昨夜中降り続いた雨が上がり、陽が射してきた10時頃、札幌から農園の友人が来宅した。
2時間ほどお喋りしてから、私が種から育てた宿根草のデルフィニュームとチューリップ○○の株を掘り上げて、一緒に農園に行った。
彼女の家の庭に宿根草を植えてから、今年最後の家の周りにある庭木の整理をする事にした。
彼女は今回、背の高い脚立に軽々と登って、上手にムクゲや山桜桃の剪定をした。すっかり手慣れた感じだった。
私も陽当たりが悪くて枯れた松の下枝や伸びすぎたレンギョウの枝を切った。枝が入り組んで枯れていた松の木の内側には小鳥の巣もあった。
次々と二人で相談しながら作業をするに連れ、随分庭の雰囲気が明るく、風通しの良い状態になっていった。
3時間近く夢中でしていたが、喉の渇きを覚えたので仕事を切り上げることにし、家に上げて貰ってお茶を頂いた。
身体を動かしてから飲むお茶は美味しく、今年最後の作業も無事に終えて、二人とも大満足だった。
こういう仕事は、美意識を養えるし、作業結果もはっきりと分かるから楽しいのだと思う。また何よりも、気心の知れた同士で相談しながらやれる事も本当に楽しいのだ。同時に、切らせて貰える伸びた庭木にも感謝した。
いつものように時が経つのも忘れてお喋りをしてから帰宅したら、既に陽が沈んでいた。
最近読んだ本に、庭仕事は頭と手を動かすので老化防止に効果的だし、自然の中で身体を動かすので健康管理に良いと書いてあったが、本当に今日も充実した一日だった。