※「好きな俳優・監督」カテゴリー内「森雅之さん出演作まとめ」に追加します
■生誕110年 森雅之 孤高のダンディズム
監督:堀川弘通
出演
石丸市郎:笠智衆
石丸素子:賀原夏子
石丸春雄:多川譲二
石丸恵子:星由里子
香月久美子:司葉子
高畠信子:津島恵子
野崎正也:太刀川洋一
野崎綾子:青山京子
野呂貞三:森雅之
野呂加代:長岡輝子
野呂フミ子:鈴木久弓
野呂明伊:富貴宏明
村瀬正:吉山田真二
森川麻美:重山規子
岩本ひさ子:杉葉子
葉村ユリ子:富永ユキ
ほか
東宝「すずかけの散歩道」主題歌♪すずかけの散歩道 西条八十、服部良一
■『すずかけの散歩道』1959年製作/72分/日本
石坂洋次郎のNHK連続放送劇「朝の口笛--すずかけの散歩道」の映画化。
「燈台」の井手俊郎と岡田達門が共同脚色し、「裸の大将」の堀川弘通が監督、
「大人には分らない・青春白書」の小泉一が撮影した。
音楽は服部良一。パースペクタ立体音響。
*
12話のラブコメドラマやマンガを1時間ちょいにまとめた感じだと思ったら
やっぱりそうだったのか
他にも興味深い作品のチラシがいろいろあって
また何枚か持って帰ってきた
長くなるので、次の「topics」に別記します
*
同じ席で観た
16時台ともなると、客は半減
でも、やっぱり9割方おじいちゃん
カラーが塗り絵のような色合いで
テレスコープの細長い画面に切り替わった
恋のさや当ての群像劇
とんとん拍子の早い展開
画面の切り替わりも早くて
血縁や会社の人間関係が絡んで複雑/汗
でも、会社に森さんがいたら、そりゃ告白したくなるよねえ!
分かる、分かる
今作で面白いのは、さすがの笠智衆さん!
当時、何歳なのかもう全然分からないけどw
作家らしく、どんな状況でも民主的、オープンな意見を冷静に述べることで
どこかユーモラスな役回りを演じている
司葉子さんらが男勝りに出版社で働く役が似合っている
出版社ってドラマの設定でやたら使われるのはなぜ???
キリリとした眉、鋭いまなざしでストレートに告白するシーンは
どんな男性もコロっと参ってしまうだろう
♪すすかけの散歩道 て昔流行った♪鈴懸の径 と勘違いしてたけど
この映画の主題歌だった
にしても錚々たる作詞作曲家さんを使っている
【内容抜粋メモ】
※メモに間違いがあったらすみません/謝
恋模様の関係まとめ
1.石丸春雄と妾の子
2.村瀬正と高畠信子
3.香月久美子と野呂貞三
4.家庭教師と香月久美子
作家の石丸市郎と素子は恋愛結婚
(当時は珍しかったんだよね
いまだに母も「あの夫婦は恋愛結婚で・・・」て言う!
息子・石丸春雄に家庭教師をつける
(ハンサムで肉体派な若い俳優さん
家庭教師:
キミの家は美人ばかりだな
ああいうのを「水もしたたるいい女」って言うんだよ
お母さんだって面相が悪いってわけでもない(w)と話していると
素子:したたるとかなんとか、水道の勉強でもなさってるんですか? てw
そのハルオは勉強よりも絵を描くのが好きで
広々とした河川敷で絵を描いていると
元気のいい同い年くらいの女の子から声をかけられて親しくなる
ハルオはそのまま家の夕食時に両親と妹に話して聞かせる
ハルオ:
「私、妾の子なの」って自分から言ってカッコいいんだ
オレも妾の子だったら良かったのにな
素子:
なんてことを! あなたは正妻の子ですよ!(w
家のことは全部私任せだからこうなるんですよ
市郎:言いたいことをオープンに言い合える関係はいいことだよ
素子の妹・香月久美子は一緒に住んでいるのか
出版社で男性と一緒にバリバリ働いている
素子の友だちで主婦の高畠信子は子どももいるが倦怠期
クミコのように自分も働きに出たいと話す
クミコは同僚の村瀬正に頼み、村瀬は妹が経営する生地店の横に
アクセサリーショップを出したらどうかとすすめる
2人で会ううちに、すっかりノブコに夢中になるムラセ
クミコは、編集長・野呂貞三が好き
野呂は妻を亡くし、子どもが2人いて、母と暮らしている
出張の際、クミコに家のことを手伝ってくれないかと頼み
喜んで引き受けるクミコ
子どももなついて、野呂の母も息子が早く再婚してくれたらいいのにと話す
ある日、ハルオが絵を描いていると“いかにも”な不良連中に絡まれて
殴られ、気絶してしまい、少女に額にキスされて驚いたと両親に話す
素子は心配になり、家庭教師に見張ってくれと頼むと
少女は誤解して怒り、もう会わないと言って去る
市郎が仕事の付き合いで夜中のクラブに行くと
ノブコとムラセが親し気にしているのを見かけて驚く
ピアノの上で悩ましく歌い、妖艶に踊る歌手がマリリンみたい
市郎に気づいて、慌てて店を出て、タクシーに乗るノブコ
その話を素子にすると
「相手は歳下で、しかも夫と子どももいるのに!」とえらい剣幕
市郎、素子はノブコにどうするつもりかと問う
クミコ:すべてはノブコさんの気持ち次第よ
仕事も手につかないムラセにも「自分は味方だ」と告げるクミコ
家庭教師はクミコに告白しようとすると
自分には脈がないと笑って去る
奔放な友だちは「貧乏で窮屈な結婚生活なんてまっぴら」と話していたのに
30歳も歳の離れた金持ちとあっさり結婚したと話す
ムラセ:1度目の結婚で遺産をもらい、2度目の結婚は若い男に貢ぐってわけだ! と笑う
クミコは酔ったまま、出張から戻り、1人バーで飲んでいる野呂に踊ろうと誘う
昔はこうしてお酒を飲みながら社交ダンスをしたのか
ダンスも優雅でさり気ない森さんがステキ!
