畑の殆どは転作田なので明渠等で排水対策を施している。
それにも関わらず、排水が上手く行かない畑が何カ所か出現していた。
ここ数年の「雨の多い天気」が影響しているものと思っていたが、実は、明渠が潰れたり埋まったり
して排水機能を果たしていないことが原因だった。
湿地状態の畑に小麦を蒔いても発芽しないことから、急きょバックホーで掘り直しているが、高森の
二枚の畑は来春まで乾く見込みがなさそうだ。
豆の連作回避のため小麦を播種する予定だったが諦めるざるを得なかった。
バックホー作業をしていたら田んぼ一枚隔てた畦道を悠然と狐が歩いていた。
「おーい、どうした」と親しげに声を掛けたら、振り向いたが逃げる様子は無く、田圃の隅で鼠探し
を始めた。
しかし、収穫がないまま10分ほどで姿を消した。
狐の動きをジックリと眺めたのは初めてだが、猫との「狩りの方法の違い」が興味深かった。