昨年の12月24日、知人のKさんから数枚の古い和服を預かった記事を書いたが、その内の1枚をまずリフォームすることにした。
ポリエステル繊維の薄地の着物だったが、前の部分が茶色く汚れていた。一昼夜漂白剤にしたしてから洗い、解いてアイロンをかけた。
図書館から「和服のリサイクル」という本を数冊借りてきて、リサイクルの注意点を学んでから、生地に適当なデザインを探した。
友人のサイズは、前に測らせて貰っていた。
生地を生かすなら、夏用のブラウスに仕立て直すのが良いと思い、一昨日、製図を書いて、昨日、布に当て、印を付けて縫いだした。
洋裁は久しぶりなので、必要な用具などをそろえるのに時間がかかった。また、ミシン糸を針に通すのに時間をとられたり、ミシン目が飛ぶ原因を突き止めるのにも時間を要したりした。しかし、縫い始めたら面白くなって来て、何とか進めていった。
やっと写真のようなブラウスが仕上がった。生地は全く伸縮性が無いので着やすくするために5cm幅のテープ状のバイヤス布を作り、両脇にはめ込んだ。また彼女は少し背中が丸くなってきているので、前丈を後ろ丈よりも少し短く仕立てた。
今年の夏も暑いことが予報されているので、この半袖の着やすくできたブラウスを喜んで貰えるのではと思っている。
余った布で今朝、2個の小さな外袋を付けた手提げ袋も作った。本体の中心には、マジックテープを縫い付けた。近々渡そうと思う。もしもブラウスに難点があるなら、直してあげようと思う。
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