花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

3月の庭仕事(2)シクラメンが満開

2025年03月23日 | ガーデニング・家庭菜園

   

窓辺で今が盛りと咲き誇っている「シクラメン」だが、2鉢とも昨年の10月30日にホームセンターで、花が終わり、枯れそうな状態の鉢を半額買って来たものだ。

冬中、暖かい居間の窓辺に置き、2日に1度、受け皿に水をやり、たまに薄めた液肥も与えて来た。

半月ほど前から終わった花が落ち始めた。いつもなら株を疲れさせないために花の最盛期が過ぎてしおれだしたら種になる部分から摘んでいたのだが、見応えがある花なので、種を取ってみようと思いつき、そのままにしてある。

初めてなので上手く行くかどうか分からないが、できた種を蒔いて育ててみたいと考えている。

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生命保険会社からあったコンタクトの謎

2025年03月20日 | 暮らしと経済・経済生活

昭和62年(1987年)、今から38年前に私が受取人になった家族の生命保険を契約をしていた。

当時は高度経済成長が始まった頃で金利も高く、なけなしのお金をかき集めて蓄財としても有利だった「一時払いで契約」した生命保険の「死亡時の受取金は、掛け金の4倍近くにもなり」当時としては高額な保険の契約だった。

25年以上何も連絡が無かったが、日本経済が低成長になりだして金利が下がって来た頃、「保険金の内、今なら○○円を貸し出すことができますが、是非いかがですか。」という案内が来るようになった。

私は、「契約した保険金を減額したいのだな。」と受け取り、「低金利の今、私の方が先に死ぬとしても、家族の死亡時まで置いておく方が絶対に有利だ。」と判断して放置して来た。

過日、また、連絡が来た。内容は「保険契約の確認」自分で選ぶ「プレゼントの案内」だった。

どれも安価なプレゼントだが、折角なので選んで受け取る葉書を出したら、先日送られて来た。それが下の写真だ。

       

考えてみた。これは受取人の安否確認のための一方策なのだろうと思った。

昨年後半からようやく金利が上がりだしたので、今、生命保険会社は、高金利時代に契約した保険の損害が少なくなるので、ほっと一息入れているに違いない。

定期貯金の金利も上がって来たので、私たちも今までして来たなけなしの低金利貯金を、高金利の物に預け直す事を実行するべき時だろう。

     

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「インド綿」の生地を色止めする

2025年03月18日 | 医療・健康・食生活・衣生活

5年前の「北インド・ラジャスタン地方の城巡り」旅行で、旅行社に「インド綿」の店に案内されて買い求めた薄地の「綿ローン」の生地があった。

今回、それを縫製しなければ、そのままになりかねないと思い、引き続きブラウスでも縫おうと思い立った。

まず水に浸けて、縮む生地なら縮ませてから縫うため「地のし」しようと洗面器に水を入れて浸した。すると、真っ黒い色が出て来たので驚いた。日本で買う生地でこんなに色が抜け出ることはまず無いから、どうしようかと狼狽えた。

 

ネットで「色止め方法」を調べたところ、「塩」や「酢」を使うとあった。

それで「塩」を溶かした水に浸けてみた。一晩置いて見たが、色の出は止まらない。

次に「酢」を溶かした水に浸けて2日ほど置いた。それでもまだまだ色が出る。このままだと柄(がら)が分からなくなるのではと心配した。

      

水洗い後、再度「酢」を溶かして一晩浸け置いた。ようやく水の色が透明になって来た。

          

翌日、何度もすすいでから洗濯機で脱水し、干した。ここまでするのに5日かかり、取り替えた水は30回程にもなった。

意外にも柄(がら)はそれほど抜けてはいないが、部分的に少し色むらができた。

  

              

改めて寸法を測ると、110cm幅で4.8mもあった。多分「サリー」を作る生地なのだろう。ブラウスなら2枚は作れる長さだ。

初めての「色止め」体験だった。今後、海外からは、生地や洋服類を買うことは無いだろう。

明日からでも生地を裁断して、縫製したいと思う。

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最近の朝食は「手作りジャム」でトースト

2025年03月18日 | 医療・健康・食生活・衣生活

花友さんは「ジャム作り」が趣味の方で、自宅の庭で育てているカシスなどの「ベリー」や農園から摘んできた「ブルーベリー」で、毎年美味しいジャムを作る。そのジャムができたら、親戚に送っているらしい。そしていつも私も戴く。