お酒が飲める人はこうした機会が多くて羨ましいなと思うことがあった
酒の勢いもあり、野呂に告白するクミコ
クミコ:私、本当に野呂さんのすべてを愛しています!
若いカップルも楽しそうに踊っているのを見て
野呂:
あのカップルをごらん
君も若い男性を探したほうがいいよ
クミコ:
私、誤解してました
家の手伝いを任されたりして喜んで・・・
でも、野呂さんの心の中には
まだ亡くなった奥さまがいらっしゃるんだわ
去り際に「弱虫!」って捨て台詞がイイね
朝起きて、何度もでんぐり返しをして気分転換して(w
会社では上司と部下に戻っているクミコ
ムラセは15時に会って話したいと
ノブコからの電話にいそいそと喫茶店に出かけるが
なかなか来ないため、何本もタバコを吸ってイライラする
ノブコはそんなムラセの様子を外から見て
何度も行きつ戻りつして悩み抜く
1時間半経ち、とうとう家庭と子どもの元に戻る決意をして
そのまま立ち去るノブコ
とうとう店を出て、会社に戻り、クミコに
「諦めたほうがよさそうだ」とメモを渡す
(いつでも会社をこんなに長く抜け出せるって
能力重視で自由な気風なんだね
屋上に集まる同僚3人は、それぞれサッパリした気持ちで
新しい恋を探すと話して笑う
素子は息子がまた別の女の子と付き合っていると心配して
河川敷に来てみると、息子は大勢のコに絵を教えている
のびのびとした子どもたちの姿でエンディング
■生誕110年 森雅之 孤高のダンディズム
監督:堀川弘通
出演
石丸市郎:笠智衆
石丸素子:賀原夏子
石丸春雄:多川譲二
石丸恵子:星由里子
香月久美子:司葉子
高畠信子:津島恵子
野崎正也:太刀川洋一
野崎綾子:青山京子
野呂貞三:森雅之
野呂加代:長岡輝子
野呂フミ子:鈴木久弓
野呂明伊:富貴宏明
村瀬正:吉山田真二
森川麻美:重山規子
岩本ひさ子:杉葉子
葉村ユリ子:富永ユキ
ほか
東宝「すずかけの散歩道」主題歌♪すずかけの散歩道 西条八十、服部良一
■『すずかけの散歩道』1959年製作/72分/日本
石坂洋次郎のNHK連続放送劇「朝の口笛--すずかけの散歩道」の映画化。
「燈台」の井手俊郎と岡田達門が共同脚色し、「裸の大将」の堀川弘通が監督、
「大人には分らない・青春白書」の小泉一が撮影した。
音楽は服部良一。パースペクタ立体音響。
*
12話のラブコメドラマやマンガを1時間ちょいにまとめた感じだと思ったら
やっぱりそうだったのか
他にも興味深い作品のチラシがいろいろあって
また何枚か持って帰ってきた
長くなるので、次の「topics」に別記します
*
同じ席で観た
16時台ともなると、客は半減
でも、やっぱり9割方おじいちゃん
カラーが塗り絵のような色合いで
テレスコープの細長い画面に切り替わった
恋のさや当ての群像劇
とんとん拍子の早い展開
画面の切り替わりも早くて
血縁や会社の人間関係が絡んで複雑/汗
でも、会社に森さんがいたら、そりゃ告白したくなるよねえ!
分かる、分かる
今作で面白いのは、さすがの笠智衆さん!
当時、何歳なのかもう全然分からないけどw
作家らしく、どんな状況でも民主的、オープンな意見を冷静に述べることで
どこかユーモラスな役回りを演じている
司葉子さんらが男勝りに出版社で働く役が似合っている
出版社ってドラマの設定でやたら使われるのはなぜ???
