「ビジョンは退屈ではいけない。船を建造する時には人々に個々の作業を割り当てるのではなく、
大海原を目指すという目標をみんなで共有するのです」
これはカルロス・ゴーン日産会長の言葉と、昨日の毎日新聞「余録」で紹介していた。
単なるコストカッターでないが故に米、仏、日で輝かしい実績を上げた経営者たり得たものと
興味深く読んだ。


それでも今回の事件は、「権力は必ず腐敗する」との歴史の教訓が人類普遍のものであることを
改めて証明してくれた。
独裁は腐敗を促進するカンフル剤でしかない。
習近平、プーチン然りで、残念ながら安倍一強の日本もその例外ではない。