霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

未知との遭遇 民事訴訟体験記 その九 証人尋問

2016-11-27 20:39:55 | 社会
当方三人、相手方一人に対する証人尋問と当事者尋問は一日がかりとなった。
最初の証人は、譲渡の経緯を熟知している人物(相手側の強い要望で出廷したので「相手方の証人」ともいえる)
が原告側の「譲渡不知」等の虚偽主張を明確に否定した。
また、譲渡の合意に立ち会った二人が相手方弁護士の執拗な尋問に対し「合意時の状況」を的確に証言した。

三人の証言で原告側の虚偽主張が明らかとなり訴訟の勝敗はそれで決したはずだった。

一方、原告側からは虚偽主張の主役である「背後で暗躍している人物」(事実上の原告)が証言台に立った。
宣誓した証人が事実に反することを証言すれば「偽証罪が成立する」ことから偽証はしないものと思って
いたら、真っ赤な嘘を「立て板に水」で話すのに驚き私の頭はパニック状態となり、予定していた尋問の
半分も訊くことが出来なかった。


(厳美渓流)

或る程度事実を誇張して証言することは予想していたが、捏造した事実を恰も事実のように雄弁に話すのに
度肝を抜かれてしまった。
「やはり弁護士を立てるべきだった」と後悔したのはその時だった。

直後の休憩時間に傍聴席に居た私の支援者六人が口々に「ウソばっかり」と話す声が書記官の耳にも届いた
はずだが「負け犬の遠吠え」となったのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする