ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

膝上の外側が痛い:本治法 (5月26日臨床実践塾準備)

2019-05-13 12:42:21 | 診断即治療と虹彩学
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膝上のこの範囲が痛い 



「膝上の外側が痛いんですが……」と訴える方が来られました。

「前側ですか、横側ですか?」と聞くと、

「ここら辺です」と指で示してくれたので、

「ああ、ちょっと待って、ちょっと。写真を撮らせてもらってもいいですか?」と許可を得て、先ほど指で示したようなポーズをとってもらって撮影しました。

この部は経絡で診ると胃経ですので、
「喰い過ぎたのかな」(^m^ )クスッ  と考えながら、脈を診て、脊椎診をした。
その結果は、「喰い過ぎ」ではありませんでした。
この痛みの原因は、肝と仙骨の歪みにあったのです。

ですから、「喰い過ぎ」とか、「ストレス」とかの胃の問題ではないということです。
しかし、その部の痛みは胃経を使って治療すると、その場は治まります。
ただ、その場は治まっても、すぐに再発するようでは治療としての価値がないので、敢えて「胃経」は使わず、仙骨の調整をすることにしました。
肝経でも治療できますが、肝経だと即効性に欠けます。

仙骨の調整と言っても、研究している「脊柱管狭窄症」に使うテクニックで、膝関節や足関節を整える治療をしたのです。
その治療は、他の治療をしながらできるので、経絡を整えながら「足関3点」というツボに刺鍼しておきました。
※ 「足関3点」というのは、便宜上名付けた名称ですので、他にはないと思います

で、経絡治療が済んでから、
「先ほどの膝上の痛みを確認してくれませんか?」と言うと、起き上がって、その部を押したりしていましたが、

「あ、はい、はい。痛みは取れたようです」と、痛みは治まっていました。
そこで、背部に回り、仙骨診をしたのですが、仙骨が真っすぐになっていました。
その時、こころの中で、
「しまったー! 先に写真を撮っておけばよかった」と思いました。(^_^;)

脊柱管狭窄症に使う「矯正鍼」は、その他にもいろいろな症状に使えるので、当院ではしばらく、そのテクニックが流行りそうです。
と言っても、鍼の打ち方が少し変わるだけで、特に痛みなどはありません。

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