おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

里芋茶巾の白みそあん

2014年10月17日 15時27分20秒 | 野菜レシピ
◆里芋茶巾の白みそあん



  里芋は、体の中の不要なねばねば(痰)を取り除く消腫散結の働きがあります。
  栄養学的には、カリウムとムチンを含みます。
  カリウムはナトリウムの排出をうながし、むくみとり、降圧作用があり、
  ムチンは胃壁を保護する働きがあります。

[作り方]
里芋     4個
にんじん   薄切り6枚
だし     2カップ
白みそ    大さじ2
水溶き片栗粉 適宜
むき銀杏   8粒
牡蠣     大きめ8個
A白みそ    大さじ1
 みりん    小さじ1
 砂糖     小さじ1
いんげん   4本

[作り方]
①里芋は皮をむき、厚さ2cmほどに切り、水洗いしてぬめりを
 とる。にんじんと一緒に、やわらかくなるまでゆでる。
 水気を切って、つぶす。にんじんは、つぶつぶが残るように。
 塩少々を混ぜる。
②①の粗熱がとれたら、ラップで4つの茶巾しぼりにする。
 オーブン予熱なし240度で10分焼く。
③牡蠣は、Aのたれをからめて、②のオーブンで一緒に焼く。
 オーブンは210度に下げ、6~7分ほど。
④いんげんはゆでて、斜め切り。銀杏はフライパンでからいりする。
⑤鍋にだしを入れて火にかける。白みそを溶き入れ、
 水溶き片栗粉でとろみをつける。
 器に里芋茶巾をおき、白みそあんを回りにかける。
 牡蠣のみそ焼き、いんげん、銀杏をあしらう。

※里芋は圧力鍋で蒸すと短時間でやわらかくなります。
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かぶと柿のなます

2014年10月17日 15時12分32秒 | 野菜レシピ
◆かぶと柿のなます



  この季節限定のメニューです。
  からだを冷やさないかぶでなますを作りました。

[材 料]  4人分
かぶ        2個
柿         1/2個
塩、酢       適宜

[作り方]
①かぶは皮ごとたてに千切りにする。
 柿は皮をむいて、千切りにする。
②かぶを塩でさっともみ、柿を加え、酢を混ぜる。

※先にかぶだけ塩もみします。
 柿はやわらかいので、あとで加えて、さっと混ぜます。

※かぶの葉は、栄養満点。
 捨てずに使いましょう。
 ごま油でさっと炒めて、しょうゆ、みりん少々で味付け。
 簡単で美味しいです。
 ゆでておいて、汁の青みに使うのもいいですよ。

   
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薬膳を楽しむ会『秋の食材で補気養血潤肺』2

2014年10月17日 15時06分15秒 | 薬膳講座
先月に続き、今回の「薬膳を楽しむ会」は、『秋の食材で補気養血潤肺』が
テーマです。加えて、理気のものも加え、気の巡りもよくしましょう。


・かぼちゃのミルク粥
  補陽の胡桃、辛温解表の小ねぎをふって。

・そばがきテンペ汁
  具だくさんです。
  干し椎茸と昆布のだしで。
  鶏もも肉、にんじん、しめじ、長ねぎなど。
  白と黒のテンペを加えました。

・里芋茶巾と牡蠣の白みそあん
  最近のお気に入りメニューです。
  牡蠣の白みそで下味をつけて焼き、茶巾に添えました。
  銀杏、いんげんをあしらいます。
  レシピはこちら

・かぶと柿のなます
  かぶは平性で体を冷やさないので、大根のかわりに
  使いました。柿の甘味で砂糖はなし。
  レシピはこちら

・長芋かん
  長芋と白きくらげ、クコと。

・発芽黒豆はと麦茶

材料も盛りだくさん。
  

料理上手な男性会員さんに、そばがきのレクチャーをお願いしました。


今日の会員の皆さん。








毎回レシピ作りに頭を悩ませます。
かなり難易度が高いものも、会員の皆さんは手際よく調理していて、
毎回感心します。

さくらの園での共通の知り合いがいる新会員さんもいらして、なにかと
ご縁を感じるこの会です。

最後に皆さんを。


来月は初冬となり、補陽を中心にした内容にします。
会員さんの提案で、補陽、活血の作用のあるスパイス類を使おうと思っています。
来月もよろしくお願いします。
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