昨日昼から車を運転して「定山渓温泉」の「老舗Sホテル」に向った。
今回は9月の「胆振東部地震」で少なくなった観光客を呼び戻そうと、国が始めた1泊1人数千円の「復興割引」を用いての宿泊だった。
それで今まで宿泊料が高くて泊まれなかった「Sホテル」に、初めて予約しておいたのだ。今の私には珠の息抜きでも、入院している伯母を思うとせいぜい1泊程度が限界だ。
定山渓は、札幌市の南西部にあって、昔から「札幌の奥座敷」と言われて来た温泉郷だ。
妹とは3時にホテルのフロントで待ち合わせていたが、私が着くと程なくして札幌駅発のバスが着いたようで、フロントで妹と合流できた。
まず、眼下に険しい渓谷を見下ろせる「ラウンジ」でお茶を飲んでから、部屋に案内された。部屋からも渓谷を見下ろせる絶好の眺望だった。
この老舗ホテルの売りは「会席料理」だ。
夕食は落ち着いた雰囲気のレストランで、置いてある「お品書き」に沿ってゆっくりと少しずつ料理が出された。
その1つ1つの料理を、給仕の女性が全て説明してくれる。普段の生活とはかけ離れた食事に、美味しいのだが私は何となく落ち着かなかった。
写真は、次々と供された料理の一部である。
食事中も部屋でも妹とは近況を話したり、寝る前に温泉につかったりして楽しく過ごせた。
朝起きてカーテンを開けて驚いた。窓外は真っ白い雪景色だったから。
部屋から見る今年初めての深々と降る雪景色は、本当に美しく幽玄ささえ感じられた。
それから朝食会場に向った。やはり「会席料理」だった。
しかし、1つ1つの量が余りに少ないので、私には料理の味が分からず、凄く贅を尽くした料理なのだが、何か物足りない感じがした。
チェックアウトの後、妹のバスの出発時刻まで渓谷の雪景色を見下ろせる「ラウンジ」で、コーヒーなどを飲みながら過した。雪が止んで空が明るくなって来た。
泊まって見てのこの「Sホテル」の長所は、フロント横の「ラウンジ」からの眺望が抜群で、コーヒー、紅茶、蜂蜜、茶菓子数種類が無料で用意されていた事、浴室や居室のアメニテイが良かった事かな。
難点は、先ず部屋のトイレに換気装置が無くて不快だったこと、浴室の大浴場は温度が高過ぎて熱くて入れなかったこと、和室だったが敷き布団1枚では薄くて背中が痛かったことだ。
料理人が細部まで手を凝らし工夫して自分の料理道を表現した「会席料理」は、まさに伝統的な日本料理で珍しかったし、もてなしの心に感じ入った。しかし、味付けが薄すぎたり濃すぎたりして私の口に合わないものもあった。
また、普段の食生活とかけ離れすぎていて、しっかりと食べたと言う気にはなれなかった。
朝食の味は、これと言って特に美味しいと思ったものは少なかった。
妹と別れ、私はまた車で帰宅したが、路面は雪が溶けていたので余り不安なく運転できた。
妹から「誘ってくれて有難う。」というメールが来た。昨年と今回で2回目だが、こんな姉妹の1年に1度の温泉泊まりも良いと思った。
天気予報に依ると、明日からも暫く雪が降るという。いよいよ北国の長く厳しい冬の生活が始る。
今回は9月の「胆振東部地震」で少なくなった観光客を呼び戻そうと、国が始めた1泊1人数千円の「復興割引」を用いての宿泊だった。
それで今まで宿泊料が高くて泊まれなかった「Sホテル」に、初めて予約しておいたのだ。今の私には珠の息抜きでも、入院している伯母を思うとせいぜい1泊程度が限界だ。
定山渓は、札幌市の南西部にあって、昔から「札幌の奥座敷」と言われて来た温泉郷だ。
妹とは3時にホテルのフロントで待ち合わせていたが、私が着くと程なくして札幌駅発のバスが着いたようで、フロントで妹と合流できた。
まず、眼下に険しい渓谷を見下ろせる「ラウンジ」でお茶を飲んでから、部屋に案内された。部屋からも渓谷を見下ろせる絶好の眺望だった。
この老舗ホテルの売りは「会席料理」だ。
夕食は落ち着いた雰囲気のレストランで、置いてある「お品書き」に沿ってゆっくりと少しずつ料理が出された。
その1つ1つの料理を、給仕の女性が全て説明してくれる。普段の生活とはかけ離れた食事に、美味しいのだが私は何となく落ち着かなかった。
写真は、次々と供された料理の一部である。
食事中も部屋でも妹とは近況を話したり、寝る前に温泉につかったりして楽しく過ごせた。
朝起きてカーテンを開けて驚いた。窓外は真っ白い雪景色だったから。
部屋から見る今年初めての深々と降る雪景色は、本当に美しく幽玄ささえ感じられた。
それから朝食会場に向った。やはり「会席料理」だった。
しかし、1つ1つの量が余りに少ないので、私には料理の味が分からず、凄く贅を尽くした料理なのだが、何か物足りない感じがした。
チェックアウトの後、妹のバスの出発時刻まで渓谷の雪景色を見下ろせる「ラウンジ」で、コーヒーなどを飲みながら過した。雪が止んで空が明るくなって来た。
泊まって見てのこの「Sホテル」の長所は、フロント横の「ラウンジ」からの眺望が抜群で、コーヒー、紅茶、蜂蜜、茶菓子数種類が無料で用意されていた事、浴室や居室のアメニテイが良かった事かな。
難点は、先ず部屋のトイレに換気装置が無くて不快だったこと、浴室の大浴場は温度が高過ぎて熱くて入れなかったこと、和室だったが敷き布団1枚では薄くて背中が痛かったことだ。
料理人が細部まで手を凝らし工夫して自分の料理道を表現した「会席料理」は、まさに伝統的な日本料理で珍しかったし、もてなしの心に感じ入った。しかし、味付けが薄すぎたり濃すぎたりして私の口に合わないものもあった。
また、普段の食生活とかけ離れすぎていて、しっかりと食べたと言う気にはなれなかった。
朝食の味は、これと言って特に美味しいと思ったものは少なかった。
妹と別れ、私はまた車で帰宅したが、路面は雪が溶けていたので余り不安なく運転できた。
妹から「誘ってくれて有難う。」というメールが来た。昨年と今回で2回目だが、こんな姉妹の1年に1度の温泉泊まりも良いと思った。
天気予報に依ると、明日からも暫く雪が降るという。いよいよ北国の長く厳しい冬の生活が始る。