★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

あるわたくしの日常

2018-06-25 23:44:09 | 日記


例えば、あるわたくしがどんな感じで労働しているかといえば、今日はこんな感じなのである。

・起床(何時だったかは不明)、メールチェック→返信

・朝ご飯つくる→食べる(同時にテレビでニュースをチェック、罵詈雑言を画面に浴びせる)

・ゼミの予習(いらいらしてくる)

・レポートの採点20人。(いらいらしてくる)

・落合陽一『日本再興戦略』を斜め読み。終わりの方で「なんだ、ほとんどわたくしの意見と一緒ではないかっ。かなり普通ではないかっ」と呟き、本を放り投げる→本はユングの『元型論』の上に落下

・いらいらしながら松本零士の「音速雷撃隊」を速読。これはコンビニで買った『特攻』というオニムバスの本。本宮ひろ志とかもりやてつみの特攻ものが所収されている。なかでも松本零士の作品が一番良い気がする。特攻ものってなんでこんなに感情表現が劣化した作品が多いのであろう。誰か、特攻は飛行機との心中でしたみたいな視点で書くやつはいないのか。たぶんどこかにいるんだろうね……。それのが遙かにましだわな。坂口安吾は、戦争になると人間の本当の姿が現れてくるんで、みたいな事を言っていたが、それは希望的観測でしょう。平和なときに本性がでるんですよ。ほれ、例のアホ愛国ソングみたいな……

・出勤

・研究室で昼食(ぱくぱく)

・メールチェック(いらいらしてくる)→メール返信4件

・ゼミ3時間ぶっ続け(3時頃、ゼミ生と話しながら全く関係ない問題についてひらめく。しかし3分後に忘れる)。途中で、「なにゆえ安倍晋三は人気があるのか」という演説をぶつ→焦って強引に鷗外の「女がた」に論点を接続)

・オムニバス授業に行ってくる。途中でお腹が痛くなる。授業が終わると、N先生とハストヴェットのフェルメール論についての悪口を言う。「あれホントは何の専攻の人?」

・なんとなくだるいので今日は帰ることにする。

・帰宅

・シャイー指揮の「トゥーランガリーラ交響曲」を聴きながら、夕食を怒濤のようにつくる→細君帰宅。

・「鶴ベエの家族に乾杯」を見ながら、出演者の今井美樹って何歳だろう、とかホテイさんのウィキペディアの記述がひでえとか盛り上がりながらご飯を食べる。

・お風呂焚いて入る

・カンディンスキーの『点と線から面へ』を少し読む。

・今日一日のメモたちをパソコンに入力。落合陽一の「センター試験を破壊」というせりふがいけてると思ってニヤツク。するとゼミ中に思いついたひらめきを思い出す。勢い余って「サッカー日本代表は呪われよ」、と言ってしまう。

・←いまここ


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