何かの研修で「企業とは環境適応業」と教わったことがある。
時代と共に社会のニーズが変化し、成長産業が斜陽産業となる例は
枚挙にいとまがない。
環境変化に適応できない企業は生き残ることは出来ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/9f/65d04773f7d9b00984e036e39f5f7d85.jpg)
一方、人間が生きるために欠かすことの出来ない食糧を生産する農業は
「命の産業」とも称され、企業ほどは環境変化に敏感である必要はないの
かもしれない。
しかし、周囲を見渡すと、既に「茹でカエル状態」となりつつあるにも
関わらず、熱湯から脱出しようとしない農家が多いことに愕然とせざるを
得ない。
※茹でカエル
「カエルを熱湯の中に入れるとすぐに飛び跳ねて逃げ出すが、水から徐々に
温度を上げていくと水温の上昇を気づかず茹でられ死んでしまう」という
寓話