私は以前、ヨーグルトに添えて食べていたが、最近、ヨーグルトが腸に合わなくなって来たので、そのジャムを冷蔵庫で保管していた。

この「手作りジャム」は、木の実、砂糖とレモン汁だけで作られているが、市販品は原料価格を安く上げるために、大抵、ブドウ糖液、ゲル化剤やリンゴ、防腐剤などが添加されていて濃度が薄い。

先日、いつもの「チーズトースト」を焼く時、まずパンにジャムを薄く塗ってからチーズを乗せて焼くと、ジャムが流れず、味も混じりけの無い濃度が濃い本物のジャムの味がして、凄く美味しいことが分かった。それ以来、チーズトーストにはジャムを塗って焼くようになった。

今年もやがて来る「ブルーベリー」の季節が楽しみだ。

(我が家でも「ブルーベリー」は育てているが、私は実がなると庭に出るたびにつまんで食べてしまっている)

    ※ 焼く前のパン

     

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今朝また除雪

2025年03月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

昨夜、【今夜は大雪になる】という天気予報だった。

今朝は全道的にかなりの降雪が続いていて、札幌発JRも100本以上が運休しているという。

私が起きてみると、昨日までにほとんど溶けて無くなっていた道路の雪だったが、また地面が真っ白く覆われていて、まだ降り続きそうだった。

6時半にドアを開けて、足跡一つついていない玄関前を写した。どうやら当地では十数センチは降ったようだ。

 

仕方が無いので気温-1℃の中、除雪を始める。気温が高いので、雪は水分が多く、かなり締まって重い雪だ。

いつもの様にママさんダンプで作業開始。

やはり広い車庫前の除雪が一番大変だった。約30分で手抜き除雪完了。

これが最後の除雪になって欲しいのだが、そうは行かないかも。

       

これで車も出せる。今日は、古いパソコン2台を市役所に持ち込んで、廃棄するつもりだ。

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本当に久々に自分の「シャツブラウス」を作る

2025年03月11日 | ガーデニング・家庭菜園

先日、立て続けに知人のKさんから預かった着物を解いて、ブラウスや膝掛けを仕立てたので弾みがつき、長い間ほったらかしにしてあった生地が入っている段ボールを引っ越し以来初めて、納戸から出して開けてみた。

買ってから18~25年近くしまってあった洋服生地がいくつか出てきた。最後に買ったのは、がん治療で札幌の国立病院に通院していた帰り道だったかも知れない。何年生きられるだろうと不安に思いながらも、一抹の希望もあったのだろうか。

年数が経てば生地も劣化する筈だが、見た目では分からない。

せっかく性能が良いミシンもあるし、糸やボタンも捨てるほどある。私が死ねば全部「ゴミ」だ。

果たしてまだ何とか着られる物を作ることができるだろうかと思ったが、この際、勢いでやってみることにした。

この生地は、札幌の「カナリヤ」で半額で2800円で買ったものだという値札がついていた。110cm幅で丈が2mある厚地のしっかりしたポリエステル地だ。柄はその当時、多分気に入って買ったのだろうが、今となっては年齢的に派手かも知れない。

「製図用紙(ハトロン紙)」と製図を布地にコピーする時に必要な「チャコペーパー」が無いので、出費となったが思い切って買った。

それから、図書館に行き、「シニアの洋服作り」という本を借りてきて、気に入ったブラウスの製図をハトロン紙に複写した。17年程、洋服を縫っていなかったし、この生地がつるつると滑りやすいので、印付けに苦労した。

しかし、本に添付されている製図は、あくまでも一般的な体型の女性に合うように作られた製図なので、縫製の途中で仮縫いをして試着し、自分の体型に合わせて着丈や袖丈、袖幅、胸幅、肩幅など、製図を修正しながら生地に印を付け直し、仕立てて行った。

