メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

#BlackLivesMatter とフェアトレードについて インスタ生配信(6.5

2020-06-06 13:49:41 | テレビ・動画配信
erisasakimeditationjourney

田植え erisasakimeditationjourneyインスタ生配信(5.29



今回は#BlackLivesMatter とフェアトレードについてがテーマ
途中から観た


【内容抜粋メモ】

※生配信を観ながらメモしているので、誤りがあったらすみません/謝


●自分で気に入っているマイボトル




よく、「エリさんの着ている服はどこのですか?」
「何を食べていますか?」などと聞かれるけれども

これは食べられる、これは食べられないなどを
自分で考える力を大事にしてほしい

(情報過多すぎて、自分で調べていると、時間ばかり取られるから
 ヴィーガンビギナーとしては、まずとっかかりとして
 ヴィーガンの先輩の使っているモノを試してみたいっていうのはあるなあ

 ヴィーガンはとくに難しい
 自分で「オーガニック」「ヴィーガン」で検索したモノが
 本当にエシカルなのか、釣りなのかの見極めを
 全部の会社に電話する時間もないし

 そう言うと「時間と動物の命、どっちが大事ですか?」と叱られそうだけど



最近、みんな真っ黒い画像を拡散している
黒はすべてを混ぜた色 エリさんも好きな色だが
もっと差別の背景・社会の仕組みなどから考える

(私は黒=死や不幸を連想させて、好きじゃない
 黒の代わりに濃いネイヴィを選ぶ

 色の好みは年代によってコロコロ変わるけど
 数年前から身の回りがネイヴィばかりになって
 全身ネイヴィでコーディネートにならずに困るw

 日本人の肌は黄色だから、黒かベージュが一番合うと
 ファッションかメイクの専門家が言っていたのを聞いて
 なるほどと思ったけど

 冬になるとみんな喪服のようになるのはとても違和感がある
 黒=とりあえずオシャレ という考えも同様
 世界にはいろんな色がたくさんあふれているのだから
 もっと南米とかみたくカラフルになれば楽しいのになあ!


白砂糖 強制労働・経済格差
白砂糖は安く気軽に手に入るけれども
それを自分で作れるかといったら難しい

それをサトウキビから作っている人は月数十円とかで働いてたりする
経済格差は私たちの日々の消費から生まれている


1袋300円のクッキー
もし、自分で作るとしたら

・小麦1kg 例:1000円
・てんさい糖1kg 例:1000円
・なたね油 高いものだと1万円とかもある

(例えば、ここで「てんさい糖」で検索すると、トップに早速「危険かどうか」なんて記事が出てくる
 これの繰り返しで「もういいや」となる

 栄養学も時代ごとに大きく変わってきた
 昭和の高度経済成長期の映画で主婦が夫に言うセリフに
「ご飯よりパンのほうが健康なんですって」と言うのを聞いて笑った

 今はまだ情報も科学もすべてシフトしている過渡期なんだな


それを今はなんでも工場で大量生産して
1枚ずつ袋詰めされて
遠いところからスーパーまで運ばれる時もCO2、人件費等がかかる「フードマイレージ」

原価→卸業者→スーパー→私たちが買う

最初の段階の労働者の給料は本当に少ない
これは差別と同じ

エコなショッピングとは?
自分で考えて、買い物を変える

(私はいまだコンビニ、ネットで買っているけれども
 ヴィーガン、植物油脂など、あらゆることを知ったら考えることがものすごい増えた

 というか、これまで食にあまりに無関心で
 毎日、カロリーメイトやソイジョイだけで生きていけないものかと考えていた人間が
 今更、原材料を見て、これはどうなんだ?と葛藤する日々

 それが面倒になり、逆流性食道炎で10kg減った体重がまた減って
 これ以上落ちたらヤバイから、仕方なく食べなきゃという感覚
 ああ、食べるって面倒・・・
 ほんと、霞を食べて生きられたらどんなにラクか


例:
給料月20万円→コロナの影響や収穫が減ったから今月は10万円ですと言われたらどう思うか?
日本なら仕事をかえることも出来るが
途上国で搾取されている人々はそれも出来ない

