ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

水仙が声をかけてくれました(スケッチ&コメント)

2017-02-21 19:05:50 | スケッチ


水仙が声をかけてくれました

江嵜企画代表・Ken



雨上がりの先週木曜日、2月16日の午後なんとなく水仙が呼んでいるような気がして例の更地を訪れ、今を盛りと咲いている花をスケッチした。帰宅して郵便ポストを開けたところ杉本文男様が1月13日逝去されたこと、「杉本文男の思い出を語る会」開催の案内状に∼杉本文男が愛した水仙∼の添え書きで水仙のスケッチが添付されており、正直どきりとした。

筆者は日本化学繊維協会に42年間奉職した。レーヨン部会、レーヨン振興委員会で杉本文男様には格別のお世話になり忘れがたい方のお1人である。定年退職後は年賀状の交信のみのお付き合いとなったが、毎年、光栄にも賀状にお昼食事のお誘いが付記されていた。杉本様のお言葉に甘えてご馳走になっていた。その賀状がここ3年届かなくなった。内心心配はしていた。このたびの訃報である。

杉本文男様は20年前の1996年9月30日に名著「化繊一代~旭化成とともに40年~」を刊行された。改めて同著の巻末を開いたところ、「行き暮れて萩散る里や石仏」(於播州石仏)の添え書きと並ぶ石仏の間から杉本文男様がお顔を出しておられる一枚の写真が添えられていた。昨年、西宮文化協会秋行事として同石仏を訪れたとき、短い見学の時間だったが何人かに促されたかのように筆を走らせた絵を再度添付ささせていただいた次第である。

今回の水仙のスケッチ画もつたないしろものであるが、ご霊前にお供えいただければありがたい旨したため、明日にでも別便で僭越ながらご遺族宛,送らせていただく予定である。 合掌



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腰痛と塩分 減塩で筋肉がフニャフニャになる (2/26臨床実践塾の準備)

2017-02-21 08:27:43 | 診断即治療と虹彩学
   

腕を捻ると、一回転するのではないかと思われるほどフニャフニャです



病院を何件も回り、CTやMRIでの画像検査も何度かやり、鍼灸院や接骨院はも「いい」と聞けばすぐに行ったという方が来られました。
若い方なのですが、寝起きもスムーズにできません。

こういう方の多くが、「減塩」をしています。
筋肉は塩分が不足すると、どうなるかというと、塩(食塩)は、「塩化ナトリウム」という物質でできていますが、これは「塩素」と「ナトリウム」が結合してできたものです。

この中で、ナトリウムは細胞の外にある液体(細胞外液)に存在し、細胞外液にある液体の濃さを一定に保つ働きをします。
そのためナトリウムが不足したり過剰摂取したりすると、一定に保たれていた細胞外液の浸透圧が変わり、結果的に細胞内の浸透圧のバランスが変わってしまいます。

人間の神経伝達や筋肉の動きには、ナトリウムが必須であり、さらにナトリウムは胃や腸などの消化液の成分にもなっています。
体で主にはたらくのはこのナトリウムの方ですが、塩素も胃酸の成分になるなどして体内ではたらいています。

少し専門的に説明しますと、血漿中(血漿とは血液で、赤血球や白血球を除いた成分)のナトリウムや塩素が不足すると、細胞の外にある液体の濃さが低くなりますが、体は低くなった濃度を正常に戻そうとして水分を体外に排出します。

これによって血漿の量が減って血液が濃縮されるわけです。
このため、各臓器への血流の量が少なくなり、体に流れる血液の量が減ってきます。
すると血圧が低くなり、血液の循環不全が起ります。

この血液循環不全の状態は、生物にとって危機になりますので、防ぐ必要があるわけです。
「人間は食物を摂らなくても2か月を生き延びることができる」と言いますが、ナトリウムが腎臓から一日に0.5g以上減ると、人間はすぐに死んでしまいます。
そして、ナトリウムが不足すると、人間の神経伝達と筋肉の動きに大きな支障が出ます。

これは過剰摂取のときに起こるよりも深刻で、必要量から不足するだけですぐにけいれんが起こるだけでなく、低血圧やめまい、神経障害も起きるので、場合によっては命に関ってきます。

それで、減塩と腰痛の関係は、減塩をすることで筋肉の機能が落ちてしまうので、骨を支えるはずの筋肉や腱が骨を(体重を)支えることができずに、骨自体に過重を掛けてしまい、脊椎や股関節や仙腸関節に歪みを作ってしまうわけで、歪んだそれらの骨格は、神経に影響を与え、痛みという警告を発するわけです。
ですから、そのような弱い筋肉になった人の腰痛を治すには、塩分俸給が必須になるわけです。

ところが、減塩を続けてきた人にとって、塩分を増やすことは一種の恐怖になります。
「塩分が体に害がある」と信じ込んでいたのですから無理もありません。
そこで、塩分が過剰か不足かを、どのように決めればいいかという問題が出てきます。

それには、30数年前から当院で指導しているいい方法があります。
「梅牆番茶」というのを飲んでもらい、「美味しい」と思ったら、塩分が不足しているので、美味しくなくなるまでの意味続けて構いません。
しかし、「塩気が多くて美味しくない」と思ったら、塩分は足りていますので、続けて飲む必要はありません。


舌足らずの説明ですが、字数制限で自動削除されましたので、割愛しました。

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