●交信1
リサに会いに日本に行こうと決めた
この頃は自分の未来世である存在が私の自我をほとんど生きていた
人から「あの人ちょっとおかしい」などと言われた
「頭がおかしい」などと言われる人が
宇宙的に見れば、実はとてもまともなのだと気がついた
私に起きていることの答えを出している人を求めて
エササニ星のバシャールとチャネリングする人のセッションを受けることにした
後にリサによれば私はエササニ星とも縁が深いらしいことがわかった
リサも最初はバシャールが先生だった
自分の体験を通して答えを知りたい私は
物語のエンディングを先に言われるのは嫌だ
体験を通してでないと私は信じない
セッションの内容のメモを取った
メモ:
あなたの友人や家族に起きた出来事は
あなたが宇宙のチャネルになる触媒でした
その問題を解決するのに必要なのは
当然愛のエネルギーだけです
以前の人生で敬虔なクリスチャンでもあったあなたは、大変辛い思いをしました
だから今世で他宗教を一切否定する宗教団体の下に生まれたのです
やっておけばよかったと後悔しない生き方をしてきました
惹かれることだけで生きてきたあなたは
私たちとずっと繋がっていたのですよ
あなたは難しいこと、面倒臭いことも苦手です
それが平均的な人間です
もっと簡単な言葉で伝えてください
こんなに与えてもらっていながら
私は何も返せていなかった
私たちが一番後回しにしたいところから
直ちに取り掛かるように宇宙存在達は送ってくれている
まずは家族を通して散々見せられた
しわ寄せがやってくるスピードが
かなり早まっているのが現代だと感じる
時に憎まれても突き放し、信じて見守ることも教えられた
問題の根本の原因を彼らは指摘してくる
お互いに感謝が足りないこと
自立すること
何より子供が犠牲になっているのを見てやるせなくなった
歯がゆい思いで死を選んで姿を消していく子供たちの気持ちが痛いほど伝わった
子供達は両親に愛の気づきをもたらすために地球にやってくる
面倒がって問題に蓋をし続ければ
子供はその身を犠牲にしていく
例えば子供が引きこもりなどの問題を抱えている時
癒しを必要としているのはまず両親のほうだ
お互いにオープンでなかったり
対外的に嘘ばかりついていたり
自分のことしか考えていない場合など
不仲にもかかわらず我が子がいつもニコニコしていたら
その子の心はもうボロボロで叫んでいることに気づくことだ
もしも自分の赤ちゃんが歩き出すのが
他の子供に比べて遅いとしたら
やはり両親の問題に目を向けることだ
どの問題もまず母親を癒すことである
母親は一家の光
母親が恐怖心を解消すると、問題は嘘のように解決する
母である女性は家庭の中で与える役割に慣れていて
与えられることを諦めている女性が多い
奥さんや恋人に「いつも愛している」と表現してあげること
コミュニケーションを絶対に無視しないこと
女性も男性に甘えず、自分の中の男性性をしっかりと信じて見出すこと
「子供のために生きる、我慢する」などと言っているあなたは
自分が一人の女性であり、人間であることを思い出すこと
21世紀は女性の時代
女性性は自然と宇宙との調和
平和への前進は女性性が目覚めること
弱さを堂々と見せられるのは強さである
アルツハイマーも知的障害者も病ではない
最も重症な病気にかかっているのは
病気だとみなしている人々や社会だ
平気で地球を汚し
ぶつかっても謝ることもなく
先のことばかり心配したり
過去を悔やみ、憎み続けたり
他人からどう思われるかを気にしすぎたり
これらは全て病気である
●交信2
自分は他の人より進んでいて
目覚めない人を目覚めさせてやっている
というとんでもない勘違いに陥っている人がいる
そして釈迦、マリア、キリストを崇拝したり
教祖が次々に生まれる世の中
目的はただ争いや憎しみのないリアリティ
曼荼羅の体験以来、結局は全てが幻に見えた
全ての人間は自分自身である
この世界は儚い一瞬の夢である
「今日が最後でいいと言うのなら、この現実を立ち去りましょう」と告げられた
急に目の前の現実が透けていった
私はワクワクした
でもやっぱりなんだか寂しいな
すると次の日やはり同じ場所に目覚めてしまう
身勝手にがっかりした
永遠は果てしなく切なく感じた
『宇宙のエネルギーとして遊んでいたんだよ 今もずっと』
家族は実はまだこの次元に留まりたい
私の隠れた自我に応えて辛い現実を突きつけ
現実に引き止めてくれているように感じる
それは厳しい愛
覚めない夢を満喫したいならば
あなた自身が居心地のいいと思う現実をつくること
ちっぽけな愛ではだめなのだ
どれだけ愛の意識で動くことができるかということを
表現させてもらえる場=家族の問題を引き寄せている
例えばとても暴力的な子供がいるとするなら
その心を包み込むほどの大きな愛の力が必要だ
そのプロセスは結局、みんな自分のためである
「子供に迷惑をかけられている」という被害者意識にとらわれているのは病だ
「自分が何かをしてやっている」などはうぬぼれなのだ
頑固に腰の重い人には「いい加減にして」と思うが
宇宙的には「なんて愛の強い厳しい先生だろう」と思う
しかし家族のいがみ合いが激しく起きるたび
私は言葉が出てこなくなった
『心に正直に生きなさい 堂々と生きなさい』
姉へのメッセージ:
あなたを無条件で愛する子供たちのことを大切に思うならば
あなた自身が自立して人間として輝くこと
父へのメッセージ:
照れという自我が邪魔をして、言葉で伝えてこなかった
あなたの心が荒んでありがたさにも気付けないようになってしまった
弟へのメッセージ:
弱い感情に思い煩う前に行動しなさい
宇宙に問いながらが鍵です
自我を満足させるゲームに飽きるまで
その後は欲も手放し、宇宙に完全に委ねることができるでしょう
たくさんの次元の扉を一瞬の選択で選び続けて今この瞬間に生きている
人類全員の心の状態がこの現実を選ぶ
それは戦争か平和か
全ては内なる平和
憎しみや悲しみをもう二度と繰り返さないこと
私たちは全ての扉を知っている
家族の問題にもまれながら
忍耐力、行動力を試され続けると感じた
母はとある男性と会うようになっていた
母が十代の頃に巡り合った人のようだ
母は12歳も年の差がある父との価値観のギャップを感じはじめ、寂しさを感じていた
姉は母のことを私以上に尊敬して愛していたようだ
姉は10年前のある日、一通の手紙を見つけた
「渚を育ててくれて、ご主人にはとても感謝している」
母が下手な嘘をついて何日も家を空けることを
家族はおかしいと思いながら嘘を信じようとしていた
辛い子供時代を過ごした母にとって
本心を見せない事がこの俗世で生きていける方法だと信じていた
弟は急に成績が落ち、アトピーも悪化していった
魂が本当に望むことに正直に生き始めた母の魂の力は
子供にも確実に伝わる
母と姉の確執の中で、私はもみくちゃになっていた
父は九州男児の頑固者で女性を分かろうともしていなかった
夫婦喧嘩をどう止められるか
どうしたらいつもニコニコの家族でいられるか
子供はいつもそんなことを一番に考えているものだ
たとえ離婚という決断をしても現実を受け入れることはできる
母は家に戻ると
「あの子は遊び暮らしていて、私に家事をさせて、いつもクタクタなの」
と嘘をついてたことを知り、大きく傷つけられた
愛している自分の母親にこんな風に裏切られるなんて
私はその頃離婚して、自立するため
ツアーコンダクターと水商売のバイトで生計を立てていた
水商売ではお客さんとの距離感がわからず
騙されてはホテルに連れ込まれたりした
自分以外で信じられるのは家族だけと思っていたのに
この頃から私は自分の肉体も心もどんどん傷つけていった
簡単に男性と寝て、次第にドラッグに走っていった
姉はかなり精神的に不安定な状態で子供を産んだ
私はその男性に会ったことがあり
姉のことも誠実に思っていると感じた
背中には感謝を受け取るためのハートの裏側がある
ありがとうのエネルギーに気づくだけで現実が変わる
血の繋がりなんて肉体だけのこと
心から感謝を知った時、家族の厳しい愛が分かるのだろう
今まで避けてきた家族と時を過ごそう
もっと語り合おう
いがみ合えるほどさらけ出せている愛のグループのはず
2003年3月 マレーシアでのパートナーの仕事が危うくなってきた
私は弟をマレーシアに呼ぶことにした
●交信3
家族の中で一人だけ突っ走ると、必ずどこかに歪みが出るものだ
家族が病気になる時
一体どんな気づきを見せられているのか
