思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ダブルスタンダードの「正論」の空しさ

2006-10-11 | 社会思想

アン・フェアな態度を取っている人の「正論」は、まったく正論にはならず、白々しいだけですが、これと同じで、わが日本政府は、極端なほどの偏った態度を取り続けているために、正論が正論になりません。
アメリカは、湾岸戦争以降絶えず核兵器(劣化ウラン弾)を、実験ではなく、実際に使い続けているにもかかわらず、日本政府はそれを容認しています。どれほど悲惨な事態が起きているか?は、NHKの報道を見るだけでも分かりますが、保守政治家はまったく知らん顔、他人事としてしか見ていません。
こういうダブルスタンダードで「正論」を言っても空しいだけです。政府も個人も筋を通して、まっとうに生きないと、誰からも信用されません。

「一番簡単なことは何か?他人に忠告を与えることだ。一番難しいことは何か?自分自信を知ることだ」とは、哲学の祖、タレスの言葉です。

武田康弘




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