メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『鈍獣』(ネタバレあり

2009-05-27 23:55:55 | 映画
『鈍獣』
監督:細野ひで晃
脚本:宮藤官九郎
出演:浅野忠信(凸やん・でこやん)、北村一輝、真木よう子、佐津川愛美、南野陽子、ユースケ・サンタマリア ほか

有楽町の交通会館の地下はさすがに渋い店が多くて、まさにド真ん中な昭和純喫茶がちょっと見た限りでも3件くらい発見!(ステキすぎ
でも、夕飯にサンドイッチな気分じゃなかったため、中華屋さんに入って、中華丼美味しかった~

イトシア内のシネカノンはちっちゃな劇場で客席数も少ないし、スクリーンも小さめ。
予告編にいきなり血が飛ぶだけのスプラッタB級映画が連続で出てきて、勘弁してください。。

ところで、本編のほうは。。
出だしのスカナンバーがわたしのド真ん中好きな感じでかなり気になってるんだけど、
ラストのエンドロールにも挿入歌としての表記がなかったし、誰が演ってるのか分からない。
ずっと友だちを殺そうとする話なためブラックユーモアと深刻さの微妙な狭間で、劇場内はけっこう静か。
セリフの間が長いのと、役者が黙り込むシーンも多いからなおさら。
所々で「ぷっ」と吹いても、大人関連の芝居や映画に特徴の爆笑ネタ&ラストでグッとくるコントラストが弱かった。

あんまし笑えなかったのは監督のせい?(西ドイツ生まれですってよ~→F氏へ
クドカンは脚本のみだから、純粋にはクドカン映画とは言えないかも。
(あれ?Yahoo!の映画口コミで叩かれてたのを「批判ばっかり!」って怒ってたんだけど、同じ状態になってる?w

猛毒トリカブトや殺鼠剤を飲んでもへーきなんて、そこまで鈍感な人間なんて現実では有り得ないから、
きっと昔死んだ友だちが化けて出てきたんじゃないかって思ったけど、そうでもないみたい。
昔イジメられたことを恨んで謝って欲しかったのか、本当は友だちになりたかったのか、
ただ単にあだ名を変えて欲しかっただけじゃないんだろうし・・・
大事なこともすぐに忘れてしまって怠惰に生きている、「人は鈍い獣なのである。」という。
それでもイジメっ子だった2人の心の中にも傷はずっと残っていたわけだし。

古田新太が主演で芝居にもなってて気になってたけど、たしかポスターの新太さんが怖くて止めたんだっけ?w
主演の北村一輝も実は苦手。以前、主人公(牧瀬里穂)が同じ時間を繰り返すタイムパラドックスをテーマにした『ターン』て映画でも悪いブキミな役所だったのをいまだに引きずってる感じ
ジェロは、台詞がないながらも要所要所に登場。テーマソングではゆずグレンが絡んでる。



ところで、いきなり動画の音が出なくなった・・・凹凹凹(パソ自体のエラー音とかは出るのに
しかも、「Malware Doctor」てスパイウェアに感染して、ずぅっとパソ画面に居座られてる状態。
「タスクマネージャーは管理者によって使用不可にされています」なんてメッセも出るし、
やたらと動きが遅くて再起動したり、ネットで調べて、いろいろあがいたけど分かるわけもなく
かれこれ3時間はかかりきりだけど、直る気配なし/号泣

「The requested URL /rtc/ was not found on this server.
 Apache/1.3.37 Server at 69.31.80.181 Port 80」
てエラーメッセージのウィンドウがやたらと立ち上がるし、もうヤダ・・・



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