避けていること、決めつけていることはないかの見直しをするのだ
東京での生活は弟にとって厳しいものだった
不憫に思った両親は仕送りを始めた
それが当たり前になり
自立する力をどんどん奪ってしまう結果となった
父の会社が倒産し、仕送りがストップ
『彼には今すぐリセットが必要です
でなければこのまま生き続けることは難しくなります』
「とにかくマレーシアにいらっしゃい」
パートナーはマレーシアでの仕事を楽しんでいない
クレーム処理で楽しいわけがないだろう
男性への社会への期待や常識の中で
たくさんのことを我慢して押し殺している
このまま死んでも本望だという仕事をしてきた私にとって
彼の姿は甘いと思った
言葉で示すとき、魂を宿してエネルギーとして行動を突き動かす
本来言葉はそのようなツールだ
『地球はこれからいよいよ魂の語りかけを
無視しては生きられない段階に入っています
仕事が嫌い、楽しくないという人は
様々な現象を通して幸せを感じられることを迫られるでしょう
まだ我慢できると言いながら進めば
病気などを通して立ち止まることを体験するでしょう
病気を治すため、ストレスの憂さ晴らしにお金は流れ
いったい何のために働いているのかと
虚しさが増え続けていくのです
もう卒業しようとあなたが決めてきたのです
決断した時、全てのエネルギーが動きます
生きている喜びを感じることを
たった一つでもいいから持つこと
見たことのない世界は怖いと思うのは当然
面倒と思うかもしれません
それを一歩踏み出したとき
人間関係、環境もすべてが変わります
あなたが自由に表現しているとき
愛に溢れ、全てがシンクロニシティの中で進みます
あなた達が未来と呼ぶ地球は大きく分けて2つあります
1つはもう破壊されてしまった地球
もう1つは喜びと愛の光で輝いている地球
どちらに進むかは今の心の状態で決まります
好きなことをして成功して生きていけるのは
一握りの人間しかいないという情報を鵜呑みにしないことです』
私の母だった過去世がある彼は
幼い私を残して亡くなった
もうあんな切ない別れは嫌だよ
「もう仕事を辞めるよ」
日本に帰っても住む場所も仕事もない
でも何とかなる
その頃私の家族はみんなが病気だった
母は原因不明の喘息のようなひどい咳で苦しんでいた
昔母にプレゼントしたエジプトのアベンチュリンの
ネックレスをつけてみてと電話すると咳が治ったと言う
本当の原因は、自分を偽ってごまかして生きてきたから
甥の喘息めいた不調はかなりしつこく続いていた
ネットサーフィンでレイキというものを見つけた
患部に手を当てて宇宙エネルギーを通す療法を基本とする
精神性を高める目的としたヒーリング
何か宗教めいてる感じもする
3日後の金曜日からコースが始まる
2人分申し込んだ
初めて訪れるシンガポール
中国人のレイキマスターとクリスタルヒーラーの奥さん
発祥者の臼井みかお氏の療法を継承した臼井式伝統霊気を教えている
エネルギーを集中すると
写真の人の症状のあるところが
私の体のパーツを指し示すように疼いて感じられた
最後の日、私は急に言葉が話せなくなった
こんな地球はもうたくさん!
地球の悲鳴が聞こえない人達の中で
私はどうやって暮らしていけばいいのですか!
しばらくしてまた言葉が戻ったが
虚しい思いは続いた
批判、威圧的な言葉、態度は凶器に感じた
甥や姪にレイキを送ると、驚くほど咳がどんどん良くなった
しかし根本の原因は解決されていない
『満員電車のような環境の家で
夫婦が喧嘩をしていれば子供が病気になって当然です
住環境を心地よく保つのが大切です』
突然、甥がたくさん車が通る前に飛び出すビジョンが見えた
姉から電話が来て
「今朝、リョウが車の前に飛び出して轢かれそうになった…」
「あなたがぐずぐずしていれば
あの子達は愛のために死ぬことなんて怖くない
いなくなって後悔しても遅いんだよ!」
弟がマレーシアにやってきた
ダンスもチャネリングだ
魂のあらゆる姿を体で表現する
彼をマレーシアのクラブに連れて行った
「踊るのが楽しい ずっと踊っていたい」
人生において次のステージに進む時
過去で過ごした場所に呼ばれることがある
そこに行くとエネルギーを拾い集めることができる
過去に楽しい思い出がある場所には、あなたの気が残っている
逆に悲しい思い出があった場所も同様だ
何かを手放したい時も思い出の場所に行くと思い出すことができる
弟が帰国してすぐ、アクロバットができるダンサーが必要だと
世界が絶賛するO氏プロデュースの大舞台が決まった
私はなんだかまだこれから一山という気がした
それから毎日のように色んな悩みについてメールが来た
その頃の私は「お金、お金」という人を
居心地が悪いと感じていた
置いていくものを極力少なくしようと生きている日々
その頃から私は毎日カラスに追いかけられていた
「4月23日 あなたはここから去りますよ」と言われて
とうとうここから離れられるんだ!
ある霊能者のところに行って修行している友人に
帰国することを話すと、その先生が私と会いたいと言う
日頃は自分から誰かのもとに出向くことはまずない先生が
友人を介してチャネリングメッセージを聞きに私の元にやってくる
初対面のたくさんの人々に囲まれて
チャネリングすることは全く気が乗らなかった
東京に住む弟に会うと、全身真っ黒の服を着て
お葬式にでも行くのかというような格好
美輪明宏さんもおっしゃっているが
「不幸になりたければ黒やねずみ色の服ばっかり着たらいい」
ハワイや関西で長く住むうちに、いつしか原色が大好きになった
実際、関西の波動はとてもポジティブだと感じる
誰かの前でチャネリングを行うのは初めてで
私はまだ戸惑っていた
霊能者の先生がいきなりなり何かを取り払う仕草を始めた
「カラスをとっている」
「ナマだ」
生とは生き霊のことらしい
私の母親がくっついていると言う
『何かにつままれるとか祟りとか 人間は本当に困るわ』
バージニアが囁く
浮遊感がなくなり、体の輪郭をリアルに感じた
ああ、また逝けないのかな
永遠の今が続くことへの絶望
私は一人一人プライベートでチャネリングした
夜が明けて外を見ると鳩が空を飛んでいる
カラスが鳩に変わった
私は逝けないんだ
この晩、甥が急に高熱を出して倒れたと言う
「昨日助けてくれたよね」
「だってこの前、あけみちゃんが僕を助けてくれたから」
紙で作った飛行機のチケットをくれて
「前は黒いチケットだったから飛行機に乗るのは難しかったけど
今日は白いチケットだからもう乗れるよ」
この子達は何も恐れず、ただ愛で包んでくれる
『愛の受け取り方を忘れた大人は
時に子供の愛を拒絶し、虐待し、死にまで至らしめる
これから地球に生まれてくる子供は
更に進化した意識を持っている
もう無知な大人の愛の犠牲になるために
生まれてこなくていいのだと分かっている
それでもそんな環境に生まれることを選ぶ魂もある
若い魂の大人たちに教えるために』
夜になり、突然私は母の意識そのものになった
父は本当に母を愛していたが
出会い方が母を傷つけた
17歳の母を半ば強引にものにしてしまったのだ
しかしある男性から想いを寄せられ
初めて自分からも好きになり恋をした
男性には妻子がいることを知り、母は諦めたらしい
私がアメリカに旅立ち
子供への喪失感が彼女をその人との再会に駆り立てた
父との言い争いの夜は、今までの膿が噴出した
私の隣にいた甥は突然トランス状態になり
記号のようなものを延々と羅列していた
次の日、父は異様に早く目覚めて
長い間したこともない自分の部屋の掃除を始めた
チャネリングメッセージは
「古くなったものへの執着を手放しなさい」という内容で
家を手放しなさいということだった
2人が別々に住むこと
より仲良くなるために離婚する人も最近は多い
姉の新居も無事見つかった
飛行機に乗る時間が近づくと
突然私の鼓動がバクバクと高鳴り始めた
ビジョンにたくさんの眩しい光が見えた
その中に宇宙人の姿をした目だけが黒くはっきりしている
光の存在が一人手を広げて立っていた
●交信4
機内のスクリーンに映し出された映画は
どうやらエイリアンもので
ちょうど飛行機の中のシーン
『人間は宇宙人がこのようにあなた達を襲って
滅ぼす存在と思い込み、ジョークを作り出すのよ』
こんなに穏やかな光景、エネルギーを感じたのは初めてだった
私は出発前に遺書を置いておいた
こうして人は生と死を繰り返して生きている
夜眠りにつき、死と言われる世界を体験し
