故郷に住んでいるころは、長野県というのは分け入っても分け入っても黒い山みたいなところ、すなわち自分の住んでるところみたいなところとして象徴されると思っていた。しかし、外に出てからこういう分け入っても系の山里は日本の至る所にあることに気づき、むしろ松本や伊那から見える山脈のパノラマこそが信州の象徴でいいわもう、と想到した。新海誠のアニメーションをみるがよい。彼の描く光の影が織りなす空間の世界が信州の一部で特殊的に観られる、それは特殊という意味では変な風景であった。――というわけで、むしろ普遍性を備えていたのは木曽であると決定されました。
むしろ、意味が分からないのは、次のような実態である。
香川県の家は全国で一番寒い?! 北海道より約7℃も低い居間…健康への影響や寒さを防ぐ対策は
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b3897c452e2b9d15ce4ed94ad14a7c715733bd
交通死亡事故の割合がトップクラスだったり、室温が一番低かったり、ゲームが1時間しか出来なかったり、うどんが100円台だったりと、何かが変だな讃岐。。。
変と言えば、学生の書く「人間失格」と「仮面の告白」のレポートの変化をこの10年間みてみると、どうも後者への共感の度合いが前者を逆転したみたいなかんじがあるな。。どちらも似たテーマといえばそうなんだけど、人間への擬態と仮面をかぶっちゃうことの違いや、セクシュアリティのありかたとかが後者の方がわかりやすいのかもしれない。わかりやすいから、容易な批評も出てくるということだ。