細かな手仕事は、肩が凝るし疲れるので、一日3時間程度と決めて作業した。

また「ボタンホール作り」や「襟の縫い付け方」など、色々と忘れていたこともあり、その都度、年を取った自分を情けなく思いながらも頑張った。

昨日ようやく完成した。「シニア向け」の製図なので、体型をカバーする形の物ができた。春になったらブラウスとして着てもいいし、Tシャツの上に羽織っても良いと思う。

大き目の柄には気が引けるが、苦労して仕立てた物だし、今が一番若く、その上、世界で一点しか無いものなので、今年は有効に活用したい。

また、せっかく自分に合った製図ができたので、これを利用して、まだある生地でもう1~2枚作ろうかと思っている。

                   

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3月の庭仕事(1)「トマト」の種まき

2025年03月10日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日から最高気温がプラスになり、一気に雪解けが進んできた。

いよいよ庭仕事を始める。手始めに「トマト」の種まきだ。

昨夏、農協から買って置いた種4種類の種を水で濡らした種まき培土を入れたセルトレイ5個ずつに蒔いた。また今年も近所の方に差し上げる分も含めてだ。

午前中暖房を入れている居間の室温は、せいぜい20度少しだ。どの「トマト」の種袋にも「発芽温度は25~30度」と書かれているので、発芽し出すかどうか様子を見たい。

写真左端の「鈴なりミニトマト」は、まだ時期的に早いので、来月初めに蒔きたいと思っている。

 

        

野菜類の高騰が続いているので、今夏も私自身の健康のために色々な低農薬野菜をたっぷりと収穫したい。そして、できれば今年も、友人や近所の人たちにお裾分けできたら嬉しい。

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今朝は除雪1時間

2025年03月08日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

昨夜の天気予報で、この地域は「今夜大雪」とあったので、ひょっとしたら朝から除雪が必要かもしれないと思って寝た。

起きてみると、新聞配達員の足跡が雪にかなり埋まってついていた。6時半、気温は-8度。覚悟して水を飲み、身支度を調え、「ママさんダンプ」で除雪開始。

25cm程の降雪だ。いつもの通り、除雪車は道路の雪を削って両方の歩道側に置いていくのだが、今朝のその雪の量が凄かった。しかし、車を出すためには車庫前の除雪がまず必要で、敷地内は最後だ。

息が切れ、汗をかきながら1時間強。疲れ果てて、敷地内は歩く幅だけの「手抜き除雪」をした。

遅れて近所の人が外に出て来てやり出したが、除雪機の力は凄い。でもまあ、3~4日振りの除雪は体を使うことになるから、健康には良いと考えて頑張るが、80歳代の身にはやはりきつい。

これが今冬最後の除雪になると良いのだが……。

これから朝食だ。

 ※除雪後、玄関から庭を写す。

 

       ※歩道側から玄関までは、労力節約の「手抜き除雪」をする。

      

             ※近所の人は、除雪機でらくらく雪を吹き飛ばす。

               

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初春の綿雪の中、確定申告に出かける

2025年03月06日 | 暮らしと経済・経済生活

今朝見ると昨夜から降り続いているらしい雪がふわふわした綿雪なので、降雪量も15cm程。除雪をしてからそんな雪が降る中、近くの公民館で行われる「確定申告」の予約時刻に合わせて出かけた。

 

        

私は「年金」受給者なので、年間支払っている「所得税」は知れた金額だが、昨年は「白内障手術」を受けたので、医療保険が適用にならない「多焦点レンズ」代80万円の「医療費」を申告した。すると結果的に支払った「所得税」が「全額還付」されるという。定年退職後、自分で確定申告をし出してから20年にもなるが、こんなことは初めてだ。

今までは「医療費」の申告に必要な明細書を作るのが大変で、その割には還付額が微々たる金額だったので、申告に出かけるのを馬鹿々々しく思っていたが、今年は違った。「定額減税3万円」分も引かれていた。

さらに来年度分の「住民税」の算定にもこの「医療費」は参考にされるというので、少し期待できそうだ。

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預かったウールの着物からKさんの膝掛けを作った

2025年02月28日 | ガーデニング・家庭菜園

Kさんから預かった「ウールの着物」を解いて洗濯してみたら、もともとは洋服地だったのを着物生地の幅に切って仕立ててあった。そのため切り口の糸が直ぐにほどけて来て、曲線が多い洋服を作るのにはふさわしくなかった。また、Kさんが若い時に着ていた色なので、今身につける物には合わない。

