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NYダウ、ボーング737MAX機一時運航停止命令で乱高下も148ドル高、英議会「合意無き離脱」反対で「離脱期限延期投票へ」と英BBC(学校で教えてくれない経済学)

2019-03-14 10:17:33 | 経済学
ボーイング737Max8と9型機の一時的運航停止を13日、トランプ米大統領は命令した。13日付け英フィナンシアルタイムズ電子版は「アメリカは圧力に屈して事故同型機の運航停止を決めた。5ケ月前のインドネシアでの事故と今回のエチオピアでの事故との類似性を理由にカナダが、同型機の運航停止を決めた直後に決断した」と書いた。13日付のNYタイムズ電子版は「米航空安全局(FAA)はボーイング737Max8&9機の運航停止を発表した。インドネシア航空機墜落事故のあと2人の米パイロットが離陸直後に機体が急角度に上下する問題点を指摘していたことが明るみに出た。」と書いた。NYタイムズ紙は「世界で350機の同型機の運航が13日、一時的に停止された。」と伝えた。

14日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2は「トランプ大統領はボーイング737Max8と9型機の一時運航停止を決めた。同型機の自動操縦システムの解除で問題が生じた疑いが出ている。昨年、2人の米パイロットが問題点を指摘していた。一方、ボーイング社は仏エアバス社のライバルであるがボーイングの今回の事故を喜んでばかりおれない。フランスで現在、エアバス関連で13万人が雇用されている。一方、ボーイング社関連では35,000人が今回の雇用されている。直接737MAXの機体は生産していないがタイヤはミシュランが生産している。その他電子部品をフランス企業が供給しているためボ‐イング同型機の一時運航停止、今後の展開如何によってはフランス航空産業への影響は避けられない。」と伝えた。14日朝放送の米ABCは「トランプ大統領は13日、事故機同型機の一時運航停止を命令した。アメリカの3つの航空会社は直ちに同型機の運航を停止した。カナダが事故機と同型機の運航停止を決めた。インドネシアと今回のエチオピアでの事故との類似性が指摘された結果である」と伝えた。

13日NY市場では13日発表の2月の米物価データが落ち着いている。米FRBの利上げ見送りスタンスを支持するとして反発して始まった。ボーイング737型MAX機の一時運航停止命令が出た後、NYダウは一時急落したが148ドル、0.6%高、25,702ドルで取引を終えた。ナスダック0.7%高、S&P500は0.7%高とそれぞれ値上がりした。NY外為市場ではドルが落ち着いた米物価指数を反映して売られ、1ドル=111.28円、1ユーロ=126.11円で取引された。13日の英国議会が「合意無き離脱」を問う投票で反対多数で「合意無き離脱」がひとまず回避されたあと英ポンドとユーロが対ドルで買い戻された。NY原油(WTI)はバレル58.26ドル、NY金はオンス1,309.30ドルとそれぞれ反発した。

14日朝放送のドイツZDFは「ドイツフォルクスワーゲン社は13日、同社のEV(電気自動車)シフトを加速させる。そのため必要な資金調達の為5,000人から7,000人の人員削減に着手する。」と発表した。」と伝えた。14日朝放送の韓国KBSは「国連人権委員会は北朝鮮の人権問題に対する監視は緩めないと発表した。一方、ポンぺオ国務長官は「北の非核化は絶対条件だが、北との対話は継続している」と13日、語った。」と伝えた。(了)

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