絵本『あの湖のあの家におきたこと』 トーマス・ハーディング／文 クレヨンハウス

2020年初版

トーマス・ハーディング
ロンドン生まれ
英米の大手新聞で執筆する作家、ジャーナリスト
英国のテレビ局を設立
数々のドキュメンタリーも制作

ブリッタ・テッケントラップ
ドイツ　ハンブルグ生まれ　ベルリン在住
ロンドンの芸術大学、王立芸術学院で学び、絵本作家になった
『おなじそらのしたで』　ひさかたチャイルド
『いのちの木』　ポプラ社

落合恵子
作家　1976年よりクレヨンハウスを主宰
オーガニックの視点で文化を明るく拓く提案を続けている

小田まゆみ





まず、曽祖父が一軒の家を建てたってすごい！！
『大きな森の小さな家』のお父さんみたい

一人で建てたわけじゃないのか？
それが戦争時代を超えてずっと残ったのもすごい

いろんな時代を乗り越えてこれたのも
敵味方関係なく、そこに人が住み続けていたからだよね

ボロボロになってもペンキを塗り直したり、修理すれば
家はまた新しく生まれ変わることができるということもわかる

家の歴史を調べたら、それぞれ色んな物語があるんだな

絵はちょっとレトロで、一見、写真のような
これはデジタルだろうか？

色は点描画のように細くて
家が設計図みたいにまっすぐな線の組み合わせで描かれている



どれもその時代、時代を一枚に切り取っていて
文章がなくても十分に物語性を感じることができる

戦時中ということもあるだろうけど
他人の家に住むってなんだか不思議な感じがする

一軒の家に何家族も住んで
子どもたちが成長して
それぞれの思い出が詰まっている

人は敵味方に分かれたり
土地を区分したりするけれども
そこにはいつも変わらず自然や動物があって
家は変わらずそこにあったということだ



【内容抜粋メモ】

ずっと昔
湖のほとりに優しい医者と明るい妻が建てた小さな木の家があった
家はとても幸せでした












子どもたちは大きくなり
ある日、兵隊が家族に家を出るように命じる






1年後、新しい音楽家の家族がやってくる






男の子たちは行進ごっこをし
母親は武器を作る人に雨樋の金属まで渡した






父親に軍隊に入るよう命じる手紙が来て
一家は逃げ、家はまた残される






音楽家の友人夫婦がやってきて
しばらくの間、戦火と厳しい寒さをしのぐが
夫婦は街へ逃げ、家は再び空っぽになる










暖かい帽子をかぶった男が家族とともにやってくる
家にはふたたび笑い声が響く






ある朝、家と湖の間に兵隊が高い壁をたてる
子どもたちは畑で働かされ
男は近所の人たちを密かに見張る仕事をする







25年が経ち
子どもたちは大人になって家を出て
灰色の暮らしは終わりがないように思えた


突然、兵隊も番犬も消え
壁を叩き壊すと、また湖から心地よい風が吹き込む






男が亡くなると家はまた一人きりになり
床板や扉が剥がされ、焚き木にされ
木々が生い茂る



15年後　一人の若者がやってくる
村の人たちの助けを借りて修繕する
家はまた幸せを取り戻す











【解説】






1927年
著者の曽祖父アレクサンダーは、妻と子どものために家を建てた
子どもの一人が著者の祖母エルシー
エルシーはあの家を「ソウルプレイス（魂の居場所）」と呼んでいた
家族はユダヤ人で1936年ロンドンに逃げた
その後、家はナチスのゲシュタポに取り上げられた