夜明けの光に導かれる
必ず太陽が昇ることを誰も疑わない
こんなにすごい現象が当たり前に起こると信じて疑わない
信じて待てばそうなるのだ
宇宙に偶然などないのだから
今この瞬間をいかにベターに工夫し、楽しむか
人間は時に自分を信じられず疑うこともある
それが人間だ
これまで宇宙存在たちが
手取り足取り教えてくれたことは
とてもシンプルなことだった
1
怒る必要など本来はない
怒ると叱るは違う
これがわかると怒るフリが出来るようになり、囚われなくなる
2
気になるといつも思っていることを片付けること
どんな小さなことでも
とりかかって終わった後の爽快感は
本来のあなたのエネルギーが奪われていたことを教えてくれる
3 今日が最後だと思って、ベストを尽くす
4
どんな時にも守られていることを信頼し
怖い、無理だと思うことをやってみること
危険にさらされることは絶対ないと信頼すること
5
自分自身が目覚めるための人生だということ
周りはもう悟っている仏として敬いなさい
すると相手に仏の姿をいつも見ることができる
これがいわゆる3次元と4次元、多次元に同時に存在している感覚
『あなたの魂の成長を一番分かりやすく見せるのは、巡り会う人々である
どうしても居心地の悪い人と出会った時
自分がまだそんな世界に住んでいるのかと絶望するかもしれない
あなたがどんな感情を味わうのか、まずは体験しなさい
自分の中にそんな部分がないかを見つめてみなさい
病を引き寄せることも可能だ
たくさんの人々が無意識に病を作る名人だ
特に嫉妬などの感情に溢れていた人々は
あなたがなりたい自分を成し遂げた時
態度を一変させるだろう
わからずやの彼らが成し遂げるための
原動力の一部となってくれたことを感謝できるのである
波動グッズなどで高めたりすることも一時的には可能だが
やはり魂の自己練磨なくしては
本当の意味で心と体のバランスのとれたあなたにはならない
そこまでに至る切磋琢磨の魂の過程がわからないと
自我はパニックを起こし
堕ちた時にどうやって魂の故郷に戻れるのかもがく
自分を磨き続けること
あらゆる自我の側面があることに無視しないで向き合い続けること
ぐうたらしている時間はない
病気になっても乗り越えられる程度のもの
傷ついても立ち直ることができるくらいのもの』
自分が今までずっとガチガチに力が入りすぎていたことを知った
幼稚園の頃から何をするにも一番時間がかかって
怒られたりいじめられた私は
いつしかいつも疾走していた
「早くしなくちゃ 怒られるよ!」
息切れしているのに気付かずに
2003年7月
パートナーと日本に完全に帰国することになった
最期にどこに住もうか?
ワーキングホリデーでまずはカナダに行こう
●絆 最終章
家族がひとりひとり「らしく」生き始めるのを見ることができたら
自分を褒めて認めてあげよう
自分を褒めることが随分苦手だったから
自分を慈しみ、認めてあげることが上手だったら
現実はもっとイージーだったろう
わざわざ今に戻ってきたのは
全ての存在が愛だと確認したかったからなのだ
家族として仲間として助けあおう
母は父が昔から人の気持ちを考えない
傍若無人で身勝手なところにとても嫌悪感を抱いているようだった
運転中に窓からゴミを捨てたり
人前で平気でゲップやおならをするなど
私もそれを見ながら「こんな人とは絶対結婚したくない」と思っていた
母は我慢の人生だったから
きっと我慢することに慣れてしまったのだ
それが次第に麻痺していくのだ
女性で膀胱炎の人は愛と関係が大きい
パートナーとの関係で体が泣いているのに気づいていない
寂しいという涙を飲み続けていると
膀胱や性器などを傷つける
しかし父のそんな演技は、宇宙から見れば
周りを気にしすぎて常識の型にはまってしまう
母や私たちの自我をずっと刺激し続けてくれていたのだ
それぞれ心苦しさを感じながら
既に10年ほどの月日を過ごしていた
「お母さん、自分の気持ちを偽っていけば
私か弟に何か起きるよ」
母がまた家からいなくなった日
弟の大舞台が駄目になった
4月23日
すんなり逝かなかった私の代わりに、彼が全部背負ったと感じた
姉からの電話で弟が事件を起こして逮捕されたと知った
結果的にこの出来事で家族は急速に
お互いに思いやり、対外的に体裁を捨てること
自分と相手を信じる力を実感して感謝を味わった
母を支えなければならない
私は家族とあまりに考えや生き方が違いすぎて
彼らに近づくのはずっと苦しかった
自分の呼吸ができない
大きな呼吸ができる場所に逃げた
自殺はその場面からやり直し
痛くて苦しいだけだ
私は大自然の地で自由に生きていることを感謝した
バラバラになっていた家族は
たくさんの感謝と愛の気づきを感じていた
母も私の話をもっと真剣に受け取るようになった
宇宙は「美しい、優しい、明るい音楽を周りに保ちなさい」とメッセージを送ってきた
急にエンヤが聴きたくなり
同じ頃姉も聴き始めたと言う
状況が急に良くなった
音の大切さをこれほどまで味わったことはない
ネガティブな言葉、ポジティブな言葉が
現実を変える様も目の当たりにして体験した
一瞬一瞬で状況が変わる
警察も「こんなにいい子が信じられません」と言う
留置所にはアトピーの薬の差し入れができず、飲み水も水道水
これは彼がアトピーを克服するための出来事として
起きたのもあるだろうと確信した
そして「実家を手放しなさい」というメッセージ
環境の変化への大きな恐れ、執着だけで今まで来てしまったのだ
タイムリミットはとうに過ぎ
弟の事件でまざまざと見せられた
私は日々、意識や感覚の違いから
どこかいつも他人のように距離を置いていた家族を
もっと気遣うことができるようになった
マレーシアを出発する前に
どうしても綺麗で澄んだ海を見たかった
パートナーとともにランテンガ島に行くことになった
驚くほどの透明な海!
自分が幸せでいることが無限の愛のエネルギーへと繋がる
繊細で素直な弟は、現実が辛く
複雑な家族のシチュエーションの中で
両親の感情のゴミ箱となってしまったことも何度もあっただろう
『親が心から愛し合い、尊敬し合える関係であれば
子供は放っておいても守られ、包まれた人生を送る
依存や惰性の不仲の環境で子供を育て続ければ、必ず現象が外に現れる
お金も運もすべては遠ざかる』
後に彼は私に言った
2001年にチャネリングが起きた時
どうか答えを教えて欲しいと
心の底から祈り続けていたということ
弟のアパートの片付けに両親とともに行った
ボロボロのアパートに着くと足腰が立たなくなった
普段は霊や祟りなどの次元とは交信しないが
母親と小さな女の子が天井の隅にいて、ずっとこちらを見ている
お香を焚くと、何本付けても消え続ける
除霊の方法など知らないし
そんなものはまやかしだと思っているから
何十万も払って霊を払ってもらったというのは信じない
死は怖くないと思っている私は
霊を怖いとは思わなかった
弟のネガティブなエネルギーになっていて
彼女達ともう何年も同居していた
最後には納得して光に上がって行くのを確認した
「家族の和をどうぞ大切にしてください」
それを伝えたかったのだ
冷蔵庫にはろくに食料もなく
部屋から『完全自殺マニュアル』という本が出てきた
涙が止まらなかった
生きてくれていて良かったと感謝した
もう卒業すべき古い考え方に対する執着を手放さなければ
ショックな出来事でナビゲートされた
それが宇宙の愛
被害の後、どんな和が生まれるかを見ることが出来れば
どれだけ執着していたかに気づける
どれを手放せばもっと楽になれるか
一人一人が日々真剣に見つめて行動すれば
災害は起こらなくなる
2003年7月 リサの来日
私はパートナーと友人と3人でセッションに行った
「ハロー」と言って出てきてくれた時、涙が止まらなかった
ヒーリングをお願いしていたが
なぜか手違いでチャネリングセッションになっていた
彼女が一貫して言い続けたのは「信じなさい」だけだった
リサ:
「家族を時に突き放すことも愛です」
普通はそのような劇的な体験(2001年のコンタクト)をすると
自我が恐れて体験を覚えていない
あなたのその夜の体験はソウルブレイドと言って
未来のあなた、宇宙人のフューチャーセルフが
今のあなたに統合したのです
ブレイドとは三つ編みという意味で
地球人としての私の魂、未来の私の魂が三つ編みのように一緒になっている
のび太くんとドラえもんが一人にくっついたようなもの
リサ:あなたはそのメッセージをどうしたいですか?
