自ら招いた失敗でコンバインでの刈り取りが不能となったが、コンバインと自走式脱穀機では
効率性に雲泥の差がある。
何とかコンバインでの刈り取りが出来ないかと、大げさに言えば夜も寝ないで考えた。
そして、大豆が「土まみれ」になるのは、コンバインから軽トラに移す際の長い煙突状の管を
通る際に、管の周囲に張り付いてしまった土で汚れてしまうので、管を通さずにグレンタンク
から直接取り出す方法を思いついた。
管を通さず直接取り出すのに若干の時間を要するが、それは刈り取り稼働に較べれば僅かな時間
ロスでしかない。
結果的に、自走式脱穀機なら二人で一日掛かりとなるところを、一人二時間で終えることが出来た。