メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

朝ドラ「スカーレット」 最終週

2020-04-01 13:32:44 | ドラマ
朝ドラ「スカーレット」

●最終週 炎は消えない


もう最終週かあ


【内容抜粋メモ】

タケシの作品をしみじみ観るキミコ
キミコ:お母ちゃんの心 今いっぱいや 幸せやな


安田:
トモヤの遺品を整理してたらタケシ宛に封筒があった
よかったら受け取ってください


ハチロウは得意の卵焼きを作っている
ハチロウ:お父ちゃんからのお祝いや





大崎から電話:
変わったことはないですか?
食欲はあるんだけど料理の味がわからなくなってきたと話してくれた
味覚障害かもしれません
でもお母さんは今まで通りで構いませんよ


お祝いに特上のうな重を頼むが味が分かっていない様子のタケシ
タケシから卵焼きの感想を聞きたいハチロウ
食べるのを途中でやめて




タケシ:ごめん ほんまは味がしない
キミコ:気にせんとき 食べないと力つきひん

ハチロウ:
あの皿な 水だけやない 太陽の光も感じる ほんまにええ皿や
お父ちゃんができへんかったことをやり遂げたな
味覚が戻ったらもっと美味しい卵焼き作ったるわ

タケシ:
お父ちゃんの玉子焼き
この先何回作ってもらっても味はわからん
こんなんなる前に作ってくれや!

僕を越えたなんてよく言えるな
越えられて悔しくないんか
そういう意地はないんか
がっかりや 情けないで

部屋にこもってしまう
行こうとするハチロウを止めるキミコ

キミコがクスリを持って入ると
トモヤからの手紙を見せる

「川原たけしさんへ おれは」だけ

タケシ:
何を書きたかったんだろう?
大阪に遊びに行こうっていう話もした
好きな子がいるという話も
バイクの後ろに好きな子を乗せて琵琶湖一周したるって言ってた

書きたいこといっぱいあったんだよな
それが俺は、で終わってる
俺は終わりじゃない
生きていたい と泣く





皿から音がする




タケシ:
こういう皿の形状やからだろうか
釉薬の塗り方もあるんやろか

キミコ:あるやろな

タケシ:
焼きあがって完成したと思ってたのに、終わってなかったんや
生きてるんやな

キミコ:生きてるで 作品は生き物や


本焼きをして冷ましている間にひび模様が器に広がります
聞こえてきたのはかすかにひびが入る音
器が生きている音です



(土も石も木もみんな生きていて、全部、宇宙と繋がっている



キミコ:体調悪くないならご飯食べ
タケシ:味がしない

キミコ:
お母ちゃんはあんたが生きていくことしか考えてない
生きていくために食べてください
今日の予定は?

タケシ:なんもない ご飯食べるのが今日の仕事や


陶芸教室にシンサクが若い部下二人を連れてくる 鳥居と岩崎






鳥居と岩崎:
信楽で活動されている陶芸家さんの作品を集めた展示会をやります
陶芸家だけじゃなくて一般の方々の作品も展示します

小さなイベントですけど、小さなことを積み重ねて
私たち若い世代がバトンを引き継いで
生まれ育った町を盛り上げていこうと思います
よろしくお願いします


キミコ:
作品がうまいこといったらトモヤ君に見せるって言ってたよな
琵琶湖大橋を渡って見せに行ったらいい
トモヤくんのお母さんに

タケシ:一緒に行かへん?

キミコ:
そんな暇のうなった
京都の展示会もあるし
今年はもう1回穴窯を炊く
みんなの陶芸展に出品しようと思う
役場のタケシと同じ若いコらが企画した
誰でも参加できる 子どもも大人も




タケシ:
参加しようかな
お母ちゃんの作品の横に並べてええ?