私:みんなとシェアしたいです
リサ:That's Great!
現れる人は全て宇宙からの使者 私自身
私たち3人に『アセンションの道しるべ』という本がプレゼントされた
通訳の日本人女性は、その本の翻訳者で星名一美さんだった
リサとまた会いたい
今度は対等に友人として
今度彼女に会えるまでにもっと強い自分になろう
パートナーは「いつかリサと一緒に仕事をしているのを感じるよ」と言ってくれた
そしてこの7月11日はリサと星名さんの誕生日
いよいよこれから始まる
さらなる新しい旅
更なる宇宙への導き
2003年7月が始まろうとしている
あとがき
戦争状態だった家族は争いをやめ
2人の父親が一緒にお酒を飲むなんて
あの頃は想像もできませんでした
この話はメールマガジン「宇宙への導き」と題して
発信してきたものですが
書ききれなかった内容も追加しました
ニューヨークを訪ねてジョン・レノンの碑の前に座った
最後の日、再び碑の前に導かれると
色とりどりの花でピースマークが迎えてくれた
その後、突き動かされるように原稿をまとめて
文芸社さんが出版を引き受けてくださった
それは12月8日ジョン・レノンの命日でした
私は宇宙や自然からいつも教えられています
古い常識で物事を捉える人は
愛に溢れて幸せそうな人々を嫉妬することに
いつも疑問を持っていました
たくさんの山を越えてきたから強いのだということがわかる時
小さな世界に閉じ込められていた人々は
そこから出てくる勇気をもらうでしょう
カバー写真のへそのアイデアは入浴中にやってきました
へそは母なる地球とのつながり
父なる宇宙の光を集め
皮膚を纏って胎内に宿った記憶を思い出させる
あのハロウィンの日に救ってくれたKAZZ
友人のリサ
この本を手に取ってくださった皆様とのご縁に深く感謝します
自分の本来の姿にいつも心眼を開いておくことは
これからは歯磨きと同じくらい
日課や常識になる時代が熟していると感じます
宇宙からのメッセージ1
私達が名もないあなた達と同じ
人間の人生を送ったただの通りすがりの存在だと言ったら
信じないのでしょうか?
私たちとあなた達が同等だという事に気付く時は熟しています
今、物質社会に住む多くの人達に必要なことは
知識ではなく体験し、感じ、自分を信頼することです
より多くの情報を知っていることが必要なのではありません
宇宙からのメッセージ2
今このメッセージを目にされた方は
とても平和な恵まれた環境にいらっしゃるはずです
雨露をしのげる家があり
スイッチを入れれば電気がつき
喉が乾けば水を飲むこともできるでしょう
当たり前にあるものに対して感謝ができていないのに
今置かれている環境が満足ではないと
不満を言い続けながら逃げ場を探しても
永遠に見つかりません
地球に残された過去の歴史の足跡を掘り起こすことに躍起になるより
まだ開拓されるのを待っている
怠惰な自分がたくさん眠っているのに気づくことです
目に見えるものと見えないものは同じです
あとどれくらい苦しみや天災、戦争を味わえば
重い腰を上げるのですか?
宇宙からのメッセージ3
言葉の持つエネルギーについて
感じない人間が増えている
感じることで進化できることを忘れないでください
あなたの周りの音の大切さにもっと目を向けてください
電化製品の音、自動車、飛行機、咳払い
あまりにも無意識にネガティブな音を聞き流している人間が多いのです
車のひどい騒音の中で暮らしているなら
どんなエネルギーが周りに作られるか感じるようになれば
あなたはもう耐えられないでしょう
あなたたちが肉体を健康に保つにあたって呼吸は一番重要です
地球の鼓動ともつながっています
ゆったりと深呼吸できる人間関係をたくさん作ることです
それにはあなたが常に本当の気持ちを伝える勇気が必要です
明るくポジティブな音楽を聴くことはとても大切です
あまりにも無意識にネガティブな言葉を発している人間が多いものです
あなたの接している相手の心に入ることです
推測しないこと
相手の気持ちを決めつけないこと
言語によっても作り出される波動が違います
あなたが1日の中で愚痴や中傷するようなことを
どれだけ口にしているか意識を向けること
今日何回「ありがとう」と言いましたか?
宇宙からのメッセージ4
あなたの右半身は三次元的物質世界にあり
左半身は非物質的世界にあります
両方の世界のバランスをとってしっかりと地球に存在することです
何かに没頭している時、明日の仕事のことを考えますか?
両手を合わせてあなたが地球の中心にいるのを想像してみてください
右半身に体調不良が現れる時は
物質社会で力みすぎているサインです
左半身に不調を感じたら心の声に耳を塞いでいませんか?
友達に話しかけるように私たちに語りかけてください
あなたの中から偶然という言葉が消えるはずです
全ての出来事に意味があります
今あなたたちは意識の変化の真っ最中です
気づいた人が堂々と見せていくのです
純粋に愛を持って物事や相手に接する時
あなたが超能力と呼んでいるエネルギーは自然に開きます
超能力とは愛です
今あなたが見ている地球の状態が
あなたの心の状態そのものです
頭ばかり大きくなって、ハートに愛は枯渇していませんか?
いじける前に行動することです
一歩踏み出して石につまずいて転んだらどうしよう
骨折して、入院して、仕事ができなくなり
お金が入ってこなくなったらどうしよう
なんと想像力豊かなことでしょう!
そう思えばそうなるのだということを素直に受け入れてみてください
やってくる困難は必ず乗り越えられるゲームなのです
愛とかけ離れた方向へ創造のエネルギーを向ける時
必ず行き詰まります
いくつものパラレルな現実の中に
いくつもの地球があり
いくつものあなたがいます
私たちは強制しているのではありません
「過去は変えられない」とあなた達は言いますが
今を変えれば全てが変わります
愛し愛されることを大切にしてください
愛し愛されたいならば自分を磨き続けること
愛し続けることです
地球のどんな場所に行っても臆せず行動できる自分を
磨き上げるには何をしましょうか?
