思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

天皇の軍隊の犯罪―「集団で女性を犯し、銃剣で妊婦の腹を切り裂いた、、、」

2005-07-23 | 社会思想

今日7月23日の「東京新聞」朝刊に近藤一さんの体験談が載っています。

近藤さんは、太平洋戦争が始まる前年の1940年、独立混成第四旅団独立歩兵第十三大隊に配属、中国の山西省(現・左権県)に赴いた。

「 同じ部隊の古年兵は山間集落で若い女性を探し、集団で性的暴行を繰り返した。ある『討伐作戦』では、暴行した若い母親を裸のまま靴だけ履かせて、行軍に同行させた。
 荷を軽くしようと思ったのか途中で古年兵が、母親が抱いていた赤ん坊を谷底に投げ捨てた。母親が後を追って身を投じると、兵士たちからゲラゲラと笑い声が上がった。

 近藤さんも小銃一発で何人貫通するかを試したことがある。中国人男性を尋問した後、十人ほどを並ばせ、背中から撃った。死体は豚の飼育場に放り込んだ

 銃剣で妊婦の腹を切り裂いたり、老人の耳をそぎ落としたり・・・。先の見えない戦闘の中、部隊は残虐行為を繰り返した。」

 「幼いころから大和民族は優秀だと教え込まれ、劣等民族の中国人には何をしてもいいと思っていた。百年誤っても償えないことをしてしまった」 そう語る近藤さんの顔がこわばった。

明治政府がつくった「近代天皇制」による国体思想を根本的に改めなくては何事も始まりません。再び「天皇」の権威なる「愚かな思想」を持ち出す中曽根康弘などの国家主義者には、明白にノーと言いましょう。まともな大人の義務だと思います。
それにしても、アメリカ占領軍と天皇ヒロヒトの裏取引にはほんとうにウンザリさせられます。ウソとゴマカシの歴史の上にまともな社会が築けるはずがありません。わが日本人はいつまでおかしな「天皇主義」を続けるのでしょうか?「天皇制」とは無責任の象徴ー偽りの歴史の象徴でしかありません。21世紀です。いい加減に目を覚ましたいと思います。 「皇族の人権と市民精神の涵養」 クリックをぜひご覧下さい。

7.23 武田康弘




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