思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「公共的良識人」12月号をアップー「楽学」と「恋知」の哲学対話・武田康弘と金泰昌の往復書簡

2007-12-25 | メール・往復書簡

金泰昌と武田康弘の往復書簡―【楽学と恋知の哲学対話】が、「公共的良識人」紙の7月8月号に続き、12月号に掲載されましたので、その部分を「パート2」として白樺教育館ホームに古林治さんがアップしてくれました。(クリック)

12月号に掲載されたのは、再開された往復書簡の前半(9月5日から10月10日まで)ですが、これは、武田による【言語至上主義】への批判―【想像力次元】への着目という主張からはじまり、「イメージと言語のたえざる往復を心がけつつ対話する」という基本方針を確認した上で、「官」の位置づけの問題を主題としました。

「公」と「公共」の問題―これを分けるのが金泰昌さんの進めてきた「公共哲学」の要諦ですが、武田の考えは、主権在民の民主主義国家においては、「官」独自の「おおやけ」があるとする考え(公と公共の区分け)は、原理上成立しないというものです。

大変重要な論点だと思います。ぜひ、ご覧下さい。


武田康弘




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする