9日前に伯母の庭から掘ってきたツツジはどれも端枝だったが、伯母が「道路淵に4年前に植えたツツジなら掘りやすい筈だから、取りにおいで」と言うので、今日行って来た。(初めからそのツツジを掘るように言ってくれたら良かったものを、伯母はそこにもあったことを忘れていたのだそうだ。)
確かに20年のツツジよりは根が小さいが、それでも結構太い根が数本張りだしていた。一度も剪定した事がないツツジなので、先ず余計なひこ生えや小枝を切って樹形を小型にしてから、張りだしている根も鋸で切って、汗だくになりながらやっと堀上に成功した。レンゲツツジ4株の土の付いた根の部分を段ボールに入れてから車の後ろに積んだ。
伯母が「小型の丸いドウダンツツジも掘ったら。」と言うので、スコップを周りに射して見たけれど、幹の太さが7~8cmもあり、根が張っていてびくともしない。それでも伯母と一緒に根の周りの土を避け、太くて長い根を数本鋸で切ったら、やっと掘れた。伯母に教えて貰って麻袋と縄で根巻きをしてから車に積んだ。
それから伯母が植えた大根も持って行くように言われたので、10本程抜いた。直径が10cmもあるような立派な大根なので凄く重い。伯母は植えては見たものの、漬け物にする事もできず、持てあましていたのだ。私は土の中に埋めようと思う。
伯母は伯父の仏壇に供える菊を切った。伯母をホームに送り、私は急いで帰宅した。
日没前に我が家の庭に葉が紅葉しているツツジ類を植え付けた。丸く剪定してある真っ赤になったドウダンツツジは玄関横に植えた。庭全体が賑やかになった。
植え終わってから来年春に一斉に花が咲くのを想像したら、疲れは吹き飛び、往復2時間の運転と今日の労働の満足感に浸ることができた。