そこでいろいろ考えた末に、直線縫いばかりでできる「膝掛け」を作ってあげることにした。

「ウール」なので2枚合わせにすると、軽くて暖かい「膝かけ」ができ、90歳のKさんには重宝する物になるのではと思った。

話を聞くと、これは若い頃に母親が縫ってくれた着物で、自分は気に入って着ていたと言う。そんな思い出が深い着物なら、形を変えてでも手元に置けば、見るたびに母親やそれを着て仕事をしていた若い頃を思い出すのに違いないとも思った。

どの部分も着物の幅で、襟用、おくみ用はさらに布幅が狭いので、継ぎ足し継ぎ足ししながら、数時間かけて縫い、アイロンを掛けて81cm×110cmの2枚合わせの「膝掛け」が完成した。

最後に手元にあった「アイロンプリント用のバラ」を角にアイロンで貼り付けた。

これから届けに行くが、喜んで貰えたら嬉しい限りだ。

         


Kさんに手渡したら思いがけない物に変わったのを見て驚いていた。「バラのアイロンプリント」も喜んでくれた。

私からは「このままなら着られないと思って捨てようとする服も、生地を生かす方法を考えて形を変えたら、また手元で使える様になるね。」「この膝掛けは大きくて軽いから、羽毛布団の上に掛けたら暖かく眠られるよ。」と伝えた。

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我が家のベランダは猫の通り道

2025年02月20日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

このところ最高気温が氷点下の「真冬日」が続いている。

先月気づいたのだが、朝夕、雪の上を歩いて来て庭を横切る近所の猫が、一旦、室外機の向こうからベランダに飛び乗り、ベランだを横切って、また下の雪の上に降りて通るのだ。

猫は少しでも冷たい雪を避けてか、または歩きやすいためか、暖かいコンクリートのベランダを通りたいのかもしれないが、毎日続くと猫が嫌いな私はどうしたらベランダに上がらないようにさせるかを考えた。

春先から雪が降る前までは、太陽光で作動して動物が嫌う「超音波」を出す装置を土に立てて、野菜のそばに排泄されないようにして効果があった。しかし、今はどうすべきか。

猫は柑橘類の匂いが嫌いらしい。そこで一日一個食べる伊予柑の皮を撒くことにした。出口の戸を開けて撒くので、皮が跳ねて思うような場所に負けないが。

撒きだして3~4日、猫の姿を見なかったが、今朝は通って行った。面白いことに、嫌われているのを知っているらしく、急いで通り抜けるのだ。

まだ、皮が少ないのかもしれないので、また伊予柑を買って来たい。

          

  ※ このベランダの下は空洞になっているので、庭仕事用具や除雪用具の物入れにしている。

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預かった木綿のスカートを夏の7分袖シャツにリフォームする

2025年02月16日 | 医療・健康・食生活・衣生活

Kさんから預かった服の一つに茶色い木綿の「ギャザースカート」があった。

解いて洗濯をしてみたら、生地の一部分が何故か脱色していて使えなかった。また、片方の端に幅20cm位のボーダー状の模様があったが、その図柄は合繊繊維を熱プリントした柄らしく、そこだけ上手くアイロンが滑らないので、その部分もリフォームには使わないことにした。

結局、限られた面積の生地で、何とか夏用の「7分袖の前開きシャツ」を裁断することにした。

先日作った半袖シャツの型紙に、今回はKさんの背中の丸みをカバーするため、両肩にダーツを入れる補正をした。前屈みの姿勢なので、前見頃の丈を後ろ身頃より3cmほど長くした。さらに夏でも肘の当たりが冷えるというKさんのために前の半袖を7分袖に補正し、また、かぶるよりも気易いようにと前明き型にすることにした。

市内の文房具店数店に製図用のハトロン紙があるか問い合わせたが無いというので、新聞に入る折り込み広告の中から薄めの紙を利用して切り貼りし補正した。今では自分で製図を書き、服を手作りする人などいないのかもしれない。