子どもの頃から出稼ぎに連れてこられて
家族を養うために給料を仕送りしていて手元には何も残らないため
一生その農園で働き続けるシステム

私たちなら、不当な条件をSNSなどで訴えることも出来るが
彼らには叫ぶツールもない



フェアトレード
衣食住などあらゆる発信に意識し、思いやりをもち
「自分事」として捉える

私たちは「加害者」であるという意識をもつ
無知ほど怖いものはない

世界の1%の富裕層のために私たちも日々働いている
そのシステムを変える

暴力ではなく話し合いで変える

まず、人の話を聞くことから



アジアもマイノリティ
#AllLives というハッシュタグもある



自分と違う意見は中傷ではない

例:
エリさんが「あの人、ステキ!」と言った時
友だちが「いや、エリさんもステキだよ」と言った

自分を否定して言ったわけではないので
その友だちは「あの人、ステキ!」という言葉の裏に
「あなたはステキではない」という解釈を入れていることに気づいた

(私の友だちにもいたなあ・・・

否定に変換しない



トレードオフは必ず起きる

“トレードオフとは、何かを達成するために
 別の何かを犠牲にしなければならない関係のこと。
 いわゆる「あちら立てれば、こちらが立たぬ」に相当する。

 たとえば、在庫管理にはトレードオフがつきまとう。
 製品の在庫を減らすと、顧客の需要に答えられず、販売機会を逃す。
 逆に、製品在庫を増やすと、売れ残りが生じ、
 無駄に保管場所をとったり、余計な費用がかかる。”


相当する対価を払えば、みんなが平等になる
自分はどんなシステムをサポートしたいのか


投稿に#をあまりつけないようにしている
宣伝もしない

「エリさんが着ているから、自分も着る」
→自分には何が合うか考えて買う

自分なりの経験がある
それを愛で伝える
その可能性を奪いたくない

自分なりの解釈がある
発信する側が気をつける

それが宇宙の財産になる


モノは儚い
どんなに良いモノも天国までは持っていけないが
「マイボトルは自然に優しい」という情報は持っていける

「サスティナブル」
地球にあるモノで循環させるほうが負担が少ない

(時々フシギに思うのは、モノはすべて地球から出来ているのに
 その加工の仕方によって、地球の循環に還る時間がものすごくかかることが問題なのか
 核もプラスチックももとは地球が原料
 その使い方次第ってことなのかなあ?



智慧・叡智を発信・シェアしていく
エリさんも自分の意見を言えるようになったのは、ここ3年ほど
葛藤や怖れがなくなり、大丈夫という「自己受容」「調心」ができるから

「フィルター」を外して、オープンマインドで
喜びを伝えることで、魂の成長にもつながる

自分がサポートしたい人・モノを応援する


壁に漆喰を塗る
自分が気に入った色になって気持ちがいい
花を飾ったり、モノを飾ったりする必要がないくらい

一筆一筆、自分で塗ったから
壁からの情報量がスゴイ???

(壁から読み取ってるって、一体何を?! すごい気になるww

 モノにも波動があって、大切に使うと自分の気が移る
 みたいなことも聞いたことがある
 モノからリーディングする人もいるしね



【告知】

「瞑想ワークvol.2」
来週の日曜日
2回に分けるかもしれない 6、7月とか

下半期は「チャクラ」のトリートメント
徹底分析する

vol.1に参加していない人がいきなり2からはキツイ

2か月に1回やれば、みんなが受けられるから頑張る


最後は、肌に心地良いオーガニックコットンのタオルで体を包んで終わり


今回も楽しく、勉強になりました~/感謝×5000


"チョコレートの影 児童労働 人身売買 全編"