1937年
家は音楽出版社の経営者マイゼルに
実際の1/4の価格で売られた
妻は映画スター
２人の男の子はナチスのプログラムであるヒトラーユーゲントに加わった

1944年
家族はオーストリアに逃げた

1944年
マイゼルの仕事仲間ハンス夫婦に避難するよう勧めた

1945年
ソビエト軍が占領する少し前
夫婦は家を後にした

戦争後、ウォルフガングと妻、２人の子どもが住む
彼は近所の住人を見張るスパイのような仕事をする

1961年　ベルリンの壁
30年近くに渡り西ベルリンと東ドイツとに分断

1999年
ウォルフガングがなくなり空き家となる

2013年
トーマス・ハーディングが家を訪れて元通りに修繕

「アレクサンダーハウス」と名付け
教育、レクリエーションを行うセンターとして生まれ変わる

ホームページもある

実況 シティーズ市民の一生を見届けたらあまりに過酷すぎて泣けた＠ゲーム実況 コーマさん

『Outer Wilds』で知ったコーマさんの実況を漁ってますｖ

※ネタバレ注意


■街づくりゲーム「シティーズスカイライン」
コーマさんの動画の視聴回数が30万回を超えたシリーズ
街づくりゲームが好きなだけあって、とても初見とは思えないほど慣れてるし
その後、様々な奇天烈なアイデアが次々生まれて
すごい長いシリーズ化されたみたい


●【シティーズスカイライン】実況 #1 めっちゃ街つくります！
記念すべき初回がこちら
この時はまだ長寿番組？になるとは本人も知らなかった

市民を日本人風にして、秋田犬を導入？したのがとてもステキすぎる！！
ときどきのびをしたり、ブルブルしたりして超カワイイ！











●【シティーズスカイライン】実況 ゆる～い日本づくりを開始します【Cities: Skylines】
ほかの人が作った日本地図をもとにして
高速道路、新幹線、観光スポットなどを置いて
ゆる～い日本を作っていく人気シリーズ

まずはコーマさんの出身である北海道から
一番大きいし、ごちゃごちゃしてない分、作りやすそう

本州に入ると途端に土地不足問題でいろいろ端折ることになるｗ


●【シティーズスカイライン】実況 ゆる日本づくり 千葉県(館山、銚子、マザー牧場、ディズニーランド)【Cities: Skylines】
九十九里浜、市原ぞうの国、ディズニーランドならぬ「出銭ランド」（爆）もすごい雰囲気出てる








東京湾にクジラが泳いでいてビックリ！
そこを埋め立てて「出銭ランド」を建てるあたりにヒトの悲しい性を感じます・・・





●【シティーズスカイライン】実況 ゆる日本づくり 長野県(松本城、上高地)【Cities: Skylines】
たくさんある県の中でも、やはり自分の故郷は気になるものｖ
千曲川、善光寺、松本城、諏訪大社、地獄谷温泉、上高地などなど
長野も大きくて、いろんな見どころがたくさん詰まっていて改めて好きになるｖ
ゆる日本ではかなり縮小されてたけどｗｗ









●【シティーズスカイライン】実況 シティーズ市民の一生を見届けたらあまりに過酷すぎて泣けた【Cities: Skylines】
そんな「ゆる日本」が完成したのか、そこで暮らす人々の一生に密着する企画
『Dawn of Man』の時も１人１人のキャラがすごいたってたから
その一生が見てみたいと思ってたんだよね

まずは０歳児を見つける→川野美智子さんに決定ｖ
群馬県にある「六本木ヒルズ」に住み、０歳にしてすでに高度な教育を受けている状態




2096年の未来は、夫婦別姓はもちろん、
就職してもほとんど出社しないのは当たり前
それどころか10代はほとんど家からも出ないｗ





「ファッショナブルファッション店」に入り浸ること数か月
やっと出社したと思ったら、ものすごい遠い他県だったり







電車を待っていたと思ったら、いきなり「迷子」になるとか
爆笑の連続でお腹が痛いｗｗｗ

2096年　誕生
自宅で迷子（６歳）
リゾートホテルに宿泊（９歳）鬼怒川温泉に宿泊したまま２年間出てこない
リアル・シリアルに就職（12歳）→群馬から函館に片道約３か月の通勤
コーマ：３回通勤したら１年経っちゃうからねー（爆×5000
転職先は「なんでもスーパーストア」という名の吉野家




25歳で死亡！
コーマ：無理な通勤が祟ったんじゃないかなあ・・・

母・島崎信子さんを追うが全然家から出てこない→88歳で死亡






いろいろ放蕩三昧だったお父さん with 秋田犬ｖ