ECBが金融政策を方向転換でNYダウ、一時、320ドル安、一方、北朝鮮ミサイル核施設復いつでも打てる状態渡米専門機関発表と韓国KBS(学校で教えてくれない経済学）

「ECBが「少なくとも5月迄」の利上げを「少なくとも年内まで」行わないと方向転換した。これを受けてユーロが対ドルで売られ、1ドル＝1.1190ドルまで値下がりした。OECDが欧州の2019年の経済見通しを1.8％増から1.0％増へ下方修正した。ECBも欧州経済見通しを当初の1.8% 増を1.3％へ下方修正した。ドラギECB総裁は「欧州の中小の金融機関が資金不足に陥らないように少なくとも2021年までは十分対応する」と発言した。」と8日付のブルームバーグ電子版が伝えた。8日朝放送のスペインTVEは「ECBドラギ総裁は「欧州は景気後退には入っていないが欧州経済は安心できる状態ではない。中小の金融機関の流動性を確保する。」と語った。」と伝えた。

8日朝放送のNHK/BS｛ワールドニュース｝でブルームバーグ・ニュースは「ECBが欧州経済先行き不安を受けて政策転換した。米株価指数のS&P500が2,748ポイントと４営業日続落、2,800ライン復活期待が消滅した。ITの指標銘柄、Amazon2.6％安、Microsoft1.2％安、Apple1.2%安、Facebook2.0%安、4銘柄の頭文字をとって出来たFAMG株価指数が昨年高値から20％下落した。」と伝えた。7日のNY市場でNYダウは一時320ドル以上値上がりした。あと戻したが200ドル、0.8％安、25,473ドル、ナスダック1.1%安、S&P500,0.8%安と揃って値下がりした。米国債が買われ、10年物米債券利回りが2.643へ下落した。NY外為市場ではユーロが1ドル＝1.1190ドルまで売られた。ユーロは対円で1ユーロ＝124.87円へ値下がりした。円は対ドルでは小幅の値動きで１ドル＝111.58円で取引された。英ポンドも英国の合意無きEU離脱問題で霧が晴れていないことを受けて1ポンド＝1.3076ドルまで値下がりした。NY原油（WTI）はバレル56.66ドル、NY金はオンス1，286.10ドルと小動きだった。

韓国KBSは「米研究機関CSISは連日、北朝鮮の核施設に関する衛星写真を報道している。CSISスポークスマンは「北朝鮮が核ミサイルを中断していても素早く元に戻せることを証明した。」と話した。一部の専門家は「ハノイでの米朝首脳会談の結果を受けてアメリカに圧力をかけようとしているようだ」と語った。トランプ米大統領は「北朝鮮の核施設衛星写真報道を受けて2日続けて発言しｈた「7日の記者会見で前日の「非常に残念だ」からこの日は「ちょっと残念だが1年先を見ていて下さい」と記者団に答えた。1年先とはは2020年3月、米大統領選挙で民主党の指名候補が決まるタイミングである。ボルトンホワイトハウス補佐官はFOK通信とのインタビューで「北朝鮮の状況を慎重に観察している。」と発言した。一方、韓国外相は米ハリス大使と7日会談、在韓米軍に対する負担額を8.5％増加が決めたと話した。来月発効する。」と伝えた。8日朝放送の香港ATBは「ファ―ウエイが米テキサス州裁判所にファ―ウエイに対する米国政府の規制は米国防権限法違反であるとして提訴した。中国は最後の手段として米国政府相手に提訴に踏み切った。中国外務省、陸報道官は「中国はファーウエイの提訴を支持する」と語った。8日朝放送の中国CCTVも「中国はファ―ウエイを支持する」と話した」と伝えた。日本は全てに反応が鈍い。（了）