日本は万物との一体感、シンクロニシティと言われる波動を
形にして伝える伝統文化があります
茶道、華道、武道
日本の文化はそのような面で
これから非常に重要視されるでしょう
自立への光が増しています
これはサポートの光です
これを信じて受け入れてみてください
あなたがあなたであることを楽しむこと
そのエネルギーが宇宙には美しいメロディーとなって流れるのです
ディラ プロフィール
現在は宇宙人、地球人としての視点で
スピリチュアルカウンセリング
ヒーリングを軸にオーラの修復
過去世、現世、来世に渡るトラウマや
古いネガティブな思考癖への気づきを促し
真我と自我との対話を中心に許し、感謝へと導き
自分はとは何であるかを実際に体験し、具現化してもらうため
それぞれに応じた必要な内容をその場で作り上げ
導く独特のセッションを行っている
2001年 自律神経の不調で通院が始まる
2001年10月31日ハロウィン
夜中に突然呼吸困難になり、宇宙存在たちからのメッセージを受信し始める
2002年3月 書くチャネリングが追いつかず、口頭でのチャネリングが始まる
2002年12月29日 悟りへの体験 エンライトメント 死と再誕
リサに会いに日本に行こうと決めた
この頃は自分の未来世である存在が私の自我をほとんど生きていた
人から「あの人ちょっとおかしい」などと言われた
「頭がおかしい」などと言われる人が
宇宙的に見れば、実はとてもまともなのだと気がついた
私に起きていることの答えを出している人を求めて
エササニ星のバシャールとチャネリングする人のセッションを受けることにした
後にリサによれば私はエササニ星とも縁が深いらしいことがわかった
リサも最初はバシャールが先生だった
自分の体験を通して答えを知りたい私は
物語のエンディングを先に言われるのは嫌だ
体験を通してでないと私は信じない
セッションの内容のメモを取った
メモ:
あなたの友人や家族に起きた出来事は
あなたが宇宙のチャネルになる触媒でした
その問題を解決するのに必要なのは
当然愛のエネルギーだけです
以前の人生で敬虔なクリスチャンでもあったあなたは、大変辛い思いをしました
だから今世で他宗教を一切否定する宗教団体の下に生まれたのです
やっておけばよかったと後悔しない生き方をしてきました
惹かれることだけで生きてきたあなたは
私たちとずっと繋がっていたのですよ
あなたは難しいこと、面倒臭いことも苦手です
それが平均的な人間です
もっと簡単な言葉で伝えてください
こんなに与えてもらっていながら
私は何も返せていなかった
私たちが一番後回しにしたいところから
直ちに取り掛かるように宇宙存在達は送ってくれている
まずは家族を通して散々見せられた
しわ寄せがやってくるスピードが
かなり早まっているのが現代だと感じる
時に憎まれても突き放し、信じて見守ることも教えられた
問題の根本の原因を彼らは指摘してくる
お互いに感謝が足りないこと
自立すること
何より子供が犠牲になっているのを見てやるせなくなった
歯がゆい思いで死を選んで姿を消していく子供たちの気持ちが痛いほど伝わった
子供達は両親に愛の気づきをもたらすために地球にやってくる
面倒がって問題に蓋をし続ければ
子供はその身を犠牲にしていく
例えば子供が引きこもりなどの問題を抱えている時
癒しを必要としているのはまず両親のほうだ
お互いにオープンでなかったり
対外的に嘘ばかりついていたり
自分のことしか考えていない場合など
不仲にもかかわらず我が子がいつもニコニコしていたら
その子の心はもうボロボロで叫んでいることに気づくことだ
もしも自分の赤ちゃんが歩き出すのが
他の子供に比べて遅いとしたら
やはり両親の問題に目を向けることだ
どの問題もまず母親を癒すことである
母親は一家の光
母親が恐怖心を解消すると、問題は嘘のように解決する
母である女性は家庭の中で与える役割に慣れていて
与えられることを諦めている女性が多い
奥さんや恋人に「いつも愛している」と表現してあげること
コミュニケーションを絶対に無視しないこと
女性も男性に甘えず、自分の中の男性性をしっかりと信じて見出すこと
「子供のために生きる、我慢する」などと言っているあなたは
自分が一人の女性であり、人間であることを思い出すこと
21世紀は女性の時代
女性性は自然と宇宙との調和
平和への前進は女性性が目覚めること
弱さを堂々と見せられるのは強さである
アルツハイマーも知的障害者も病ではない
最も重症な病気にかかっているのは
病気だとみなしている人々や社会だ
平気で地球を汚し
ぶつかっても謝ることもなく
先のことばかり心配したり
過去を悔やみ、憎み続けたり
他人からどう思われるかを気にしすぎたり
これらは全て病気である
●交信2
自分は他の人より進んでいて
目覚めない人を目覚めさせてやっている
というとんでもない勘違いに陥っている人がいる
そして釈迦、マリア、キリストを崇拝したり
教祖が次々に生まれる世の中
目的はただ争いや憎しみのないリアリティ
曼荼羅の体験以来、結局は全てが幻に見えた
全ての人間は自分自身である
この世界は儚い一瞬の夢である
「今日が最後でいいと言うのなら、この現実を立ち去りましょう」と告げられた
急に目の前の現実が透けていった
私はワクワクした
でもやっぱりなんだか寂しいな
すると次の日やはり同じ場所に目覚めてしまう
身勝手にがっかりした
永遠は果てしなく切なく感じた
『宇宙のエネルギーとして遊んでいたんだよ 今もずっと』
家族は実はまだこの次元に留まりたい
私の隠れた自我に応えて辛い現実を突きつけ
現実に引き止めてくれているように感じる
それは厳しい愛
覚めない夢を満喫したいならば
あなた自身が居心地のいいと思う現実をつくること
ちっぽけな愛ではだめなのだ
どれだけ愛の意識で動くことができるかということを
表現させてもらえる場=家族の問題を引き寄せている
例えばとても暴力的な子供がいるとするなら
その心を包み込むほどの大きな愛の力が必要だ
そのプロセスは結局、みんな自分のためである
「子供に迷惑をかけられている」という被害者意識にとらわれているのは病だ
「自分が何かをしてやっている」などはうぬぼれなのだ
頑固に腰の重い人には「いい加減にして」と思うが
宇宙的には「なんて愛の強い厳しい先生だろう」と思う
しかし家族のいがみ合いが激しく起きるたび
私は言葉が出てこなくなった
『心に正直に生きなさい 堂々と生きなさい』
姉へのメッセージ:
あなたを無条件で愛する子供たちのことを大切に思うならば
あなた自身が自立して人間として輝くこと
父へのメッセージ:
照れという自我が邪魔をして、言葉で伝えてこなかった
あなたの心が荒んでありがたさにも気付けないようになってしまった
弟へのメッセージ:
弱い感情に思い煩う前に行動しなさい
宇宙に問いながらが鍵です
自我を満足させるゲームに飽きるまで
その後は欲も手放し、宇宙に完全に委ねることができるでしょう
たくさんの次元の扉を一瞬の選択で選び続けて今この瞬間に生きている
人類全員の心の状態がこの現実を選ぶ
それは戦争か平和か
全ては内なる平和
憎しみや悲しみをもう二度と繰り返さないこと
私たちは全ての扉を知っている
家族の問題にもまれながら
忍耐力、行動力を試され続けると感じた
母はとある男性と会うようになっていた
母が十代の頃に巡り合った人のようだ
母は12歳も年の差がある父との価値観のギャップを感じはじめ、寂しさを感じていた
姉は母のことを私以上に尊敬して愛していたようだ
姉は10年前のある日、一通の手紙を見つけた
「渚を育ててくれて、ご主人にはとても感謝している」
母が下手な嘘をついて何日も家を空けることを
家族はおかしいと思いながら嘘を信じようとしていた
辛い子供時代を過ごした母にとって
本心を見せない事がこの俗世で生きていける方法だと信じていた
弟は急に成績が落ち、アトピーも悪化していった
魂が本当に望むことに正直に生き始めた母の魂の力は
子供にも確実に伝わる
母と姉の確執の中で、私はもみくちゃになっていた
父は九州男児の頑固者で女性を分かろうともしていなかった
夫婦喧嘩をどう止められるか
どうしたらいつもニコニコの家族でいられるか
子供はいつもそんなことを一番に考えているものだ
たとえ離婚という決断をしても現実を受け入れることはできる
母は家に戻ると
「あの子は遊び暮らしていて、私に家事をさせて、いつもクタクタなの」
と嘘をついてたことを知り、大きく傷つけられた
愛している自分の母親にこんな風に裏切られるなんて
私はその頃離婚して、自立するため
ツアーコンダクターと水商売のバイトで生計を立てていた
水商売ではお客さんとの距離感がわからず
騙されてはホテルに連れ込まれたりした
自分以外で信じられるのは家族だけと思っていたのに
この頃から私は自分の肉体も心もどんどん傷つけていった