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染色家 志村ふくみ@アートシーン

2020-06-06 12:10:54 | アート&イベント
2014年6月29日放送 日曜美術館より

観始めて、これは一度観たかもと思ったけれども
ブログ内検索にひっかからなかった


【内容抜粋メモ】
志村さんは草木染めによる紬織の第一任者です
農村の手仕事だった紬織を芸術の域まで高めたと評価され
1991年人間国宝に認定されました


京都府嵯峨野







志村さんの作品作りには自然との触れ合いが欠かせません
草木染めの材料になりそうな植物を見つけました
木苺の葉です







志村:
なんか向こうから見た時に、あー染まりそうと思った
染めたことないけどね
やってみたいわ
面白いじゃない
初めてやるもののほうが






娘のようこさんや弟子たちと一緒に
早速染めてみることにします

葉を煮出した液を濾してみると
志村:こんなにすぐ色が出ると思わなかった





さらに媒染液に浸したり、水で洗ったり
糸は常に変化します


干している時も変化を続け、一瞬たりとも気を抜くことができません
しかしそれは草木染めの魅力でもあります



(人の髪の毛みたい


着物作りは分業が主流ですが
志村さんは糸から仕上げまで
作業の大半を自らの工房で手掛けています


近江八幡の工房にて 30歳代後半





染色家への道を踏み出したのは31歳の時
染色の素養があった母や
民芸運動の柳宗悦等の指導を受け、早くから注目を集めました


志村さんの作品の魅力はなんといっても色使い
独特のぼかしは他に真似できないとさえ言われます






近づいてみると驚くほど複雑な色使い
それが微妙なニュアンスを生み出しています
この表現を実現するために欠かせないのは草木染め





その繊細な色合いが魅力ですが
繊細であるがゆえに安定した色を出すことが難しい
それでも草木染めにこだわります


志村:
色は定着するものだ 剥げないものだ
と思う方は化学染料でがっちりやれば安心ですが

退色するかもしれない どうなるかわからないような
不安を持った色ではある

だけど、その不安をもったというところに
何か一つの美がたゆたっているんです






蚕の繭が届きました
志村さんの工房では蚕の繭から絹糸を作ります
絹糸は色を吸収しやすく、草木染めに最も適しているそうです

蚕の命をいただき、糸を作る
毎年欠かさず感謝のお供えをします



(絹は繭の命を頂いているのか
 この時点で繭の中の蚕は生きてるんだろうか?
 昔、祖父の家でも蚕を飼っていたと聞いたことがある



絹糸づくり
繭を煮て、糸を取り出す
繊維をよりあげ、その場で糸にくせがつかないように巻き取る








大好きな画家の絵からインスピレーションを得る



(これは私の好きなクレーか?


CD ジャケットのデザインからもアイデアが浮かぶ(!






藍、石灰などを瓶に入れて拝む







藍は新月に仕込み、満月の日に染め始める







ある日、志村さんたちは、月の満ち欠けに合わせて作業を進めると
上質の染料ができ、藍が美しく染まることに気づきました
染色が自然と分かちがたい営みのあの中にあることを確信したといいます


仕込みから15日目
藍の状態を見るために少し舐めてみる

志村:
ピリッとしたような甘い感じが一番いいんです
みんな昔は舌でなめた


糸を染める
糸をつけては絞り、またつけ
慎重に染まり具合を見極めます
この作業中、最初に引き上げた時の色を志村さんは「奇跡の色」と呼びます







志村:
一瞬緑 それがパッと消えちゃう
そして青になっていく
これは誰が仕組んだことでもない
自然が瞬間に私達に見せてくれる幻

それが不思議でね
命じゃないですかね
色に命があること教えてくれたのは藍

そういうものがなかったら色は色
でも私たちは色は色ではないと思っている
色は色ではないんじゃないかなという思いで色を染めている



志村さんは染色にかける思いを「一色一生」という言葉で表します
命が宿る色に生涯を捧げる

「夜の湖」






志村さんは今年で95歳




新型コロナウイルスの最中、染色に何ができるか思いを巡らせました
そして工房では草木染めのマスクに取り組んでいます


志村さんから番組に贈られたメッセージ

今この厳しい時代に人間がより強く求めるもの
その究極は美しいものだと思います

悲しいこと、今の苦しいことを含めての美しさ
本来人間は、素朴で、そういう美しいものをひたすら求めてきました

知識なんかじゃない
救いになるのは美ですよ









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