花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

屋根と外壁の塗装が始った

2018年09月03日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

我が家は、新築以来、早13年目なので、屋根、外壁の塗装をしなければならない。昨年から工事を依頼していた塗装業者が、いよいよ先週から仕事を開始した。
最初1日かけて、大きさも高さもある家の周りに足場を組んだ。流石に手早い仕事ぶりだ。
翌日からは、窓などのペンキを塗らない場所の養生作業。幅広いビニールをテープで止めて行く。そしてさび止め塗装。
そこまでした所で2日間雨が降り休業した。

休憩時間にお茶を出しているが、聞くと作業員は「日給月給」で、雨などで仕事ができない日も多いが、働いた日だけしか賃金がもらえないと言うのだ。
おまけに北海道は、冬場は半年間塗装の仕事は無い。50日出る「失業保険」とアルバイトで凌いでいるらしい。
これでは子供を育てることもできず、結婚はできない訳だ。
こんな内情を話してくれた中年の作業員を励ますつもりで、「将来は親方になれるといいね。」と言ったら、「今の建築は、外壁に塗装のいらない建材を張るだけだから、その内、塗装業はいらなくなると思うよ。」と返された。
建築工法がどんどん簡略化の方向に向って行っている今、彼らにとって将来は厳しいことを教えられた。
また、小泉内閣以来進められて来た経営者には好都合の「不定期不安定低賃金雇用」が、私の傍にもあったのだ。
私にできる事は、彼らに気持ち良く仕事をしてもらうことしかないので、毎日、麦茶やコーヒーと駄菓子を用意している。

ところで、数年前からテレビのBS画面が雨や風、雪降りの時に凄く乱れて視聴できなくなっていた。
塗装の足場があるので、建築屋に見て欲しいと頼んだ。パラボラアンテナも付いているアンテナが、まるでヤジロベイの様に高い屋根の軒に止められていただけで、グラグラしていたのだ。
「建築後10年の保証期間は過ぎているが、アンテナの立て方が不備なので何とかして欲しい。」と交渉したら、無料で直して貰えることになった。毎日BSの韓ドラを見るので、本当に良かった。

それにしても10年が過ぎると、色々とメンテナンスに多額のお金が掛かり始めた
自分が図面を引いて建ててもらった「戸建て」だから、環境も良く好きな暮らしができて住みやすいが、経済的には毎月家賃を払う「賃貸住宅」と変らないかも知れない。いや建築費を考えるとそれ以上だと思っている。

                            

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