メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

柔らかい魂

2007-01-30 23:55:55 | 日記
ここでもたくさん登場してる会社のOさんは、最初の1週間はいろんなランチスポットに
連れていってくれて、とてつもなく親切で趣味も合うって嬉しかったのだけど、
なぜか突然変異を起こして、最近は一言一句にAさん共々、心臓が凍りそうな思いをしている。

今日も和気藹々と喋ってた(ように思ったが)、なぜか突然
「いま”こっちみるなよ”って言いました?」ととってもコワイ顔でゆうので
「・・・・・・えっ・・・・・?」とまたもや凍りつく。
「意味が分からないんだけど・・・」と問いても、キツイ表情をまっすぐ向けつづける
ばかりで無言。

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あとにも先にも今日みたいに仕事のことでトイレで泣いたり、
駅前で寒い中3人で話し合って、また不覚にも泣いてしまったことは
いままでかつてないこと。
どんな会社にもいろんな人がいて、また問題のない会社などないのが当然だけど
人間関係がドロドロにもつれたことなど1度もなかったから。

彼女が言うには、わたしは今まで何度もキツイことを彼女に間接的・直接的に
ゆってるのだという。
フシギなほど心当たりがない。
基本的に他人の噂も興味がないし、プラスはプラス、マイナスはマイナスで自分に
必ず還ってくるというのが持論なので、悪意をもって友だちに何か攻撃的なことを言うなんて、
自分になんの得にもならないことはしないのに。

でもきっと、わたしのなんらかの言動が彼女に誤解を抱かせたのは事実だから
「まったく最初から今でも悪意などなく、誤解させたのなら謝ります」と
言葉を選ぶゆえにしどろもどろになりながら、かつ慎重に話して頭を下げた。


涙が出たり、心が傷つきやすいのはきっといいことだ。
それは多分、魂が柔らかくなってるということ。
適当な言い訳で他人や自分を誤魔化したりせずに、正直であろうとすること。
なんならもっともっと傷ついていこう。
たまには怒ったり、強く主張することも大事だろうけど、
わたしの沸点は幸い?ひとより低いようなので。

*****

理想と現実のギャップに戸惑いつづけてる。
「こうありたい自分」が提示出来ずに、代わりにすり替えることも叶わない状態で
なるべく先送りにならないものかと
のらり
くらり

それに、洗いざらいの内側をそのまま見せることが
それほど醜いだろうか?
わたしの実体をわたしは知らない。
見たことがないので。
実体なんかそもそもないのかもしれない。
日々、内側も刻々と変わっていて、それでいい。

『人は自分と真逆の人間に惹かれる』って読んだ。
それなら最初から互いに共通点を見出そうということがそもそもムダな努力だ。
そんなことを最近思っていた。

*****

それにしても・・・

ここまで突っ込んで傷を見せ合わないと、芯から打ち解けられない人もいるんだな/驚
彼女も「自分は自分で仕事する場だからって割り切ってますから」ってゆってたけど、
言葉とは裏腹にまったく割り切れてない感じ。
むしろ、噴き出しすものだし、ヒトの精神衛生上の仕組みとしてはそれが自然だ。
溜め込むほど自分の中で変容して、思わぬモンスターに仕上げてしまう場合も多々ある。
それはすべて自分を守るための仕組みだ。
これだけ腹を割って話し合ってもなお、彼女は心の内の暗闇をすべて出して
軽くなることはないんだなってことが分かるから、わたしも心が痛い。

それにしても・・・

恐怖感に毎瞬、毎瞬動かされてる人たちがどれだけ多いか。

自分の複雑な感情や、実際の経緯などなど、的確・正確に、冷静・理論的に
第三者に伝えることがいかに難しいか。

ヒトって表面だけじゃ(きっと裏側を合わせても)ほんとの中身は分からないものだな。
わたしに出来ることは、自分のやるべきこと、できることをやって、
外での混乱は混乱のままに見つめつづけることぐらいだ。
彼女と会って、こうして考えさせられるのも偶然じゃないはずだし。

あまりにもいろんな予測不可能な出来事がいっぺんに起きるので、
わたしの精神衛生上の点からも少しずつ消化して、ここに記録しようか。
今日は時間がないから、これしか書けなかったけど。

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