NY市場は様子見継続、ヴエネズエラでグアイド国会議長、最終段階と語ると欧米メディア伝える、アキヒトの平成からナルヒトの令和が始まったとブルームバーグ（学校で教えてくれない経済学）

１日にFOMC,４日に４米雇用統計発表を控えて様子見、NYダウは一時100ドル下げた後戻し、前日比38ドル、0.2%高、26,592ドル(４月月間では2.6%高)で取引を終えた。ナスダックは0.8%安の8,095ポイント(同4.9%高),S&P500は横ばいの2,945ポイント(同3.9%高)で取引を終えた。NY外為市場では１ドル＝111.44円、１ユーロ＝124.92円で取引された。ユーロが対ドルで買い戻された。NY原油(WTI)はバレル63.43ドルと小幅安、NY金はオンス1,285.55ドルで取引を終えたと５月１日付ブルームバーグ電子版が伝えた。

NHK/BS「ワールドニュース」の放送はなし。NYタイムズ、ワシントンポスト（WP）,フィナンシアルタイムズ（FT）,WSJ,ルームバーグは共にトップで「ヴェネズエラ、グアイド国会議長が軍の支援を得ており、マドゥ―ル大統領に対する蜂起を国民に呼びかけ、現政権との戦いは最終段階に入った」と動画の中で語った。一方、マドゥ―ル大統領は「軍の支持を得ている。グアイドによるクーデターだ」と語った」と伝えた。WP紙は「ボルトン、ホワイトハウス補佐官は「アメリカは全ての選択肢に対して開かれている」と語った」と書いた。NYタイムズは「グワイド議長は兵士を伴った姿を公に現した」と伝えた。

５月１日付NYタイムズ、WP紙は「民主党ぺロス下院議長、シューマー共和党院内総務は共同で記者会見し「トランプ米大統領は２兆ドル規模の高速道路、港湾補修及び再建含む米国インフラ投資予算に合意した。詳細に関して３週間以内にトランプ大統領との会談を予定している。」と語った」と伝えた。５月FT紙は１日付で「米中協議を早急に解決するために懸案の一つだった中国によるサイバー攻撃事項を取り下げた。」と伝えた。一方、５月１日付ブルームバーグは「マルバニーホワイトハウス大統領補佐官は「トランプ大統領は４週間継続の米中協議にしびれを切らせた。今週ライトハイザー、ムニューシンが北京で劉副首相と最後の詰めを行う。劉副朱首相は翌週ワシントン訪問予定である。トランプ大統領は合意が得られなければ破談やむなしと語った。」と伝えた。

５月１日付ブルームバーグは「アキヒト（昭仁）（85）は日本の皇室に新たな道筋を開いて退位しナルヒト（徳仁）（59）が新天皇となった。昭仁の平成は1989年に始まった。直後日本経済は1991年に崩壊した。その後20年間でGDPで中国に抜かれて３位に転落した。高齢化が一段と進んだ。1995年には阪神淡路大震災が、2011年には福島に津波が襲い２万人が犠牲になった。昭仁天皇は美智子皇后と被災地を慰問し続けた。トランプ大統領は５月に新天皇ナルヒトに初めて会う。天皇退位と新天皇セレモニーのための出費は16.6兆円(149億ドル)に上る。日本では皇室スキャンダルも含めてデリケートな問題に触れることはターブーだ。10月22日に新天皇祝賀パレードは行われないことが決まっている。」とJonHassona記者が書いた。５月１日付のNYタイムズは天皇退位記事を継続掲載した。

平成が終わり令和の時代が５月１日から始まった。日本人一人一人の真価が問われる。（了）