「WHO(世界保健機関)は23日の緊急会合で武漢で発症したコロナウイルス感染被害は「中国国内では緊急事態であるが、現時点では世界的な緊急事態には至っていない。」として「緊急事態宣言」見送りを決めた」と23日ロイター電が伝えた。23日、NY市場ではコロナウイルス感染拡大懸念からダウは一時200ドル以上値下がりしたが「緊急事態宣言」見送りのあと急速に値を戻し、29,106ドル、26ドル安、ほぼ横ばいで取引を終えた。ボーイング株が317ドルへ2.8%反発、ダウを59ポイント改善したとロイター電は伝えた。ナスダック、9,402,0.2%高、S&P500、3,325、0.1%高とそれぞれ小幅ながら値を戻戻して取引を終えた。
NY外為市場では米債券が買われ10年米債利回りが1.74%へ低下、ドルが売られ、1ドル=109.50ドルへドル安円高が進んだ。一方、対ドル、対円ともにユーロ売りが続き1ユーロ=121.07円で取引された。英ポンドはほぼ変わらず、1英ポンド=143.71円で取引された。ユーロ売りは欧州株売りと同じ流れである。23日のロイター電によれば「WHO「緊急試合宣言」見送り発表後値を戻したがロンドン、0.9%安、フランクフルト、0.9%安と冴えない。中国経済減速懸念から中国需要減を材料に銅相場が急落、原油続落でエネルギー、資源株安が相場を押し下げた。中国でのコロナウイルス感染拡大懸念から格安航空機株の値下がりが響いた。ドイツ株安は中国減速、特に車販売減少懸念から自動車株が売られた」と書いた。23日WSJ紙電子版は「今回のコロナウイルス感染拡大で中国経済減速にさらなる打撃となる。特に原油需要減、銅など鉱産物需要減が進む。」と書いた。23日のNY原油(WTI)は続落、バレル55.67ドルで取引を終えた。重質油ブレントはバレル62ドルまで値下がりした。年初の中東情勢悪化した時点からバレル10ドル以上値下がりした。NY金はオンス1,562.05ドルと小幅安も値を保っており、原油急落と好対照である。
その他のニュースとしてはロイター電は「北朝鮮はリヨンホの後任として軍人出身のリ
ソングオン氏の外相を3日、公式に発表した。北朝鮮がアメリカとの交渉で強硬に出てくるとの見方が出ている。」と伝えた。23日、NYタイムズ電子版は「世界ホロコースト2020が23日、イスラエルで開かれた。ホロコースト生き残りの一人が“I can’tforegive them”(彼らの罪を許すことは出来ない)と話した」と伝えた。電子辞書Weblioによれば①forgive(罪を許す)、②pardon(処罰を免除する)、③excuse(重大でない失敗や間違いを許す)と出ていた。欧米人は厳格に言葉選びして「ゆるす」という言葉を使っていることが分かる。
日本語では常用漢字では「許す」しかない。「赦す」という言葉もある。「恩赦」などと書かれる。罪などを赦すなどと使う。いま大相撲初場所が開かれているが「彼は簡単に右上手を許す。脇が甘い」等と使われる。欧米人と比べ日本人は「許す」ことをそれほど深く考えない民族なのかもしれない。オレオレ詐欺に簡単にひっかかる。ゴーン被告に易々と国外に逃亡される例などは日本人の典型的なわきの甘さを象徴的に示しているのかもしれない。(了)
NY外為市場では米債券が買われ10年米債利回りが1.74%へ低下、ドルが売られ、1ドル=109.50ドルへドル安円高が進んだ。一方、対ドル、対円ともにユーロ売りが続き1ユーロ=121.07円で取引された。英ポンドはほぼ変わらず、1英ポンド=143.71円で取引された。ユーロ売りは欧州株売りと同じ流れである。23日のロイター電によれば「WHO「緊急試合宣言」見送り発表後値を戻したがロンドン、0.9%安、フランクフルト、0.9%安と冴えない。中国経済減速懸念から中国需要減を材料に銅相場が急落、原油続落でエネルギー、資源株安が相場を押し下げた。中国でのコロナウイルス感染拡大懸念から格安航空機株の値下がりが響いた。ドイツ株安は中国減速、特に車販売減少懸念から自動車株が売られた」と書いた。23日WSJ紙電子版は「今回のコロナウイルス感染拡大で中国経済減速にさらなる打撃となる。特に原油需要減、銅など鉱産物需要減が進む。」と書いた。23日のNY原油(WTI)は続落、バレル55.67ドルで取引を終えた。重質油ブレントはバレル62ドルまで値下がりした。年初の中東情勢悪化した時点からバレル10ドル以上値下がりした。NY金はオンス1,562.05ドルと小幅安も値を保っており、原油急落と好対照である。
その他のニュースとしてはロイター電は「北朝鮮はリヨンホの後任として軍人出身のリ
ソングオン氏の外相を3日、公式に発表した。北朝鮮がアメリカとの交渉で強硬に出てくるとの見方が出ている。」と伝えた。23日、NYタイムズ電子版は「世界ホロコースト2020が23日、イスラエルで開かれた。ホロコースト生き残りの一人が“I can’tforegive them”(彼らの罪を許すことは出来ない)と話した」と伝えた。電子辞書Weblioによれば①forgive(罪を許す)、②pardon(処罰を免除する)、③excuse(重大でない失敗や間違いを許す)と出ていた。欧米人は厳格に言葉選びして「ゆるす」という言葉を使っていることが分かる。
日本語では常用漢字では「許す」しかない。「赦す」という言葉もある。「恩赦」などと書かれる。罪などを赦すなどと使う。いま大相撲初場所が開かれているが「彼は簡単に右上手を許す。脇が甘い」等と使われる。欧米人と比べ日本人は「許す」ことをそれほど深く考えない民族なのかもしれない。オレオレ詐欺に簡単にひっかかる。ゴーン被告に易々と国外に逃亡される例などは日本人の典型的なわきの甘さを象徴的に示しているのかもしれない。(了)