやっている写真です。
膝裏と足の趾を触るという、たったこれだけの治療です。
それでどうなったかと言うと、すぐに膝は軽くなり、楽になりました。
この方が仰臥に寝たときは、最初は右の足先だけが伸びていました。
しかし、スカセラの後は、左の足先と同じようになりました。
2番目の写真がそうです。
ちょっと残念なのは、最初の写真を撮ってなかったので、ビフォーアフターが見せられないことです。
今後は、患者さんの承諾が得られれば、できるだけビデオ撮影をさせてもらうつもりです。
「こんな簡単に治るなんて信じられない」と思うかもしれませんが、これから時間の許す限り臨床を書いていきますので、時間のある時に読んでみてください。
信じなくても結構ですので、でっきれば覗いてみてください。
この膝痛の治療を、ちょっと理論的に書いてみますと、片方のつま先が伸びているということは、つま先の伸びた方の踵側が引っ張られているわけです。
ですからそれを開放すると、引っ張りが解けてつま先が戻ってくるわけです。
ということは、下腿の後方の筋肉にあった過緊張がほぐれたわけです。
しかし、もみほぐすだけだと、気持ちは良くてもそんなには緩みません。
そこにテクニックがあるわけです。
自分で言うのも何ですが、すごく面白いテクニックです。
自分でも感心するほどのテクニックです。