霜後桃源記  

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安倍政権の功罪 その三 菅官房長官の立候補挨拶

2020-09-02 21:06:24 | 社会

菅さんは官房長官として不眠不休で安倍政権を支えて来た実績と手腕が「神様に評価」され、首相の座に
就くことになったものと受け止めている。

叩き上げでも努力し実績を積み重ねれば「必ず報われる」ことを訓えてくれる好事例で、その意味で菅さんは
非エリートの「希望の星」でもある。
しかし、「どのような国にするのか」という明確なビジョンやポリシーが見えず、単に「実権を握るための
権力闘争」に終始して来たようにも見える。

「彼(菅さん)には国家観が無い」が安倍総理や麻生副総理の評価らしいが、「お坊ちゃま」の二人の国家観が
どんなものかは知る由も無いが、そこには「国民主権」や「民主主義」とは相容れないものがあることは想像
に難くない。


(昨日と今日で、四枚の「秘伝畑」の畝間除草を終えることが出来た)

また、国民が、安倍総理の「不誠実極まる」国会答弁や記者会見に辟易としていたことは、辞意表明直後の
支持率急上昇に現れている。

そんな「安倍総理の功罪」を全部引き継ぐ形となる菅さんだが、名実ともに最高権力者となることから「独自色」
を鮮明にし、その権力を各派閥の領袖のためではなく「真に国民のために行使」することを願って止まない。

今夕の立候補挨拶で「私は派閥の連合に押されて今、ここにいるわけではありません」の言葉に期待したい。

蛇足ながら、私は自民党支持者になった訳ではなく、一国の総理大臣を決める選挙が、一部の派閥のボスの思惑で
決まる極めて非民主的な「権力争い」を、野次馬根性で眺めているに過ぎない。

今回の「自民党の総裁選び」が、これからの日本の行く末を大きく左右するにもかかわらず・・・。

コメント
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