思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

天皇制の本質は? 一言で言えます。

2005-07-25 | 社会思想

「人間を幸福にしないシステム」=「天皇制」の本質は一言で言えます。

序列主義です。

天皇や皇太子がなぜ新聞・テレビのインタビューに応じないのか?自由な議論をしないのか?できないのか?まったくおかしな話です。彼らは我々の税金で生活しているのです。これは単純な事実です。皇族も皇族外の人も共に不幸にしているのが「近代天皇制」です。「皇族の人権と市民精神の涵養」をご覧下さい。



国名、学校名、職業名、家名、、、など全ての組織・団体・グループを序列化する。
一元的な単一の価値観で上下を決める。

平等や差異の尊重を歌いつつ、現実の生活世界での判断・態度はひどい「序列」意識に支配されている。内容―中身で生きることが少ない。立場上、上位の者との議論ができない「序列に呪縛された人生」は、右翼も左翼も同じ。
あなたも「天皇教」ですか?そうでないことを祈ります。

このような外面―形式―様式―世間体人間には、永遠にエロースの生はやってきません。これは人間の生の原理です。

序列主義で縛り、自分から始まる人生=実存としてのエロースの生を阻害するのが、天皇制的な心性・精神風土なのです。明治以前の日本はこうではありませんでした。
「水の国ー日本」をご覧下さい。

7月25日 武田康弘




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