股関節と仙腸関節の調整をすると
この方は、何故か服を着るのを嫌がるので、いつも上は裸です(^_^;)
「頭を左に倒すと、右頸の付根が痛いんですが……」という方が来られた。
診ると、胸椎上部と頚椎の間で、少しズレがありましたので、座位のままで調整してあげてから、
「どうですか首は」と聞くと、首を左右に曲げてから、
「あ、はい。大丈夫みたいです」と言う。
その後、全身を調整するために仰臥になってもらいましたら、上の左側の写真のように、左の足が左に倒れていました。
そこで、股関節と仙腸関節の調整をしたら、右の写真のように、両方の足が真っ直ぐになりました。
これは、何を意味するかと言うと、本人では気付かなくても、股関節と仙腸関節の歪みが原因で、歩くときに疲労が出て来やすいのです。
ちょっと考えるとわかるのですが、足先は左に向いたまま、体は前を向いていますので、足と体幹の間に「捻れ」が生じているわけです。
そのままの状態でいると、
「理由はわからないが疲れが溜まる」
「何故か疲れがとれない」
というような症状が出て来るわけです。
そこで股関節や仙腸関節の調整をするわけですが、最近面白い調整法をみつけました。
自分で調整する方法です。
難しくないので、誰でもできる方法です。
それがあれば、下肢と体幹の捻れからくる「疲労感」や「歩き難さ」などが解決できます。
当院へ来る何人かの患者さんには教えてあるのですが、この方法で簡単に腰痛が治る方もいます。
ですから、2月26日(日)の臨床実践塾では、その実技も行いたいと思います。
2月26日(日)の臨床実践塾・第一部は、前回の復習会も兼ねますので、この方法をしっかり身に付けてほしいと考えています。
※前回の臨床実践塾に参加された方は、2月26日(日)の第一部は参加費免除ですので、時間のある方はどうぞご参加ください。