簡単に男性と寝て、次第にドラッグに走っていった
姉はかなり精神的に不安定な状態で子供を産んだ
私はその男性に会ったことがあり
姉のことも誠実に思っていると感じた
背中には感謝を受け取るためのハートの裏側がある
ありがとうのエネルギーに気づくだけで現実が変わる
血の繋がりなんて肉体だけのこと
心から感謝を知った時、家族の厳しい愛が分かるのだろう
今まで避けてきた家族と時を過ごそう
もっと語り合おう
いがみ合えるほどさらけ出せている愛のグループのはず
2003年3月 マレーシアでのパートナーの仕事が危うくなってきた
私は弟をマレーシアに呼ぶことにした
●交信3
家族の中で一人だけ突っ走ると、必ずどこかに歪みが出るものだ
家族が病気になる時
一体どんな気づきを見せられているのか
避けていること、決めつけていることはないかの見直しをするのだ
東京での生活は弟にとって厳しいものだった
不憫に思った両親は仕送りを始めた
それが当たり前になり
自立する力をどんどん奪ってしまう結果となった
父の会社が倒産し、仕送りがストップ
『彼には今すぐリセットが必要です
でなければこのまま生き続けることは難しくなります』
「とにかくマレーシアにいらっしゃい」
パートナーはマレーシアでの仕事を楽しんでいない
クレーム処理で楽しいわけがないだろう
男性への社会への期待や常識の中で
たくさんのことを我慢して押し殺している
このまま死んでも本望だという仕事をしてきた私にとって
彼の姿は甘いと思った
言葉で示すとき、魂を宿してエネルギーとして行動を突き動かす
本来言葉はそのようなツールだ
『地球はこれからいよいよ魂の語りかけを
無視しては生きられない段階に入っています
仕事が嫌い、楽しくないという人は
様々な現象を通して幸せを感じられることを迫られるでしょう
まだ我慢できると言いながら進めば
病気などを通して立ち止まることを体験するでしょう
病気を治すため、ストレスの憂さ晴らしにお金は流れ
いったい何のために働いているのかと
虚しさが増え続けていくのです
もう卒業しようとあなたが決めてきたのです
決断した時、全てのエネルギーが動きます
生きている喜びを感じることを
たった一つでもいいから持つこと
見たことのない世界は怖いと思うのは当然
面倒と思うかもしれません
それを一歩踏み出したとき
人間関係、環境もすべてが変わります
あなたが自由に表現しているとき
愛に溢れ、全てがシンクロニシティの中で進みます
あなた達が未来と呼ぶ地球は大きく分けて2つあります
1つはもう破壊されてしまった地球
もう1つは喜びと愛の光で輝いている地球
どちらに進むかは今の心の状態で決まります
好きなことをして成功して生きていけるのは
一握りの人間しかいないという情報を鵜呑みにしないことです』
私の母だった過去世がある彼は
幼い私を残して亡くなった
もうあんな切ない別れは嫌だよ
「もう仕事を辞めるよ」
日本に帰っても住む場所も仕事もない
でも何とかなる
その頃私の家族はみんなが病気だった
母は原因不明の喘息のようなひどい咳で苦しんでいた
昔母にプレゼントしたエジプトのアベンチュリンの
ネックレスをつけてみてと電話すると咳が治ったと言う
本当の原因は、自分を偽ってごまかして生きてきたから
甥の喘息めいた不調はかなりしつこく続いていた
ネットサーフィンでレイキというものを見つけた
患部に手を当てて宇宙エネルギーを通す療法を基本とする
精神性を高める目的としたヒーリング
何か宗教めいてる感じもする
3日後の金曜日からコースが始まる
2人分申し込んだ
初めて訪れるシンガポール
中国人のレイキマスターとクリスタルヒーラーの奥さん
発祥者の臼井みかお氏の療法を継承した臼井式伝統霊気を教えている
エネルギーを集中すると
写真の人の症状のあるところが
私の体のパーツを指し示すように疼いて感じられた
最後の日、私は急に言葉が話せなくなった
こんな地球はもうたくさん!
地球の悲鳴が聞こえない人達の中で
私はどうやって暮らしていけばいいのですか!
しばらくしてまた言葉が戻ったが
虚しい思いは続いた
批判、威圧的な言葉、態度は凶器に感じた
甥や姪にレイキを送ると、驚くほど咳がどんどん良くなった
しかし根本の原因は解決されていない
『満員電車のような環境の家で
夫婦が喧嘩をしていれば子供が病気になって当然です
住環境を心地よく保つのが大切です』
突然、甥がたくさん車が通る前に飛び出すビジョンが見えた
姉から電話が来て
「今朝、リョウが車の前に飛び出して轢かれそうになった…」
「あなたがぐずぐずしていれば
あの子達は愛のために死ぬことなんて怖くない
いなくなって後悔しても遅いんだよ!」
弟がマレーシアにやってきた
ダンスもチャネリングだ
魂のあらゆる姿を体で表現する
彼をマレーシアのクラブに連れて行った
「踊るのが楽しい ずっと踊っていたい」
人生において次のステージに進む時
過去で過ごした場所に呼ばれることがある
そこに行くとエネルギーを拾い集めることができる
過去に楽しい思い出がある場所には、あなたの気が残っている
逆に悲しい思い出があった場所も同様だ
何かを手放したい時も思い出の場所に行くと思い出すことができる
弟が帰国してすぐ、アクロバットができるダンサーが必要だと
世界が絶賛するO氏プロデュースの大舞台が決まった
私はなんだかまだこれから一山という気がした
それから毎日のように色んな悩みについてメールが来た
その頃の私は「お金、お金」という人を
居心地が悪いと感じていた
置いていくものを極力少なくしようと生きている日々
その頃から私は毎日カラスに追いかけられていた
「4月23日 あなたはここから去りますよ」と言われて
とうとうここから離れられるんだ!
ある霊能者のところに行って修行している友人に
帰国することを話すと、その先生が私と会いたいと言う
日頃は自分から誰かのもとに出向くことはまずない先生が
友人を介してチャネリングメッセージを聞きに私の元にやってくる
初対面のたくさんの人々に囲まれて
チャネリングすることは全く気が乗らなかった
東京に住む弟に会うと、全身真っ黒の服を着て
お葬式にでも行くのかというような格好
美輪明宏さんもおっしゃっているが
「不幸になりたければ黒やねずみ色の服ばっかり着たらいい」
ハワイや関西で長く住むうちに、いつしか原色が大好きになった
実際、関西の波動はとてもポジティブだと感じる
誰かの前でチャネリングを行うのは初めてで
私はまだ戸惑っていた
霊能者の先生がいきなりなり何かを取り払う仕草を始めた
「カラスをとっている」
「ナマだ」
生とは生き霊のことらしい
私の母親がくっついていると言う
『何かにつままれるとか祟りとか 人間は本当に困るわ』
バージニアが囁く
浮遊感がなくなり、体の輪郭をリアルに感じた
ああ、また逝けないのかな
永遠の今が続くことへの絶望
私は一人一人プライベートでチャネリングした
夜が明けて外を見ると鳩が空を飛んでいる
カラスが鳩に変わった
私は逝けないんだ
この晩、甥が急に高熱を出して倒れたと言う
「昨日助けてくれたよね」
「だってこの前、あけみちゃんが僕を助けてくれたから」
紙で作った飛行機のチケットをくれて
「前は黒いチケットだったから飛行機に乗るのは難しかったけど
今日は白いチケットだからもう乗れるよ」
この子達は何も恐れず、ただ愛で包んでくれる
『愛の受け取り方を忘れた大人は
時に子供の愛を拒絶し、虐待し、死にまで至らしめる
これから地球に生まれてくる子供は
更に進化した意識を持っている
もう無知な大人の愛の犠牲になるために
生まれてこなくていいのだと分かっている
それでもそんな環境に生まれることを選ぶ魂もある
若い魂の大人たちに教えるために』
夜になり、突然私は母の意識そのものになった
父は本当に母を愛していたが
出会い方が母を傷つけた
17歳の母を半ば強引にものにしてしまったのだ
しかしある男性から想いを寄せられ
初めて自分からも好きになり恋をした
男性には妻子がいることを知り、母は諦めたらしい
私がアメリカに旅立ち
子供への喪失感が彼女をその人との再会に駆り立てた
父との言い争いの夜は、今までの膿が噴出した
私の隣にいた甥は突然トランス状態になり
記号のようなものを延々と羅列していた
次の日、父は異様に早く目覚めて
長い間したこともない自分の部屋の掃除を始めた
チャネリングメッセージは
「古くなったものへの執着を手放しなさい」という内容で
家を手放しなさいということだった
2人が別々に住むこと
より仲良くなるために離婚する人も最近は多い
姉の新居も無事見つかった
飛行機に乗る時間が近づくと
突然私の鼓動がバクバクと高鳴り始めた
ビジョンにたくさんの眩しい光が見えた
その中に宇宙人の姿をした目だけが黒くはっきりしている
光の存在が一人手を広げて立っていた
●交信4
機内のスクリーンに映し出された映画は
