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米中貿易交渉今週再開も2,000億ドル輸入中国品に追加関税実施と米発表、NYダウ一時470ドル急落、一方、北朝鮮の飛翔物体対応めぐり米と日韓協議(学校で教えてくれない経済学)

2019-05-07 10:28:03 | 経済学
ライトハイザー米USTR代表が6日「米中貿易交渉は後退した。米国は中国からの2000億ドル相当の輸入品に25%関税を賦課する」と記者会見で発表したと6日付WSJ紙電子版トップで伝えた。トランプ米大統領は先週金曜日3日「中国は米中交渉で後退した。500億ドルのハイテク品と2000億ドルのその他商品の中国からの輸入品にそれぞれ25%の関税を上乗せ実施する。」とツイートしていた。トランプ・ツイートに反応して週明け6日の上海総合株価指数は5.6%急落、深圳株価指数は8%値下がりした。香港ハンセン、韓国総合株価指数も2~3%近く下落した。

週明け6日のNY市場は中国株急落そのたアジア市場の株安の流れを受けてNYダウは一時470ドル下落して始まった。そのご米中貿易交渉は今週9,10日2日間にわたり交渉再開と伝えられたあと取引終了にかけて値を戻し、66ドル、0.3%安、26,438ドルで取引を終えた。ナスダックは0.5%安、S&P500は0.5%安とそれぞれ下げて取引を終えた。NY外為市場では1ドル=110.86円、1ユーロ=124.16円で取引を終えた。NY原油(WTI)は62.54ドルと1.0%高、NY金はオンス1,282.30ドルと0.1%値下がりした。

7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で7時台放送のブルームバーグニュースは「471ドルまで最大下げたダウが66ドル安まで戻した。驚くべきことだ。トランプ大統領が先週末ツイートで上海総合株価指数がパニック売りで2,900ポイント近くまで急落した。米雇用数が26.3万増、失業率が3.6%と49年来最低を記録、米国経済堅調を確認して投資家は楽観、ノーガードだったところをトランプ大統領に一撃をくらった。恐怖指数VIXは跳ね上がったまま。」と解説した。6日付のブルームバーグ電子版は「トランプ流の交渉テクニックという見方がある。その一方で、中国が約束を守り、実行するかどうかだ」と書いた。

7日朝放送のドイツZDF,英BBCは「国連は50国環境、150人メンバーで地球上の800万種の内100万種が数10年の内に絶滅もしくは絶滅の危機に見舞われている」という報告書をまとめた。「半世紀で人口は倍増した。工業化、プラゴミの堆積、農薬、気候変動様々な要因が考えらえるが人間が原因であることがほとんどである。特に昆虫の被害が最も深刻だ」と伝えた。フランスF2は「絶滅種が増えるとの国連報告書を出した」と紹介の後「米西海岸カリフォルニアの巨大なアーモンド畑に東海岸から新しいミツバチが到着した。当地は世界のアーモンドの生産の70%占める。農薬に汚染された密を口にした幼虫は成長が止まる。ミツバチを移動するだけでは根本的解決にならないと疑問の声が強い。」と伝えた。

7日朝放送の韓国KBSは「北朝鮮が先週末飛ばした飛翔物体の実態調査が始まった。トランプ大統領は6日、安倍首相と電話会談を行った。リーガン米特別代表は日本訪問のあと9日韓国政府との協議を予定している。キム北朝鮮委員長は米朝協議は年末を期限とすると発表している。」と伝えた。10連休明けの日本市場がどう反応するかが注目される。(了)

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