布の印付けに必要な「チャコペーパー」も無いので、チャコと切りびつけだけで布に型紙を写した。これに時間がかかった。

縫製は2枚目なので、順調に進んだ。最後に前見頃のボタンホールをミシンで縫って作り、リッパーで穴を開けた。リッパーも使い古した物なので、切れ味が悪い。ボタンは私の古い服から外して取ってあるボタンの中から、色合いに合いそうなベージュ色の幅1.8mmのボタンを探し出した。

結局始めてから仕上がるまで10時間かかったが、暑い夏に気軽に羽織れ、汗を吸収し、洗濯にも耐える綿100%のシャツが完成した。

明日にでも届けに行くつもりだが、来月90歳になるKさんが喜んでくれると良いのだが。

     

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リフォームで仕立てたブラウスを届けた

2025年02月13日 | 医療・健康・食生活・衣生活

昨日、Kさんにできたブラウスを届けに行った。着て貰ったら「サイズが丁度良く、気やすい。」と言われた。

背中が前に曲がってしまっているため、前丈を後ろ丈より短く仕立てたが、着たら前後の丈が丁度同じになっていた。内心、素人の私の製図の仕方もまんざら悪くないなと思った。

母子家庭で貧しかった子供時代の私は、安い生地なら母親が買ってくれたので、小学校5年生の頃から家にあった婦人雑誌の付録を見ながら独学で洋服の製図を書き、自分や妹の服を縫っていた。中学校の家庭科でスカートの縫製を、高校の家庭科では制服の白ブラウスの縫製を習った。結婚した頃には店に「既製服」なる物が売られるようになっていたが、高価だったので、趣味と実益で時々は子供の服や小物も作って来たのだった。

改めて彼女の生年月日を聞いたら、「来月90歳になります。」と言う。私は86歳位かなと思っていたので、余りの若々しさに驚いた。それで改めて、今回作ったブラウスと買い物袋を誕生日のお祝いにすることにした。

彼女からは他にまだ預かっている着物があるので、暇を見ながら解いて洗濯し、また、何かにリフォームしてあげたいと思っている。

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ダイニングの「シーリングライト」を取り替える

2025年02月11日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

17年前に新築した時から取り付けられていた「シーリングライト」(天井貼り付け型電灯)が、去年の夏頃から暗く感じるようになって来ていた。

年末に食卓の上に上ってカバーを外してみたら、2重になっている蛍光管の1本が割れていた。暗いはずだ。

この際、LED電球に変えようとスーパーの電気売り場に行き、8畳間用の「変光シーリングライト」を買って来た。

自分で取り替えられるかどうか試してみた。今までのが大きい「シーリングライト」だったので、外すのが大変だったが、はめ込んで少し回せば固定できる埋め込み型のコンセントだったので、なんとか自力で買って来た物に付け替えられた。

すごく明るくなって食事が美味しくなった。

きっとその内、他の部屋の電灯も次々と駄目になるような予感がするが、その時はこの経験を役立てたいと思っている。

          

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ズボン5本の裾を短く直して届けた。

2025年02月10日 | 医療・健康・食生活・衣生活

私に和服のリフォームを頼んだKさんが、先週、「ズボンの裾が長いので短くして欲しい。」と、5本持って来た。

私自身も身長は小柄なタイプなので、若い時から既製品のズボンを買ったら、大抵自分で丈を詰め直して履いてきたから、丈詰めはお手の物だ。

翌日直しに取りかかった。中には3~8cmも詰めたズボンもあったので、結局5時間かかった。

よく見たら、1度履いたズボンを洗わずに長い間しまってあったらしく、所々カビが生えたりしていたので、できあがってから洗濯機で洗濯をし、乾いてからアイロンをかけた。

仕上がったのを、早速、届けに行った。「お金をいくら払ったら良いか。」と聞かれたが、「喜んで履いてもらえたら、それで十分だから。」と辞退し、「他にも直したい服があったら、相談して欲しい。」と言った。

別れ際に「1度でも着た服は、目に見えなくても汗などの有機物が付いたままでしまうとカビが生えるから、必ず洗濯してからしまってね。」と話した。

まあ、80歳代の高齢になっても、自分の力でささやかながら他人の役に立つのなら、有り難いことだと思っている。

 ※ 仕上がったズボンを洗濯して干している所。

                    

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