二毛作の功罪は半ばしていて迷うことが多く、「止めるの止めないの」と方針もコロコロ変わり、
我ながら呆れてしまう。
写真は、中耕除草のタイミングを逸し、雑草が繁茂してしまった二毛作の大豆畑の畝間を、法面
草刈機で刈り取っているところ。
他の仕事との関係で優先順位が下位になったため、一部の畝では大豆と雑草が絡まっていて、
一網打尽にせざるを得ないところもあった。
雨が続いているので、あと数日遅れていたら草刈りさえも「不能」となっていたかもしれない。

そんな畝間を往復しながら、二毛作に「新たな功」があることに気が付いた。
「遅れて来た百姓」にとって、年に一度の失敗では、ノウハウの蓄積のみで「天寿を全う」しそ
うな勢いになっている。
「年に二度失敗出来る」二毛作は、残された時間の少ない百姓には「欠かしてはならない貴重な
栽培方法」と言えそうだ。