どうやらエイリアンもので
ちょうど飛行機の中のシーン
『人間は宇宙人がこのようにあなた達を襲って
滅ぼす存在と思い込み、ジョークを作り出すのよ』
こんなに穏やかな光景、エネルギーを感じたのは初めてだった
私は出発前に遺書を置いておいた
こうして人は生と死を繰り返して生きている
夜眠りにつき、死と言われる世界を体験し
夜明けの光に導かれる
必ず太陽が昇ることを誰も疑わない
こんなにすごい現象が当たり前に起こると信じて疑わない
信じて待てばそうなるのだ
宇宙に偶然などないのだから
今この瞬間をいかにベターに工夫し、楽しむか
人間は時に自分を信じられず疑うこともある
それが人間だ
これまで宇宙存在たちが
手取り足取り教えてくれたことは
とてもシンプルなことだった
1
怒る必要など本来はない
怒ると叱るは違う
これがわかると怒るフリが出来るようになり、囚われなくなる
2
気になるといつも思っていることを片付けること
どんな小さなことでも
とりかかって終わった後の爽快感は
本来のあなたのエネルギーが奪われていたことを教えてくれる
3 今日が最後だと思って、ベストを尽くす
4
どんな時にも守られていることを信頼し
怖い、無理だと思うことをやってみること
危険にさらされることは絶対ないと信頼すること
5
自分自身が目覚めるための人生だということ
周りはもう悟っている仏として敬いなさい
すると相手に仏の姿をいつも見ることができる
これがいわゆる3次元と4次元、多次元に同時に存在している感覚
『あなたの魂の成長を一番分かりやすく見せるのは、巡り会う人々である
どうしても居心地の悪い人と出会った時
自分がまだそんな世界に住んでいるのかと絶望するかもしれない
あなたがどんな感情を味わうのか、まずは体験しなさい
自分の中にそんな部分がないかを見つめてみなさい
病を引き寄せることも可能だ
たくさんの人々が無意識に病を作る名人だ
特に嫉妬などの感情に溢れていた人々は
あなたがなりたい自分を成し遂げた時
態度を一変させるだろう
わからずやの彼らが成し遂げるための
原動力の一部となってくれたことを感謝できるのである
波動グッズなどで高めたりすることも一時的には可能だが
やはり魂の自己練磨なくしては
本当の意味で心と体のバランスのとれたあなたにはならない
そこまでに至る切磋琢磨の魂の過程がわからないと
自我はパニックを起こし
堕ちた時にどうやって魂の故郷に戻れるのかもがく
自分を磨き続けること
あらゆる自我の側面があることに無視しないで向き合い続けること
ぐうたらしている時間はない
病気になっても乗り越えられる程度のもの
傷ついても立ち直ることができるくらいのもの』
自分が今までずっとガチガチに力が入りすぎていたことを知った
幼稚園の頃から何をするにも一番時間がかかって
怒られたりいじめられた私は
いつしかいつも疾走していた
「早くしなくちゃ 怒られるよ!」
息切れしているのに気付かずに
2003年7月
パートナーと日本に完全に帰国することになった
最期にどこに住もうか?
ワーキングホリデーでまずはカナダに行こう
●絆 最終章
家族がひとりひとり「らしく」生き始めるのを見ることができたら
自分を褒めて認めてあげよう
自分を褒めることが随分苦手だったから
自分を慈しみ、認めてあげることが上手だったら
現実はもっとイージーだったろう
わざわざ今に戻ってきたのは
全ての存在が愛だと確認したかったからなのだ
家族として仲間として助けあおう
母は父が昔から人の気持ちを考えない
傍若無人で身勝手なところにとても嫌悪感を抱いているようだった
運転中に窓からゴミを捨てたり
人前で平気でゲップやおならをするなど
私もそれを見ながら「こんな人とは絶対結婚したくない」と思っていた
母は我慢の人生だったから
きっと我慢することに慣れてしまったのだ
それが次第に麻痺していくのだ
女性で膀胱炎の人は愛と関係が大きい
パートナーとの関係で体が泣いているのに気づいていない
寂しいという涙を飲み続けていると
膀胱や性器などを傷つける
しかし父のそんな演技は、宇宙から見れば
周りを気にしすぎて常識の型にはまってしまう
母や私たちの自我をずっと刺激し続けてくれていたのだ
それぞれ心苦しさを感じながら
既に10年ほどの月日を過ごしていた
「お母さん、自分の気持ちを偽っていけば
私か弟に何か起きるよ」
母がまた家からいなくなった日
弟の大舞台が駄目になった
4月23日
すんなり逝かなかった私の代わりに、彼が全部背負ったと感じた
姉からの電話で弟が事件を起こして逮捕されたと知った
結果的にこの出来事で家族は急速に
お互いに思いやり、対外的に体裁を捨てること
自分と相手を信じる力を実感して感謝を味わった
母を支えなければならない
私は家族とあまりに考えや生き方が違いすぎて
彼らに近づくのはずっと苦しかった
自分の呼吸ができない
大きな呼吸ができる場所に逃げた
自殺はその場面からやり直し
痛くて苦しいだけだ
私は大自然の地で自由に生きていることを感謝した
バラバラになっていた家族は
たくさんの感謝と愛の気づきを感じていた
母も私の話をもっと真剣に受け取るようになった
宇宙は「美しい、優しい、明るい音楽を周りに保ちなさい」とメッセージを送ってきた
急にエンヤが聴きたくなり
同じ頃姉も聴き始めたと言う
状況が急に良くなった
音の大切さをこれほどまで味わったことはない
ネガティブな言葉、ポジティブな言葉が
現実を変える様も目の当たりにして体験した
一瞬一瞬で状況が変わる
警察も「こんなにいい子が信じられません」と言う
留置所にはアトピーの薬の差し入れができず、飲み水も水道水
これは彼がアトピーを克服するための出来事として
起きたのもあるだろうと確信した
そして「実家を手放しなさい」というメッセージ
環境の変化への大きな恐れ、執着だけで今まで来てしまったのだ
タイムリミットはとうに過ぎ
弟の事件でまざまざと見せられた
私は日々、意識や感覚の違いから
どこかいつも他人のように距離を置いていた家族を
もっと気遣うことができるようになった
マレーシアを出発する前に
どうしても綺麗で澄んだ海を見たかった
パートナーとともにランテンガ島に行くことになった
驚くほどの透明な海!
自分が幸せでいることが無限の愛のエネルギーへと繋がる
繊細で素直な弟は、現実が辛く
複雑な家族のシチュエーションの中で
両親の感情のゴミ箱となってしまったことも何度もあっただろう
『親が心から愛し合い、尊敬し合える関係であれば
子供は放っておいても守られ、包まれた人生を送る
依存や惰性の不仲の環境で子供を育て続ければ、必ず現象が外に現れる
お金も運もすべては遠ざかる』
後に彼は私に言った
2001年にチャネリングが起きた時
どうか答えを教えて欲しいと
心の底から祈り続けていたということ
弟のアパートの片付けに両親とともに行った
ボロボロのアパートに着くと足腰が立たなくなった
普段は霊や祟りなどの次元とは交信しないが
母親と小さな女の子が天井の隅にいて、ずっとこちらを見ている
お香を焚くと、何本付けても消え続ける
除霊の方法など知らないし
そんなものはまやかしだと思っているから
何十万も払って霊を払ってもらったというのは信じない
死は怖くないと思っている私は
霊を怖いとは思わなかった
弟のネガティブなエネルギーになっていて
彼女達ともう何年も同居していた
最後には納得して光に上がって行くのを確認した
「家族の和をどうぞ大切にしてください」
それを伝えたかったのだ
冷蔵庫にはろくに食料もなく
部屋から『完全自殺マニュアル』という本が出てきた
涙が止まらなかった
生きてくれていて良かったと感謝した
もう卒業すべき古い考え方に対する執着を手放さなければ
ショックな出来事でナビゲートされた
それが宇宙の愛
被害の後、どんな和が生まれるかを見ることが出来れば
どれだけ執着していたかに気づける
どれを手放せばもっと楽になれるか
一人一人が日々真剣に見つめて行動すれば
災害は起こらなくなる
2003年7月 リサの来日
私はパートナーと友人と3人でセッションに行った
「ハロー」と言って出てきてくれた時、涙が止まらなかった
ヒーリングをお願いしていたが
なぜか手違いでチャネリングセッションになっていた
彼女が一貫して言い続けたのは「信じなさい」だけだった
リサ:
「家族を時に突き放すことも愛です」
普通はそのような劇的な体験(2001年のコンタクト)をすると
自我が恐れて体験を覚えていない
あなたのその夜の体験はソウルブレイドと言って
未来のあなた、宇宙人のフューチャーセルフが
今のあなたに統合したのです
ブレイドとは三つ編みという意味で
地球人としての私の魂、未来の私の魂が三つ編みのように一緒になっている
のび太くんとドラえもんが一人にくっついたようなもの
リサ:あなたはそのメッセージをどうしたいですか?