キミコ:
あかん 親の力借りて出品するんか?
参加するんやったら自分で言い
自分で頭下げなさい

タケシ:年明けやったらそれまでに作品一つ、二つは作れる
早速準備を始める


役場に電話して参加することを伝える
岩崎は中学の同級生だった

タケシ:
みんなの陶芸展に俺の一角を作ってもらう
ザ・川原タケシコーナーや!
鳥居さんが作品見せてくださいって

(ご飯を美味しそうに食べる

味はわからなくてもわかる
食べ慣れたお母ちゃんの味や
思い出しながら食べたらええ


鳥居と岩崎がやってくる
作品を見せると「綺麗やな」「洒落てる」なと感激する

スミダ:
なかなかのもんやな
売れるんちゃうか
結構な値付けてもいけそうや
お父さんの影響を受けてるんじゃないですかね、この作風は


タケシが準備をしているとナナも土でたこ焼きを作る





ナオコが2人をドライブに誘う
ナオコ:愛を語るドライブや 琵琶湖一周でもしようか

夜中にくたくたになって戻る3人
迷って琵琶湖には行けず、その辺をぐるぐる回った

ナオコ:
姉ちゃん、あかまつ行こう 気をきかせや!
門限までゆっくりしてき
愛を語り合うんやで


タケシ:
ここ座って 似顔絵描いたろ
会えるうちに描いとかんとな






ナナ:
うちな、お母さんに言うたんよ 好きな人いること
普通はいちいち言わない
普通やないから言うたんよ
特別な人や







ナオコ:
車の中で後ろの席に2人が座ってて
もっとひっついて座ったらええのに離れてる
じれったくなってもっとひっつけって言うたった
ほやけど開いたまんまや
おしゃべりはするのに 不思議なもんやな

ベタベタしてるより離れてる2人を見て
ほんまに好きなんやな
タケシはナナちゃんのこと大事に思ってるんだなって

大津で布袋さんと待ち合わせしてる

キミコも挨拶に行くと言うと断る
キミコ:なんかあったな 聞いたろか

(離婚したり、パートナーとうまくいってないのに
 自分の子どもには「いつ結婚するの?」って何度も聞いたり
「早く彼女(彼氏)を作れて」って言うのって
 どういう心理なんだろうなといつも不思議に思う





ナオコ:
布袋さんは大学出てるだけじゃなくて要領も良くて賢い
だから最初は反対された、骨髄移植のこと

検査しようかと思っていた朝に布袋さんが言った
「もし一致したらドナーになる覚悟はあるんか?
 一致したけどやっぱりやめるって言ったら
 それこそ偽善になる」って叱られた

(骨髄移植が大変な手術になるというイメージはあるけれども
 危険性があるとは知らなかった

そうやって布袋さんが正しいことを言ってくれてる時
鮫島の顔が浮かんで
あいつやったらこういう時
「ドナー? やりましょう!」ゆって喜び勇んで検査に行くわ




空襲の時、防空壕に逃げる途中でお姉ちゃん、うちの手離した
どんだけ心細かったか鮫島に言ったことがある
なんて言ったと思う?

「手を離してしまったお姉さんも辛かったよな」って
そんなのうちかてわかってるわ!

「手は強くつなげばつなぐほど手汗かいて、
 たまには離さないといかんよ
 それが仲良く手をつなぐコツや」
言うねん
ほんまに呆れるわ 泣きながら笑う




(みんなの心の中にこうした傷ついたインナーチャイルドがいるんだな


キミコ:今、鮫島さんどこにいるの?

ナオコ:
別れた時、一人で東京行くって言ってた
一緒に商売やってる時の知り合いがいる蒲田だって言ってた

キミコ:
ナオコが働いてた町か 会いに行け
布袋さんに頭下げて一生懸命話してな
それで鮫島さん探しに行け
大事なもんは大事にせえ


翌朝

ナオコ:
またなかなか来られへんかも
探し物があんねん
ナナちゃんと仲良うな


みんなの陶芸展に向けてそれぞれが作品づくりを進めているうちに12月を迎えた

シンサクとテルコが来る
タケシは微熱があり寝ている
髪が抜けているのを見て心配するシンサク
キミコが腰をさすっていると寝てしまう




シンサクはジョージ富士川先生をキミコに呼んで欲しいと頼む
キミコ:また会えたらええな

ジョージ富士川、草間、チヤコへ3通の手紙を書くキミコ


ナナはタケシの絵を描いて見せ笑わせる






みんなの陶芸展初日









草間もチヤコも来る
出版記念パーティーで会ったことがあると思い出す
テルコが草間流柔道の話をしてびっくりするチヤコ


タケシ:
夕べ夢を見た
みんなの陶芸展の俺のコーナーに誰も来ない
みんな素通りした
作品を作っても誰も相手にしない
お母ちゃんも思ったりせーへんの?
誰一人認めてくれない

