花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

ゴミの分別方法が変わった

2007年04月04日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
 今まで幾つかの町に住みましたが、ゴミの収集方法が同じ様で違います。
 今の町では、3月まで燃えないごみに分けていたプラスチック類、PTリサイクルマークのついた容器、包装紙、ラップ類、空き缶、空き瓶は、4月から資源ゴミとして収集されることになったので、私も今朝、初めてこれらを分別してゴミステーションに持って行きました。資源ゴミは、今までの発泡スチロールや古紙、牛乳パックなどに加え、さらに種類、量ともに増えた事になります。
 リサイクルされる資源ゴミが増えるのは良いことですが、分別の仕方に慣れるまで少し時間がかかりそうです。(私は今朝、白板に分かりやすく書きました)

 また、これからは、資源ゴミは2週に一回、燃えないゴミも2週に一回しか回収されなくなるので、この町に住む人達は、自宅にゴミ置き場が必要になります。持ち家の人は物置などのスペースがあるけれど、独身のアパート住まいの人達はどうしているのかと気になります。

 また、この町では、燃えるゴミと燃えないゴミは、指定されたビニールのゴミ袋をスーパーから買って来て使う事になっています。10枚100円と袋代の実費ほどなので、今のところ負担感はほとんどありません。でも、今後もっと高くなれば、自治体の責任は何処までかが問題になるでしようね。

 札幌に居たときの事です。隣接する隣町が、ある年から有料になったのです。1袋数十円だと聞きました。見ていると、私の住んでいた集合住宅のゴミ集積場に、回収日の朝になると車で来て、ゴミを置いていく人達がいるのです。隣町の人だと思いました。生活のためとはいえ、何か割り切れなさを感じました。

 外国旅行をすると分かるのですが、日本ぐらい、容器包装に気を使い、ある場合は誇大包装だったりする国はほとんど見かけないですね。(世界中の国を確かめた訳ではありませんが) 外国で物を買っても、まず包装はして貰えないです。頼むと、簡単に袋か何かに入れてくれる事もありますが。

 日本では、何か買い物をすれば、結局、ゴミが増えてしまうし、ある場合は、内容より見かけの方が重視されている様な困った問題も出てきます。また、消費者は容器包装分の費用を結果的には負担させられているのです。
 でも、綺麗に包む文化は、相手を敬う事から来る日本人の昔からの文化でもあります。また、昭和59年のグリコ・森永事件以来、食品の包装は安全性を強めるために却って厳重にされる様になった経緯もあると思います。
 そう考えると、容器や包装を何処までどう合理化するべきか、大きな課題ですね。

 スーパーのレジ袋も、燃やすとダイオキシンが発生するかも知れないという環境問題があって、今年からは廃止する店が多くなって行く様です。
 そういえば私の子ども時代には、食料品の買い出しには買い物籠を持って行きましたし、豆腐屋さんにはボールを持って買いに行った事を思い出します。(米屋さんには家族証明書を持って買いに行っていた事もありました。)
 今のようなプラスチック容器や発泡スチロールのトレイ、ビニールなどの包装は、人件費を省力化するスーパーマーケットの誕生と共に生まれ、様々な加工食品や冷凍食品、レトルト食品という食品の加工販売と共に発達して来た様に思います。

 さらに今では、遠い外国で加工、包装されて輸入される食品も多い訳だから、ますます、容器や包装の仕方が重要になりますね。それだけにゴミのリサイクルを進める必要性は、確かに増しているのです。
 今日はゴミの事を少し考えて見ました。