思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

姑息極まる官府(厚生労働省と政府)ー「30億を勝手にお分けください」!?

2007-12-20 | 社会思想

自分たちだけが補償を受けるのをよしとせず、同じ薬害にあった人はみな一緒に救済されえるべきだとの極めて【公共性】の高い思い・考えのC型肝炎薬害被害者の原告団の方々には、ほんとうに頭が下がりますが、いまニュースを聞いて、わたしは怒りと憤りで、身が震えました。
厚生労働省のいかにも役人=官僚が考えそうな【姑息極まる言語道断な和解案】には、全身が煮えくり返るような思いです。
全患者を救うと1800億円もかかる。ゆえに被害者に官府が30億円支払うので、「あなたたちが全員を救いたいと言うなら、分け方はお好きなように」という話なのです。その作文をそのまま読む枡添大臣と背後の福田首相。
これが民主制社会における官府の結論!!??
わが日本は、アメリカの軍事戦略の為なら天文学的な額のお金を議論もなしに融通する、しかし、市民・国民のためにはお金は出せないー官の失策による病人・死人も救済しない。
【公共性】をもち、みなのためを考えるのは、貧しいふつうの市民であり、政府や官僚は、自分自身のこととグループのことしか考えない。
もう、末期です。

武田康弘


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軍事費を増大させる意味しかない愚かなミサイル防衛!?計画

2007-12-20 | 社会思想

アメリカの利益確保のために、「北朝鮮の驚異」!?(どこが驚異か?お笑い草でしかありませんが)という「マンガ」のようなお話を極めて意図的に流布し、「大人のおもちゃ」でしかない「迎撃ミサイル配備」などという愚か極まる政策を推し進める人間の頭脳はどうなっているのか?わたしには、これほど不可思議なことはありません。恐らくは、「巨額の利権」(何兆円にもなる湯水のような税金の放水―桁違いの利権)が背後にあるからこそ、まったくリアリティのない「架空のストーリー」を真実らしく思わせる情報操作がなされるのでしょう。
「戦争ゴッコ」が好きなお兄さんやおじさんの「大はしゃぎ」を見ると、男(や男を真似る女)の頭脳・心は、いつも同じなんだなあ~、と変な感慨にとらわれます。
いつの世も「恐怖の捏造」と「恐怖への誘導」で、人々は、一部の歪んだ心身の持ち主に翻弄されてきましたが、もういい加減に目を覚ましたら?と思います。
ミサイル防衛!!??この愚かな「倒錯の極み」のような政策に、天文学的な額の血税を使うーわが日本人はほんとうに賛成しているのでしょか?

武田康弘




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