霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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伝来の種

2014-01-07 21:42:45 | 穀物
凶作と言ってもいいような大不作となった昨年の大豆だが、我が家伝来のアオバタ豆の
「種」は絶やす訳には行かないと思っていた。
僅かしか収穫できなかったこともあり電動式ではなく「足踏み脱穀機」を利用し豆を傷め
ないよう配慮して脱穀した。



とは言いつつ、一緒にハウスで越年した残りの2種類のアオバタ豆も僅かな量だったので
そのまま足踏み脱穀機を使って済ませてしまった。



写真は脱穀後に大きなゴミを取り除いた伝来のアオバタ豆。
これから唐箕にかけると黄緑の綺麗な大豆が誕生する。
その後、種として利用できる良質の豆を選別することになるので量は更に少なくなる。

毎年蒔いている種の量には程遠い状態だが止むを得ない。
伝来の「種」を絶やすことが無かっただけでも「ヨシ」としなければならない。
コメント
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