おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

薬膳を楽しむ会『秋の薬膳』

2019年09月20日 13時56分23秒 | 薬膳講座
「薬膳を楽しむ会」、今日は秋の薬膳です。

夏場の疲れをとるために、健脾補気。
秋の臓、肺を養い潤いを与える、慈陰潤肺。
近年は、高温多湿に悩まされることがとても多いので、やはり、余分な湿もとりたい。

こんなお膳をととのえました。

・胡桃とレーズンの炊き込みご飯
  黒米、もち麦、胡桃、レーズンを炊きました。
  臓腑機能をととのえ、肺を潤します。

・わかめスープ
  鶏手羽先の煮汁をベースにして。
  わかめは化痰の働き。体内のねばっとした水分を除いてくれます。

・手羽先とはと麦、きくらげの煮物
  はと麦は健脾補肺のはたらきとともに利水効果もあります。
  相性のいい補気作用のある鶏肉と。
  骨付きなのでコラーゲンもたっぷり。
  調味料は紹興酒と薄口しょうゆで、シンプルに。

・蒸し茄子のポン酢あえ
  蒸し茄子を手作りポン酢であえます。
  みりんを煮きって、りんご酢とかぼす果汁を混ぜ、塩と薄口しょうゆ少々。
  香り高いポン酢ができました。
  肺に働く白のすりごまをふって。

・白きくらげ入りの杏仁豆腐 クコソース
  白きくらげは慈陰潤肺。お肌にもいいのです。
  杏仁は肺を潤し、咳止めになります。
  枸杞子をたっぷり使ってクコソースを作って添えました。

新しい会員さんもいらしゃるので、辰巳洋先生の薬膳の本もご紹介しました。


今日の会員さん。





皆さん楽しそうです。

いただきますの前に記念撮影。


のんびり帰り道。ようやくきれいな酔芙蓉が撮れました。
  




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