一昨日に栗駒山の中腹に位置する真湯温泉に向かった際、例によって、温泉に浸かる前に
「巨木の森」を散策しようと思った。
ところが巨木は既に葉を落としていて、逆に周辺の木々が紅葉の最盛期だった。
毎年のように眺めているにも関わらず、まるで初めて紅葉を観るかのような新鮮な感動を
伴ったのは「枯れ葉期を迎えた自分自身の心境の変化」のためかと思われた。
写真は同じ場所で角度を変えて撮った訳ではない。
栗駒山に向かう道が冬期間閉鎖となるゲイトの手前一帯に広く色づいた林が連なっていた。
珍しく温泉は客が多かったが、紅葉見物を愉しむ人の姿は殆ど無かった。
それでも、帰り道で岐阜ナンバーの車から降りて写真を撮っている人を見かけた。