私:みんなとシェアしたいです
リサ:That's Great!
現れる人は全て宇宙からの使者 私自身
私たち3人に『アセンションの道しるべ』という本がプレゼントされた
通訳の日本人女性は、その本の翻訳者で星名一美さんだった
リサとまた会いたい
今度は対等に友人として
今度彼女に会えるまでにもっと強い自分になろう
パートナーは「いつかリサと一緒に仕事をしているのを感じるよ」と言ってくれた
そしてこの7月11日はリサと星名さんの誕生日
いよいよこれから始まる
さらなる新しい旅
更なる宇宙への導き
2003年7月が始まろうとしている
あとがき
戦争状態だった家族は争いをやめ
2人の父親が一緒にお酒を飲むなんて
あの頃は想像もできませんでした
この話はメールマガジン「宇宙への導き」と題して
発信してきたものですが
書ききれなかった内容も追加しました
ニューヨークを訪ねてジョン・レノンの碑の前に座った
最後の日、再び碑の前に導かれると
色とりどりの花でピースマークが迎えてくれた
その後、突き動かされるように原稿をまとめて
文芸社さんが出版を引き受けてくださった
それは12月8日ジョン・レノンの命日でした
私は宇宙や自然からいつも教えられています
古い常識で物事を捉える人は
愛に溢れて幸せそうな人々を嫉妬することに
いつも疑問を持っていました
たくさんの山を越えてきたから強いのだということがわかる時
小さな世界に閉じ込められていた人々は
そこから出てくる勇気をもらうでしょう
カバー写真のへそのアイデアは入浴中にやってきました
へそは母なる地球とのつながり
父なる宇宙の光を集め
皮膚を纏って胎内に宿った記憶を思い出させる
あのハロウィンの日に救ってくれたKAZZ
友人のリサ
この本を手に取ってくださった皆様とのご縁に深く感謝します
自分の本来の姿にいつも心眼を開いておくことは
これからは歯磨きと同じくらい
日課や常識になる時代が熟していると感じます
宇宙からのメッセージ1
私達が名もないあなた達と同じ
人間の人生を送ったただの通りすがりの存在だと言ったら
信じないのでしょうか?
私たちとあなた達が同等だという事に気付く時は熟しています
今、物質社会に住む多くの人達に必要なことは
知識ではなく体験し、感じ、自分を信頼することです
より多くの情報を知っていることが必要なのではありません
宇宙からのメッセージ2
今このメッセージを目にされた方は
とても平和な恵まれた環境にいらっしゃるはずです
雨露をしのげる家があり
スイッチを入れれば電気がつき
喉が乾けば水を飲むこともできるでしょう
当たり前にあるものに対して感謝ができていないのに
今置かれている環境が満足ではないと
不満を言い続けながら逃げ場を探しても
永遠に見つかりません
地球に残された過去の歴史の足跡を掘り起こすことに躍起になるより
まだ開拓されるのを待っている
怠惰な自分がたくさん眠っているのに気づくことです
目に見えるものと見えないものは同じです
あとどれくらい苦しみや天災、戦争を味わえば
重い腰を上げるのですか?
宇宙からのメッセージ3
言葉の持つエネルギーについて
感じない人間が増えている
感じることで進化できることを忘れないでください
あなたの周りの音の大切さにもっと目を向けてください
電化製品の音、自動車、飛行機、咳払い
あまりにも無意識にネガティブな音を聞き流している人間が多いのです
車のひどい騒音の中で暮らしているなら
どんなエネルギーが周りに作られるか感じるようになれば
あなたはもう耐えられないでしょう
あなたたちが肉体を健康に保つにあたって呼吸は一番重要です
地球の鼓動ともつながっています
ゆったりと深呼吸できる人間関係をたくさん作ることです
それにはあなたが常に本当の気持ちを伝える勇気が必要です
明るくポジティブな音楽を聴くことはとても大切です
あまりにも無意識にネガティブな言葉を発している人間が多いものです
あなたの接している相手の心に入ることです
推測しないこと
相手の気持ちを決めつけないこと
言語によっても作り出される波動が違います
あなたが1日の中で愚痴や中傷するようなことを
どれだけ口にしているか意識を向けること
今日何回「ありがとう」と言いましたか?
宇宙からのメッセージ4
あなたの右半身は三次元的物質世界にあり
左半身は非物質的世界にあります
両方の世界のバランスをとってしっかりと地球に存在することです
何かに没頭している時、明日の仕事のことを考えますか?
両手を合わせてあなたが地球の中心にいるのを想像してみてください
右半身に体調不良が現れる時は
物質社会で力みすぎているサインです
左半身に不調を感じたら心の声に耳を塞いでいませんか?
友達に話しかけるように私たちに語りかけてください
あなたの中から偶然という言葉が消えるはずです
全ての出来事に意味があります
今あなたたちは意識の変化の真っ最中です
気づいた人が堂々と見せていくのです
純粋に愛を持って物事や相手に接する時
あなたが超能力と呼んでいるエネルギーは自然に開きます
超能力とは愛です
今あなたが見ている地球の状態が
あなたの心の状態そのものです
頭ばかり大きくなって、ハートに愛は枯渇していませんか?
いじける前に行動することです
一歩踏み出して石につまずいて転んだらどうしよう
骨折して、入院して、仕事ができなくなり
お金が入ってこなくなったらどうしよう
なんと想像力豊かなことでしょう!
そう思えばそうなるのだということを素直に受け入れてみてください
やってくる困難は必ず乗り越えられるゲームなのです
愛とかけ離れた方向へ創造のエネルギーを向ける時
必ず行き詰まります
いくつものパラレルな現実の中に
いくつもの地球があり
いくつものあなたがいます
私たちは強制しているのではありません
「過去は変えられない」とあなた達は言いますが
今を変えれば全てが変わります
愛し愛されることを大切にしてください
愛し愛されたいならば自分を磨き続けること
愛し続けることです
地球のどんな場所に行っても臆せず行動できる自分を
磨き上げるには何をしましょうか?
日本は万物との一体感、シンクロニシティと言われる波動を
形にして伝える伝統文化があります
茶道、華道、武道
日本の文化はそのような面で
これから非常に重要視されるでしょう
自立への光が増しています
これはサポートの光です
これを信じて受け入れてみてください
あなたがあなたであることを楽しむこと
そのエネルギーが宇宙には美しいメロディーとなって流れるのです
ディラ プロフィール
現在は宇宙人、地球人としての視点で
スピリチュアルカウンセリング
ヒーリングを軸にオーラの修復
過去世、現世、来世に渡るトラウマや
古いネガティブな思考癖への気づきを促し
真我と自我との対話を中心に許し、感謝へと導き
自分はとは何であるかを実際に体験し、具現化してもらうため
それぞれに応じた必要な内容をその場で作り上げ
導く独特のセッションを行っている
2001年 自律神経の不調で通院が始まる
2001年10月31日ハロウィン
夜中に突然呼吸困難になり、宇宙存在たちからのメッセージを受信し始める
2002年3月 書くチャネリングが追いつかず、口頭でのチャネリングが始まる
2002年12月29日 悟りへの体験 エンライトメント 死と再誕