研修所の同窓会誌に「私の近況」を投稿する順番が回って来たが、「未だ誰からも原稿が届いていないので
至急投稿をお願いしたい」と桜井さんから同期の仲間にメールが送られて来ていた。
今朝、メールを見て「永年幹事長のリクエストとあらば」と、直ぐに原稿をしたため投稿を済ませた。

「私の近況」
退職が近づいた50代半ば過ぎ、17回にも及ぶ転居生活に付き合ってくれた愛妻から「実家に戻って農業を
やりたい」と宣言された。
今度は自分が付き合う番と、早期退職で「未経験の農業」への転身を決意した。
農業でも会社時代に培った「仕事の見直し」や「営業経験」が大きな支えとなり、今では11haの田畑を耕し、
販売先は産直に特化し、老夫婦二人三脚で、現役バリバリの生活を送っている。
農業には「食べることに困らない」という安心感があるが、それ以上に、上司の指示に左右されない「自由が
ある」ことが大きな魅力。
こんな自由があるのなら「もっと早めに転身すべきだった」のかもしれない。