菜園を借りている友人に庭木の剪定を頼まれたので、一昨日、昨日と作業した。
先ず、5mにも伸びた「サルスベリ(なつつばき・シャラノ木ともいうらしい)」の木が、南面する隣家の北側窓を塞いでしまっているので何とかしたいと言うのだ。
ネットで調べると、この木は寒暖の変化には強く、大木になる木で、剪定の適期は2~3月とあった。そこで友人に「この時期に強く剪定すると枯れるかも知れないけれど、どうしますか。」と相談した。それでも構わないというので、私の手が届く1.8m程に切る事にした。
下の写真は、剪定後の「サルスベリ」の写真と、切った幹や枝葉だ。切った枝葉は市の「燃えるゴミ」に出すが、束ねた時の長さ、太さが決められているので、その寸法に合わせて切って置いた。数日乾燥させてから縛って幾つかにまとめ、ゴミに出してもらう。
次は、30年近く放置した「ツツジ」類だ。枝が伸び放題に伸び、今では地上1.8m程の高さで花が咲いているのだ。
先ず「三つ葉ツツジ」を剪定した。交差している枝や立ち上がっている枝の他、花殻が付いている1~2年伸びた枝先を切った。長い枝は1年間で40cmも伸びていた。剪定後の写真だ。この後来春の蕾ができて、春にまた花が咲いてくれることを願っている。
次は「更紗ドウダンツツジ」だ。写真の様にこれも3m以上の高さに伸びていた。
このツツジはスズランに似た花が、葉の下にぶら下がって咲くので、枝が上に立ち上がっているよりは、どちらかというと上部は平らに仕立てた方が良いと考え、大きい脚立を借りて、立っている枝を切ったら下のようになった。庭が大分明るくなった。
まだ、大きく育った「レンゲツツジ」が2本残っている。花が済んだら花がらと共に枝も少し短くしたいと思っている。
それに加えて、私が畑作業をする際、畑の真ん中に植えてある「ムクゲ」の枝が顔に当たる。相談したら「友人が挿し木していった木」だと分かった。切って良いと言われたので、今日切りたいと思っている。(実際には放射状に出ている枝を整理するだけで終えた)
所で北海道に多い「レンゲツツジ」を改めてネットで検索したら、「枝葉、花から根に至るまで毒が含まれていて、人間は中毒になる。かってヨーロッパでこの花の蜜を集めて作った蜂蜜を食べた人が中毒になったことがあり、それ以来、この花の開花時期には養蜂箱をその地域には置かないことになっている」という主旨の事が書いてあって驚いた。
前に知人から「エンジェルストランペット」をいただいて挿し木で育てた事があるが、この魅力的な花にも毒性がある事を知り、傍の歩道を通学する小学生が花を摘んで遊んだりしたら困ると思い、処分した事を思い出した。
前にも書いたが、友人の庭には「ドクダミ」や「スギナ」の根が地下20cm以上の場所に縦横無尽にぎっしりと張り巡らされている。おまけにもの凄く増える「ムスカリ」の球根もあちこちに沢山ある。これを全部根絶やしに除去するべく、スコップで土を起こしながらこれからも毎日少しずつ頑張るつもりだ。