この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。
潜伏したアレルギー
このところ『病気治し入門』の著者校正をしているのですが、自分で書いた文章なのに、面白いので読み込んでしまい、予想外に時間がかかっています。
それにしても当院のスタッフは、A-5で300ページほどある本を、よくも打ち込んでくれたものだ、と感心しています。
ありがとう!!!
校正をしながら、「この本に七星論の診断を入れるとものすごく勉強になるし、患者さんにもお説明しやすいだろうなー」なんて考えました。
それは、七星論の診断や治療が、論理的で分かり易いからです。
たとえば、上の写真の方は、先日急患で来られた方ですが、電話をくれたのはお父さんで、てっきりお父さんが来られると思っていたら、娘さんが来られました。
私にすれば予想外でしたので、多分、変な顔をしたに違いない。(^_^;)
症状を聞いてみると、「右の首が痛くて、頭痛もある」と言います。
これだけ聞くと、七星論を学んだ人なら、すぐに「多分、肝だな!」と考えることができるはずです。
それは、七星論での「経筋腱収縮牽引の原理」で考えると「肝」になるからです。
つまり、肝臓に異変が起こり、肝臓に関係する筋肉や腱が収縮して、関連部位に牽引現象を起こすという診断法があるからです。
それで脈診や脊椎診、六臓診などもしたのですが、やはり肝が原因でした。
それで肝を中心に治療を進めていったのですが、頸部に鍼をするつもりで伏臥になってもらいましたら、上の写真で赤丸で示したように、赤い斑点が出ていたのです。
潜伏したアレルギーです。
この「潜伏したアレルギー」という診断は、七星論独自のものだと考えていて、他で見たことはありません。
この斑点が現れるのは、これまでも何人か診たことがあり、このブログにも似たような写真を載せたこともあります。
アレルギーのことを書くと、範囲が広すぎるので、ここでは書きませんが、鍼灸治療をするとこのような斑点が出てくるのは「潜伏したアレルギーと診る」とだけ覚えていてください。
『病気治し入門』の校正をする前に、去年撮影したDVDの編集をしていたのですが、ほとんどが画像で解説していますので、非常に分かり易い。
最近では、症状のある部位だけを診て治療にかかる方法が増えてきましたが、そのような治療法は再発しやすいので、やはり「診断からの治療」がいいと思います。
七星論での診断は、「どの部位に、どのような症状があるのか」を聞くだけで、病因となる臓腑が判断できますし、その臓腑の反応点(ツボ)に軽い刺激を与えて、治療点を確認することもでき、そのまま治療点として使うこともできます。
だから、七星論を学んだ人は、即効的な治療ができるようになります。
そういう治療法を学びたいと考えている人は多いと思い、去年1年をかけて「特殊鍼法」として録画し、今年の初めから紹介するつもりでしたが、七星論自体が特殊な為に、編集できる人がいないのです。
ですから、それも私がやらなければならなくなりました。
そんなことで、遅れ遅れになっていますが、2本は編集を済ませましたので、3本編集したら紹介させてもらいます。
この3本を視聴すると、かなり多くの症状や病気の診断、そして治療ができるようになります。
それに加えて、5月26日(日)の臨床実践塾では、脊柱管狭窄症の治療法で、徒手や鍼灸を使って、腰部から足部までの治療方法を解説をしますので、興味のある方はご一報ください。
具体的には、椎間板ヘルニア、腰椎後彎、骨盤開大、仙腸関節通、股関節痛、大腿部痛、膝関節痛、足関節痛、足部痛などの治療方法になりますが、このブログに書いた「臨床実践塾準備」というタイトルに含まれた内容も含まれます。
スタッフを入れて10名程度で行う予定で、申込は早々に打ち切る可能性がありますので、ご了承ください。
臨床鍼灸治療院:06-6765-7622
(休診日は留守録をしていただくと、折り返し連絡させて頂きます。
潜伏したアレルギー
このところ『病気治し入門』の著者校正をしているのですが、自分で書いた文章なのに、面白いので読み込んでしまい、予想外に時間がかかっています。
それにしても当院のスタッフは、A-5で300ページほどある本を、よくも打ち込んでくれたものだ、と感心しています。
ありがとう!!!