キミコ:
一人もおらん言うことはないからな
一人は絶対いる 自分や
迷ったときはその一人に聞いたらいい
その一人だけは絶対味方や

(悟ってるなあ


チヤコ:
スケジュールギチギチなんでそろそろ行こうかな
草間さんお仕事は?

草間:
今はのんびりしてます
翻訳や通訳の仕事を時々頼まれてやるくらいで

草間の手を握り
チヤコ:これ、チヤコからてタケシくんにあげといてもらえます?







草間はタケシの手を握って
草間:今のは安藤さんから 今度は僕から

大野夫妻も来る
可愛い埴輪がいる!!
子どもの発想は自由で無敵だな





ユリコの子どもから4月のピアノ発表会に来てくれと頼まれるタケシ
タケシ:じゃあ楽しみにしてるな

ジョージ富士川も来る




ジョージ:
ええ色出てるなあ
器は使われることでまた違った魅力を見せてくれるんやな

タケシの作品も見る
タケシ:前に講演会をお聞きしました
ジョージ:ちいちゃい頃に実演会もやったんやで

タケシ:
それはちょっと覚えてなくて
よかったら本にサインもらえますか?

ジョージ:買うてくれたんや、嬉しいな!


突然イベントを始めるジョージ富士川






ジョージ:
今日が私の1日なら 私はどんな1日にしますか?
何でも好きに書いてや

子どもたちが嬉しそうに書き始める
タケシも書く




キミコが後で見ると
「いつもと変わらない1日は 特別な1日」と書いてある





ナオコらは琵琶湖まで行き
昔のように「海やー!」と走り出す

キミコ:日本一の湖や よう見とけ こっちの心も大きなるで





みんなで写真を撮る
まだフィルムカメラか





4月
タケシは桜と桃と交わしたピアノ発表会を見に行くという約束を果たすことができた

なんだか元気のないタケシに
キミコ:ぎゅーしたろか
タケシ:もう年やで恥ずかしい

キミコ:ぎゅーーー!!!
タケシ:幸せや

キミコ:幸せか
タケシ:幸せや ありがとう





2年後 桜の季節
タケシは26歳の誕生日を前にして旅立ちました

(あっけないけど、病院で缶詰になったりするシーンよりいいと思う


工房に大崎が来る

キミコ:
あれがタケシの作品です
手に取ってみてやってください

大崎:綺麗ですね







大崎も試してみる

キミコ:
中に釉薬が入ってるんです
それを皿に向かってかけてください
模様になるんです

大崎:
亡くなる3日前に握手をしたんです
集中治療室で目を少し開けた時があって
手が動いたので「大丈夫だよ」って握ってあげたら握り返してくれたんです
意外に力強くて凄いなって
こっちも両手で手をそっと握り返して握手をしたんです





一人で食事をしているとハチロウが来る

キミコ:長崎に何しに行くん?

ハチロウ:
僕も挑戦することにした
卵の殻みたいに軽くて薄い磁器

それをやってみたい
名古屋を引き払って




キミコ:
うち、タケシに「絶対死なさへん」言うてしもた
「お母ちゃんが生かしたる」ゆうた
エゴやな うちの悪いクセや
なんとかしたかった
そんなの無理やのにな

ハチロウ:
あかまつでタケシが生まれた日の話をした 嬉しくて
タケシは聞いて笑うてた

ほんで、「お母ちゃんに言っといてほしい
俺を産んでくれてありがとう

やっぱり言わんで 恥ずかしい 取り消しや!」
言うてしもた

キミコ:聞いてしもた ありがとう
ハチロウ:また会って話ししよな


また作品づくりに没頭するキミコ
こうして無心で取り組めることがあるって素晴らしいな





また穴窯に火を入れて焼く







終わり方もサッパリしててカッコいい




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