キリリとした眉、鋭いまなざしでストレートに告白するシーンは
どんな男性もコロっと参ってしまうだろう
♪すすかけの散歩道 て昔流行った♪鈴懸の径 と勘違いしてたけど
この映画の主題歌だった
にしても錚々たる作詞作曲家さんを使っている
【内容抜粋メモ】
※メモに間違いがあったらすみません/謝
恋模様の関係まとめ
1.石丸春雄と妾の子
2.村瀬正と高畠信子
3.香月久美子と野呂貞三
4.家庭教師と香月久美子
作家の石丸市郎と素子は恋愛結婚
(当時は珍しかったんだよね
いまだに母も「あの夫婦は恋愛結婚で・・・」て言う!
息子・石丸春雄に家庭教師をつける
(ハンサムで肉体派な若い俳優さん
家庭教師:
キミの家は美人ばかりだな
ああいうのを「水もしたたるいい女」って言うんだよ
お母さんだって面相が悪いってわけでもない(w)と話していると
素子:したたるとかなんとか、水道の勉強でもなさってるんですか? てw
そのハルオは勉強よりも絵を描くのが好きで
広々とした河川敷で絵を描いていると
元気のいい同い年くらいの女の子から声をかけられて親しくなる
ハルオはそのまま家の夕食時に両親と妹に話して聞かせる
ハルオ:
「私、妾の子なの」って自分から言ってカッコいいんだ
オレも妾の子だったら良かったのにな
素子:
なんてことを! あなたは正妻の子ですよ!(w
家のことは全部私任せだからこうなるんですよ
市郎:言いたいことをオープンに言い合える関係はいいことだよ
素子の妹・香月久美子は一緒に住んでいるのか
出版社で男性と一緒にバリバリ働いている
素子の友だちで主婦の高畠信子は子どももいるが倦怠期
クミコのように自分も働きに出たいと話す
クミコは同僚の村瀬正に頼み、村瀬は妹が経営する生地店の横に
アクセサリーショップを出したらどうかとすすめる
2人で会ううちに、すっかりノブコに夢中になるムラセ
クミコは、編集長・野呂貞三が好き
野呂は妻を亡くし、子どもが2人いて、母と暮らしている
出張の際、クミコに家のことを手伝ってくれないかと頼み
喜んで引き受けるクミコ
子どももなついて、野呂の母も息子が早く再婚してくれたらいいのにと話す
ある日、ハルオが絵を描いていると“いかにも”な不良連中に絡まれて
殴られ、気絶してしまい、少女に額にキスされて驚いたと両親に話す
素子は心配になり、家庭教師に見張ってくれと頼むと
少女は誤解して怒り、もう会わないと言って去る
市郎が仕事の付き合いで夜中のクラブに行くと
ノブコとムラセが親し気にしているのを見かけて驚く
ピアノの上で悩ましく歌い、妖艶に踊る歌手がマリリンみたい
市郎に気づいて、慌てて店を出て、タクシーに乗るノブコ
その話を素子にすると
「相手は歳下で、しかも夫と子どももいるのに!」とえらい剣幕
市郎、素子はノブコにどうするつもりかと問う
クミコ:すべてはノブコさんの気持ち次第よ
仕事も手につかないムラセにも「自分は味方だ」と告げるクミコ
家庭教師はクミコに告白しようとすると
自分には脈がないと笑って去る
奔放な友だちは「貧乏で窮屈な結婚生活なんてまっぴら」と話していたのに
30歳も歳の離れた金持ちとあっさり結婚したと話す
ムラセ:1度目の結婚で遺産をもらい、2度目の結婚は若い男に貢ぐってわけだ! と笑う
クミコは酔ったまま、出張から戻り、1人バーで飲んでいる野呂に踊ろうと誘う
昔はこうしてお酒を飲みながら社交ダンスをしたのか
ダンスも優雅でさり気ない森さんがステキ!
お酒が飲める人はこうした機会が多くて羨ましいなと思うことがあった
酒の勢いもあり、野呂に告白するクミコ
クミコ:私、本当に野呂さんのすべてを愛しています!
若いカップルも楽しそうに踊っているのを見て
野呂:
あのカップルをごらん
君も若い男性を探したほうがいいよ
クミコ:
私、誤解してました
家の手伝いを任されたりして喜んで・・・
でも、野呂さんの心の中には
まだ亡くなった奥さまがいらっしゃるんだわ
去り際に「弱虫!」って捨て台詞がイイね
朝起きて、何度もでんぐり返しをして気分転換して(w
会社では上司と部下に戻っているクミコ
ムラセは15時に会って話したいと
ノブコからの電話にいそいそと喫茶店に出かけるが
なかなか来ないため、何本もタバコを吸ってイライラする
ノブコはそんなムラセの様子を外から見て
何度も行きつ戻りつして悩み抜く
1時間半経ち、とうとう家庭と子どもの元に戻る決意をして
そのまま立ち去るノブコ
とうとう店を出て、会社に戻り、クミコに
「諦めたほうがよさそうだ」とメモを渡す
(いつでも会社をこんなに長く抜け出せるって
能力重視で自由な気風なんだね
屋上に集まる同僚3人は、それぞれサッパリした気持ちで
新しい恋を探すと話して笑う
素子は息子がまた別の女の子と付き合っていると心配して
河川敷に来てみると、息子は大勢のコに絵を教えている
のびのびとした子どもたちの姿でエンディング