校正をしながら、「この本に七星論の診断を入れるとものすごく勉強になるし、患者さんにもお説明しやすいだろうなー」なんて考えました。
それは、七星論の診断や治療が、論理的で分かり易いからです。
たとえば、上の写真の方は、先日急患で来られた方ですが、電話をくれたのはお父さんで、てっきりお父さんが来られると思っていたら、娘さんが来られました。
私にすれば予想外でしたので、多分、変な顔をしたに違いない。(^_^;)
症状を聞いてみると、「右の首が痛くて、頭痛もある」と言います。
これだけ聞くと、七星論を学んだ人なら、すぐに「多分、肝だな!」と考えることができるはずです。
それは、七星論での「経筋腱収縮牽引の原理」で考えると「肝」になるからです。
つまり、肝臓に異変が起こり、肝臓に関係する筋肉や腱が収縮して、関連部位に牽引現象を起こすという診断法があるからです。
それで脈診や脊椎診、六臓診などもしたのですが、やはり肝が原因でした。
それで肝を中心に治療を進めていったのですが、頸部に鍼をするつもりで伏臥になってもらいましたら、上の写真で赤丸で示したように、赤い斑点が出ていたのです。
潜伏したアレルギーです。
この「潜伏したアレルギー」という診断は、七星論独自のものだと考えていて、他で見たことはありません。
この斑点が現れるのは、これまでも何人か診たことがあり、このブログにも似たような写真を載せたこともあります。
アレルギーのことを書くと、範囲が広すぎるので、ここでは書きませんが、鍼灸治療をするとこのような斑点が出てくるのは「潜伏したアレルギーと診る」とだけ覚えていてください。
『病気治し入門』の校正をする前に、去年撮影したDVDの編集をしていたのですが、ほとんどが画像で解説していますので、非常に分かり易い。
最近では、症状のある部位だけを診て治療にかかる方法が増えてきましたが、そのような治療法は再発しやすいので、やはり「診断からの治療」がいいと思います。
七星論での診断は、「どの部位に、どのような症状があるのか」を聞くだけで、病因となる臓腑が判断できますし、その臓腑の反応点(ツボ)に軽い刺激を与えて、治療点を確認することもでき、そのまま治療点として使うこともできます。
だから、七星論を学んだ人は、即効的な治療ができるようになります。
そういう治療法を学びたいと考えている人は多いと思い、去年1年をかけて「特殊鍼法」として録画し、今年の初めから紹介するつもりでしたが、七星論自体が特殊な為に、編集できる人がいないのです。
ですから、それも私がやらなければならなくなりました。
そんなことで、遅れ遅れになっていますが、2本は編集を済ませましたので、3本編集したら紹介させてもらいます。
この3本を視聴すると、かなり多くの症状や病気の診断、そして治療ができるようになります。
それに加えて、5月26日(日)の臨床実践塾では、脊柱管狭窄症の治療法で、徒手や鍼灸を使って、腰部から足部までの治療方法を解説をしますので、興味のある方はご一報ください。
具体的には、椎間板ヘルニア、腰椎後彎、骨盤開大、仙腸関節通、股関節痛、大腿部痛、膝関節痛、足関節痛、足部痛などの治療方法になりますが、このブログに書いた「臨床実践塾準備」というタイトルに含まれた内容も含まれます。
スタッフを入れて10名程度で行う予定で、申込は早々に打ち切る可能性がありますので、ご了承ください。
臨床鍼灸治療院:06-6765-7622
(休診日は留守録をしていただくと、折り返し連絡させて頂きます。